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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 大人って勝手  投稿日:2012/09/19
おはなし飛行船 ゲキトツ!
おはなし飛行船 ゲキトツ! 作: 川島誠
絵: 長 新太

出版社: BL出版
サッカー少年の楠林くんは、背が高くて足が早い。さぞ、活躍するかとおもいきや、心の弱さからいざというときにミスをするのです。
チームメートからは厳しいダメだしをされるし、監督は名前を間違って呼ぶし、妹にまでバカにされる始末。。

そんな楠林くんは、試合中に左耳をぶつけたことから、周りの人の心のつぶやきが聞こえるようになります。
相手チームのつぶやきから、見事な活躍をしますが、こんなのフェアーじゃないと悩みます。
それに大人の勝手な思いに振り回され、ますます悩んでしまいます。

わが子に自分の心が読まれてるなんて、考えただけでもぞっとしますね。
わが子に望む事は、本当に子どもを思ってのことか、心を読まれても恥ずかしくないか、大人として考えさせられました。

サッカーの好きな人にはもちろん、好きじゃない人にもおすすめの本です。
本が苦手な人でも、楠林くんの気持ちに共感できて、読みやすい本だと思います。
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なかなかよいと思う 愛情の伝え方  投稿日:2012/09/12
ハグくまさん
ハグくまさん 作・絵: ニコラス・オールドランド
訳: 落合 恵子

出版社: クレヨンハウス
訳された落合さんが紹介されていたので、読みたくなりました。

幼い時は抱きつきたいと思ったら、親にでも兄弟にでも遠慮なく寄っていけましたが、大きくなるにつれてできなくなります。
でも、誰だってぬくもりを感じたいと思っていると思います。
しかし大人になって、知らない人にいきなり抱きつくわけにもいきませんが。

ハグくまさんのハグの仕方が、なんとも気持ちよさそうで、白い小さな目から幸福感が伝わってきます。
ハグされている方はどきっとしている表情なのがおもしろいです。

そんな優しい心根のハグくまさんが、初めて敵意を感じる存在ができます。
しかし、優しいハグくまさんは危害を加える事ができません。

たとえきらいな相手でも、愛情のあるハグができるハグくまさん。
みんなが、こんな優しさがあれば、戦争は起こらないだろう。
読み終わって心が温かくなりました。
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なかなかよいと思う 自分で決意する  投稿日:2012/09/12
うまれかわったヘラジカさん
うまれかわったヘラジカさん 作・絵: ニコラス・オールドランド
訳: 落合 恵子

出版社: クレヨンハウス
変わりたいと思っても、なかなかできない。そんな人が多いのではないでしょうか。
変われるきっかけは、自分で決意する事なんですね。
周りからいくら言われても、自分が決心しなければ変われないのです。

この絵本は大人のための絵本かなと思いました。
変わりたいともがいている大人が読むと、ちょっと勇気をもらえる本だと思いました。

すっかり変わって、自信のついたヘラジカを待っていた友だち。
あのハグくまさんですね。
成長を一緒に喜んでくれる友だちがいてよかったと心から思いました。
そして、新しく出来た友だちへの手紙に、ヘラジカの感謝の気持ちが伝わってきました。

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自信を持っておすすめしたい 絵本が身近に!  投稿日:2012/09/10
幸せの絵本〜家族の絆編〜大人と子どもの心をつなぐ絵本100選
幸せの絵本〜家族の絆編〜大人と子どもの心をつなぐ絵本100選 編: 金柿 秀幸
出版社: SBクリエイティブ
お気に入りに入れさせていただいている方々の感想が載っていて嬉しくなりました。

小学校で図書の仕事をしていた時に、保護者の方々に絵本を選ぶのがむずかしいと相談されることが多かったです。

ボランティアで読み聞かせをしてる方々は、季節や世相や学校の行事に合わせて本が選びたいのに、見つからないとの声もありました。

この本があれば、ヒントになると思いました。

絵本の紹介の本はたくさんありますが、この本は、絵本の表紙だけでなく、中のページも載っているので、その絵本の雰囲気が分かりやすいです。
字や絵が自分の思っていたのとは違ってがっかりすることありますが、この本はありがたいですね。

載っている絵本のページに、その絵本の自分の感想をはさんでおけば、自分だけの永久保存版の記録になります。

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自信を持っておすすめしたい 今こそ読んでみませんか!  投稿日:2012/09/10
ブンナよ、木からおりてこい
ブンナよ、木からおりてこい 作: 水上 勉
出版社: 新潮社
子どもの頃に読んだのですが、読み返して感動しました。

トノサマガエルのブンナは、他の仲間よりも木登りが得意で、それを自慢していました。
ある日、だれも登れない高い椎の木のてっぺんまで登ります。
そこは、怖い鳶のえさの貯蔵場所でした。
土にもぐって休んでいたブンナの上に、鳶がつかまえた雀やねずみやへびなどが運ばれてきます。
ブンナにとって怖い存在の、ねずみやへびの話を盗み聞きしているうちに、ねずみたちにも自分と同じように、優しい母や恐ろしい敵がいる弱いところがあると知ります。

鳶のえさになる動物たちのやりとりが、本当にそういう会話をしていると信じたくなるような真実味を感じます。
緊迫した駆け引きがあったり、土の中のブンナにも危機が訪れたり、息つく間がない展開です。

ブンナが命について深く深く考えているところは、心に沁みてきます。
ブンナと一緒に冒険し、成長できると思います。

決してお説教くさい内容ではありません。

今、命について考える機会が多くなっています。
低学年のお子さんなら、数日をかけて読み聞かせてあげて、高学年なら自分で読めると思います。
物語の最後にいうブンナの言葉を、親子でかみしめてもらいたいです。
元気をもらえる本です。
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自信を持っておすすめしたい 真の友情と真の愛情  投稿日:2012/07/17
クラバート
クラバート 作: プロイスラー
絵: ヘルベルト・ホルツィンク
訳: 中村 浩三

出版社: 偕成社
読み終わって、しばらくはこの物語の世界から抜け出せないでいました。
とても緊張して、一文字も見落とさないように注意深く読んでいたからだと思います。
それほど、引き込まれる物語でした。

孤児で14歳の少年クラバートは、夢のお告げで製粉所で働く事になります。
そこは親方が魔法使いで、12人の職人たちは親方から魔法を学びます。
クラバートが信頼していた職人頭が死んでしまいます。
それは、誰の仕業なのか、物語が進んでいくとどんどんと明かされていきます。

クラバートの本当の味方はだれなのか、クラバートはどうなってしまうのか、最後までどきどきの連続でした。
クラバートのために自分の命も惜しまない人物に、心がうたれました。

高学年以上、中高生でも楽しめる本です。

「千と千尋の神隠し」にインスピレーションをあたえたとも言われています。
十代の子どもが、社会で成長していく物語でもあります。
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自信を持っておすすめしたい 愛すべきおばかさん  投稿日:2012/07/13
がちょうのペチューニア
がちょうのペチューニア 作: ロジャー・デュボワザン
訳: まつおか きょうこ

出版社: 冨山房
3年生のおはなし会で読みました。
ペチューニアのせいで散々な目にあう動物たちに同情しながら、でもペチューニアに怒るわけでなく、今度はどんなことをしでかすのかと、わくわく目を輝かせて聞いてくれました。

おんどりのとさかの所は、分かっていないようでした。
ニワトリ自体あまり縁がないからかもしれません。
ひよこの数を数えるところでは、ペチューニアの計算間違いに気が付いて、「えーー!!」と声が上がりました。
花火のところでは、爆発すると予想して盛り上がっていました。

最後にペチューニアが「本を持っているだけでは、賢くならない」と気が付いて、字を覚える勉強を始めるところは、お説教くさくならないように気をつけました。

表紙を見ると、幼い子ども向けのように見えますが、このおかしさが分かるのは、3年生以上だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい こころってなんだろう  投稿日:2012/07/09
こころの家
こころの家 作: キム ヒギョン
絵: イヴォナ・フミエレフスカ
訳: かみや にじ

出版社: 岩波書店
落ち着いた色合いの絵と、詩のような文章です。
ページをめくる時、垂直からページを重ねる時に絵が立体的になります。
ゆっくりめくったり、ぱたぱたと動かしてみてみると面白いです。
額縁の絵が隣の絵に写っていたり、パズルのピースがはまったり。。
いろいろな発見があります。
絵だけをじっくり見たら、文章もゆっくり読んでみると、とても深いです。
思春期の頃に出会ったらよかったと思えるものです。
誰もが悩み、落ち込むけれど、自分だけじゃないんだと思わせてくれます。
そんな時に、こんな風に考えれば気持ちが楽になると教えてくれます。

全体的にブルーグレーの背景で、気持ちが落ち着いていくのが分かります。
表紙を見ると、ちょっと怖いのが残念です。
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なかなかよいと思う ゆったりとした人柄  投稿日:2012/06/15
ねずみのおいしゃさま
ねずみのおいしゃさま 作: 中川 正文
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
本当はおいしゃさんがこんなにのんびりしていてはいけないのでしょうが、なんだか微笑ましく読んでしまいます。

他人に対しても、自分に対しても、カリカリとして許せない指数が増している現代ですが、もっといろんなことに大らかでいられたらいいですね。

子どもにとって怖いイメージの(大人にとってもでしょうか)おいしゃさまが、こんなに人間味あふれる身近なかんじになっていて、病院嫌いの子どもに読んであげたい絵本です。

山脇さんの絵は細部まで楽しめますね。
絵を見ながら会話がはずむ絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい イネの仲間  投稿日:2012/06/08
木? それとも草? 竹は竹
木? それとも草? 竹は竹 出版社: 福音館書店
竹は木だと思っていましたが、イネ科だそうです。
1日に100センチ以上伸びた記録があるとか、花は67年に1度しか咲かないとか、知らないことばかりです。

竹林がどんどん広がって、困っているそうで、竹には罪はないのに・・・悪者になっているのがかわいそうでした。
5年生が聞いてくれましたが、ちょっと難しかったかな。
興味深く聞いてくれる子もたくさんいました。

かがく絵本は、子どもたちの好奇心を刺激して、他の本にも手をのばしてくれます。
本がきらいという子どもでも、興味が持てるようです。
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