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火事との戦い
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投稿日:2012/03/05 |
スモールさんは、まるで桃太郎が鬼退治に行くかのように、相棒の消防自動車で、火事を消しに行きます。
火事の出動ベルの回数で、どこで火事が起きているのかわかるのです。
ポールから降りてくるスモールさんはかっこいいです。
現場に着いて、仲間の消防士(もしかしたら部下でしょうか)にてきぱきと指示をします。
子どもとネコが取り残されています。
はじごをかけて救出するスモールさん。
休む間もなく、屋根に上り、そこから火事を消します。
簡潔な描写で、緊迫感が伝わってきます。
スモールさんたちは、日頃から訓練をしているんだろうなと想像ができます。
昔話を読んだ後のようなすっきりした気持ちになりました。
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助け合う家族
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投稿日:2012/03/05 |
なにか事件があるわけではないし、特別な登場人物が出てくるわけでもない、ありふれた家族の一週間の様子を描いてあります。
お父さん、お母さん、3人の子どもたち。
それぞれが家族の中でちゃんとした役目があります。
家族の中で居場所があるということです。
こんな家庭で育つことが子どもたちの幸せなんだと感じます。
この絵本を読むと、親のほうが気持ちが穏やかになるように思いました。
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末っ子の思い
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投稿日:2012/02/12 |
どこにでもいるような家族の話です。
お姉さんは彼氏中心だし、お兄さんはラグビーに夢中。
お母さんは口うるさい。
末っ子のヨシオくんは、そんな三人に振り回されています。
たとえば、ヨシオくんがテストで80点をとると、それぞれの反応がまったく違って、ヨシオくんは戸惑います。
そんなヨシオくんにお父さんが、元気になる助言をしてくれます。
お父さんはヨシオくんをよく見てくれています。
性格のばらばらな家族を包み込んでくれています。
作者は三人兄弟の末っ子だったそうで、お兄ちゃんお姉ちゃんは勝手で自由だと思っていたそうです。
上の立場から言うと、いえいえと反論したくなりますね。
兄弟もその立場でいろいろと、良い事も損する事もあります。
家族は、社会での人間関係を学ぶ場所だと思います。
子どもの時から、自分以外の立場を学んでいく大切さを感じました。
と言っても、この本は堅苦しさはまったくないので、安心して手にとってもらいたいです。
会話が多いので、本が苦手な子でも、まんがのような感覚で読めると思います。
末っ子もお兄ちゃんお姉ちゃんにもおすすめです。
4年生くらいから一人で読めると思います。
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はたらきもの!
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投稿日:2012/02/07 |
バートンの作品には乗り物が主役のものがたくさんあります。
乗り物を擬人化しているので、まるで自分の意思で動いているように感じることが出来ます。
2年生のおはなし会で使いました。
女の子より男の子のほうがずっと集中して聞いてくれていました。
女の子にはちょっと退屈だったかな(反省)
絵が小さいのが残念です。
細かい絵まで楽しめる絵本なので、自分でも手にとってもらいたいです。
地図が好きな子にも楽しんでもらいます。
けいてぃーが、除雪して行った町全体の絵があります。
道路管理部から指で追って行くと、みんなも真剣に見つめてくれました。
その距離を自分で感じて「すごい!がんばったね!」と言ってくれた子もいました。
「人が運転してるんだよね?」と尋ねる子もしました。
高知では除雪車を見ることが出来ません。子どもたちは積もった雪に憧れています。
でも大変なこともあるんだと感じてくれたようでした。
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中高生におすすめ
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投稿日:2012/02/02 |
13歳で家出をして老人ホームで住み込みで働くことになった奏。
ホームのオーナー姉妹をはじめ、そこで暮らすお年寄りという言葉が似合わないパワフルな女性たち。
その人たちと接していくうちに、奏は自分のなかの見たくなくて仕舞い込んでいた感情が徐々に開放されていきます。
奏は大人の期待通りに、いつもいい子でいよう、としてきました。
心のバランスが崩れていって、髪が真っ白くなっても、平気なふりをしてがんばっていました。
でも、心の奥にはどろどろと汚いものがながれている、そんな自分が許せなかったので、家出をします。
老人ホームで暮らす「プロの乙女」や家族の悩みを抱えながらも、明るく過ごしているホーム内のクラブのママや、そんな人たちと触れ合いながら、これから自分はもっと色んなことを知って、色んなことを覚えていくんだと前向きになっていきます。
後半はミステリーっぽくもなって、最後まで一気に読めました。
児童書ではないのですが、思春期でもやもやしている中高生におすすめです。
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一人でくすくす笑えます
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投稿日:2012/02/01 |
4年生くらいから、このおはなしの面白さがわかるのでしょう。
最初の数話を一緒に読んであげたら、子どもが一人で続きを読んでみようと思える本です。
もう子どもじゃないと思っている高学年の子どもたちに、大人の笑いの世界に踏み込むわくわく感を味わってもらえそうです。
大人から読まれると説教くさく感じる年頃、一人で自分にもこの面白さがわかるんだと、くすっと笑って読んでもらいたいです。
こんな面白い本があるんだと知ってもらいたいです。
ロベールの絵本は絵がおはなしを邪魔していないところがさすがだと思います。
色がついているものは少ないですが、この本の絵はすてきな色がついています。
「ゾウとそのむすこ」のむすこの表情が絶妙です。
大人になって読むとまた違った視点で読めそうです。
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こぞうさんの勝ち
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投稿日:2012/01/28 |
いたずらきつねと小僧さんの知恵比べがおもしろいお話です。
昔話にぴったりの絵で、台所の様子や、お寺の本堂が詳しく描かれているので、興味深く見ました。
小僧さんの機転に感心させられます。読み終わってすっきりします。
昔話には生きていくために必要な知恵がこめられています。
小学校の授業に昔話が多く入ってきているようです。
日本のいろいろな地域や、外国の特徴もわかるので、昔話に親しんでもらいたいです。
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心が落ち着きます
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投稿日:2012/01/28 |
一年生の国語の教科書のような、分かりやすい文章です。
子どもが安心して聞ける繰り返しで、鳴き声や身近に聞こえる音が書かれています。
何気ない日常だけど、子どもには大事な日常です。
大人には、どこが面白いのかと思うような繰り返しが、、子どもには安心できる大切なものなのです。
子どものそんな気持ちに沿った絵本だと思います。
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あだ討ち物語
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投稿日:2012/01/28 |
忠臣蔵はとても有名ですが、こちらは名前は知っていても、どういう話か知りませんでした。
源頼朝に関係しているのです。ちょうど平清盛をしているので、興味深く読みました。
あだ討ちをする兄弟は、頼朝に捕えられていたとは驚きました。
その後、いろいろな試練を乗り越えて、父親を殺した相手にあだ討ちをします。
幼いころに兄弟で誓って、17年も経ってやっと果たすことが出来たのです。
戦国の世の男子は、今では想像できないような家族への想いがあったのでしょう。
昔話や昔の戦記物語を知らない子どもたちが増えています。
日本の歴史やその時代の様子が分かるので、おすすめです。
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詩をもとに描かれた絵本
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投稿日:2012/01/28 |
絵を見ているだけで、どういうお話か分かる絵本です。
絵の力が大きいので、短い文章で書かれているのがバランスがとてもいいです。
ヨンイがおじいさんにかさをさしかけてあげるところは、ヨンイが近づいているところからおじいさんの目線で描かれています。
そのシーンが心に残りました。
おじいさんはもしかしたら、布張りのかさだったら遠慮なく持っていったのかなと思いました。
粗末なかさだから、その子とっても大事だと思って返したのだと思います。
子どもには、教訓として読むのではなく、美しい一編の詩のように読んであげて欲しいです。
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