新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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あんれい

ママ・50代・静岡県、男の子20歳

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自己紹介
もともと本が大好きだったので、息子が生まれたのをきっかけに絵本の世界を楽しんできました。
今ではその息子が絵本から児童書の世界に移行しているので、それにつれて私も、久しぶりに再び児童書を手に取り始めました。
児童書にも楽しいものがたくさんありますね。

あんれいさんの声

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自信を持っておすすめしたい ぺちゃんこも悪くない!?  投稿日:2010/10/24
ぺちゃんこスタンレー
ぺちゃんこスタンレー 作: ジェフ・ブラウン
絵: トミー・ウンゲラー
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
ある日目が覚めたら、スタンレーはぺちゃんこの体になっていた!!
なんてとても不思議な出来事から始まるお話です。

でもね、スタンレーの家族はそのことにみんなびっくりはするけど(当然ですよね)、すぐにまるごとその事実を受け入れてしまうんです。
スタンレーは体がぺちゃんこなことを利用して細ーい隙間をくぐってモノを探したり、なんと封筒に入って切手を貼って「郵送」という手段で遠い街まで出かけたり(笑)
弟なんて、ぺちゃんこの体をものすごくうらやましがるほど!

体が薄いっていうのは、案外悪くないね♪なーんて楽しいお話ばかりなのかと思っていたら。
ラスト近くで、問題が勃発してしまいます。
「一般的な人とは違う」ってことを素直に受け入れられない、そして排除したがる人々というのは、残念ながら、少なからず存在しますよね・・・
その違いが、賞賛を浴びるような能力であったらなおさら。

スタンレーは結局、ぺちゃんこのままを選ぶのか、それとも普通の人に戻ることを選ぶのか。
それは、ぜひこの本を読んでみてくださいね!

幼年童話、ではありませんが、児童書としては文章量はそれほど多くないです。小学校低学年〜くらいのお子さんにお勧めです。
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自信を持っておすすめしたい 人間の英知!  投稿日:2010/10/24
くっつくふしぎ
くっつくふしぎ 作: 田中 幸 結城 千代子
絵: 村田 まり子

出版社: 福音館書店
「くっつく」とはどういうことか、を追求した絵本です。
家の中を見回してみると、くっついていないものは無い!と言っても過言ではないことが、冒頭のページでよくわかります。

人間は、昔むかしから(それこそ石器時代から!!)ものとものとをくっつける工夫をして生活してきたんですね。

古くから伝わっているくっつけかた。
「にかわ」や「アスファルト」、「しっくい」・・・
今でも利用されているこれらのもの、昔の人は、どうしてこれでものがくっつくのか、その原理や具体的に理解できなくても、くっつく性質をうまく利用していたことがわかります。
「人間の英知」なんですね。

この本を読んだ息子は、自分も家の中でくっつくもの、そのくっつく方法を調べてみたい、と言っていました。
自由研究にもよさそうですね。

巻末には、保護者・大人向けでしょうか、もう少し詳しい(科学的な)説明もあって、ふむふむ、と私もしっかり楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 長く楽しめます  投稿日:2010/10/23
増補改訂版・自動車・飛行機
増補改訂版・自動車・飛行機 監修: 高島 鎮雄
出版社: Gakken
乗り物が大好きな息子、2歳の頃から電車が大好きで、まず同じ学研の図鑑シリーズの「電車・船」を購入しましたが、その後徐々にクルマや飛行機にも興味をもったので、追加して「自動車・飛行機」も購入しました。

自動車と飛行機のページ数の割合は半々というところでしょうか。
自動車は、乗用車や工事車両、緊急車両などの紹介のほかにも、交通標識やナンバープレートの仕組みなど、興味深いことがたくさん載っています。
飛行機の方も、世界各地の飛行機会社や戦闘機、スペースシャトルまで幅広いラインナップです。裏表紙をめくったところにある、世界の飛行機の尾翼のマークは息子のお気に入りページです。

乗り物が好きなお子さんなら、小さいころから楽しめる図鑑だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 乗り物好きなお子さんにぜひ  投稿日:2010/10/23
鉄道・船
鉄道・船 監修: 原口 隆行 山田 廸生
出版社: Gakken
我が家がこの図鑑を購入したのは2006年、その翌年に増補改訂版が出たようですね。(ちょっと残念)

息子が2歳のときに乗り物(とくに電車)が大好きになり、小さな子向けの乗り物絵本では飽き足らなくなってしまったため、購入した図鑑です。
小学館NEOの「乗りもの」の図鑑も同時期に購入したのですが、こちらの学研の図鑑の方は、4大乗り物(電車、クルマ、飛行機、船)を2冊に分けてあります。
この図鑑では、電車と船が取り上げられています。
といっても、電車が2/3、船が1/3といった配分でしょうか。
やはり子どもには電車の方が人気が高いですもんね。

息子も電車マニアなので、最初の頃は電車のページばかりみていたのですが、徐々に船のページもめくるようになりました。
とくに、裏表紙をめくったところにある「船会社のファンネルマーク」と、「船の信号旗」にはまりました。

乗り物が好きなお子さんであれば、かなり小さいころからでも楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい ゆったりした時間が流れています  投稿日:2010/10/22
コウノトリのおはなし えんとつのうえの車輪
コウノトリのおはなし えんとつのうえの車輪 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ティボル・ゲルゲイ
訳: 安藤 紀子

出版社: 長崎出版
最初は科学絵本なのかと思って手に取ったのですが、よく見たら、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本だったので、期待して読んでみました。

ヨーロッパのとある街(どうやらハンガリーらしいですね)で、巣をつくりヒナを育てるコウノトリの描写から始まります。
子どもの巣立ち、そして季節がめぐり、冬が近づいてきます。
コウノトリは、南へ向かって旅立ちます・・・。

ヨーロッパの人々は、コウノトリは「幸せを運んでくれる鳥」として家の煙突に巣を作ってくれるのを喜ぶんだそうです。
そういえば、フランス・アルザス地方を旅行したときにも、家の屋根のあたりにコウノトリの巣がたくさんあり、コウノトリはこの地方のシンボルなんだという話を聞いたのを思い出しました。
この絵本は出版がかなり古いものですが(日本語訳は最近のようですが)、現在でもその慣習は依然として残っているのですね。

この本では渡り鳥たちの習性がしっかりと描かれているので、ある意味科学絵本的な読み方もできるかもしれません。
でも、この絵本の中には、豊かな自然と、ゆっくり流れる時間があります。
そして、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんのゆったりとした文章も素敵なのですが、挿絵がまた美しいこと!!
ところどころに見開きで絵だけのページがあるのですが、コウノトリの大群が集まっているところや、ナイル川でフラミンゴが群生しているのを描いたページなど、息を呑むほど素晴らしい描写です。

ぜひ手に取っていただきたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 絵も素敵だしお話も面白い♪  投稿日:2010/10/21
コーギビルのゆうかい事件
コーギビルのゆうかい事件 作・絵: ターシャ・テューダー
訳: 食野 雅子

出版社: KADOKAWA
ターシャ・テューダーさんの絵本でおなじみ、コーギー犬たちが住むコーギビルでの出来事がつづられた絵本です。
この本では、なんと誘拐事件が発生!被害者は、世界雄鶏コンクールで優勝した経験をもつ雄鶏ベーブです。
探偵事務所で働くコーギー犬のケイレブが、捜査に乗り出します。

ターシャさんの絵本はほんとに挿絵が素晴らしいです。
水彩画でさらっと描かれたようでいながら、細かく細かく細部まで綿密に描き込まれた町の様子はとても素敵です。

ストーリーも負けず劣らず、面白いですよ!
ケイレブが犯人にめぼしを付けて、ベーブを助け出そうと試みるのですが、、、ハプニング満載♪
最近、探偵が出てくるお話が大好きな息子はとても楽しめたようです。

絵本の体裁ですが文章はかなり長いですし、漢字も振り仮名無しで大人向けの本とたいして変わらない感じでたっぷり出てくるので、そのあたりで読者の年齢層はちょっと高めになるかもしれませんね。

私がターシャさんの絵が好きで彼女の絵本を集めているのですが、この本は親子ともども楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい おっとりしたライオンくん  投稿日:2010/10/21
ごきげんならいおん
ごきげんならいおん 作: ルイーズ・ファティオ
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 村岡 花子

出版社: 福音館書店
ある動物園に住んでいるライオンは、街の皆から「ごきげんなライオンくん」と親しまれて愛されている存在。
ある日、鍵が開いていることに気づいたライオンくん、じゃぁ今日は自分からみんなに挨拶しに出かけよう♪と街中へ・・・。

猛獣のはず・・・なんだけれど、おっとりしている性格が顔に表れているんですよね、このライオンくん。
デュボアザンさんの挿絵がすごくはまっています。

ライオンが街中にいきなり現れたら・・・・
それがいつも親しんでいる「ごきげんなライオンくん」であっても・・・
やっぱり、こうなりますよね(笑)
見開きで、街中の人々が逃げ惑うページはなかなか壮観です。
そこからどうやってライオンくんがもとの家に戻っていくのか。
それが、このお話の大事なところ。
ぜひ、手にとって読んでみてください。

色味の少ない挿絵なんですけれど、フランスの街中の雰囲気がよく出ていて素敵です。
文章は長めですので、長いお話が楽しめるようになったお子さんにお勧めです。
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自信を持っておすすめしたい 暖かい言葉  投稿日:2010/10/21
ともだちからともだちへ
ともだちからともだちへ 作: アンソニー・フランス
絵: ティファニー・ビーク
訳: 木坂 涼

出版社: 理論社
どんより家にこもって一日中着替えもしない「パジャまんま」で過ごしているクマネズミが主人公です。
なにもすることがない・だれとも約束していない・誰も会いに来てくれない・・・。
そんなクマネズミのもとに突然やってきた、一通の手紙。
この手紙で、クマネズミくんの生活は一変するのです!

そう、まるで世間から、世界中から見放されたような気分になることってありますよね。
一人ぼっち。誰も誘ってくれない。誰も・誰も・誰も。
家にこもってしまい、人との関わりのチャンスを自分から拒否しちゃっている。
でも、そんなかたくなになってしまった心を解きほぐすには、暖かい友人の言葉が一番なんですね。
たとえ、それが、だれなのかわからなくても・・・。

このお話では、その暖かい言葉が連鎖していきます。
それが、とっても素敵なんです。
こんな言葉をもらえたら、どんなに幸せな気分になるでしょうね。
友達の大切さ・・・なんて陳腐な言い方しか出来ませんが、読後感はとてもほんわかした気持ちです。

小学生くらいかな、友達関係が複雑になってきた年頃のお子さんに読んでもらったらいいだろうなぁ、なんて思いました。
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自信を持っておすすめしたい 大人も楽しめました  投稿日:2010/10/21
おはなし名画をよむまえに(2) ブリューゲルのバベルの塔
おはなし名画をよむまえに(2) ブリューゲルのバベルの塔  出版社: 博雅堂出版
ブリューゲルの「バベルの塔」、カバー絵になっている絵の実物は、収蔵されているウィーンの美術館で見たことがあります。
バベルの塔、といえばこの絵が有名ですね。

天まで届く塔を作りたがった人間が神の怒りに触れてしまい、それまで世界中で同じ言葉をしゃべっていたのに、たちまちみんなバラバラの言語になってしまった・・・というお話もまた有名ですよね。

両方知ってたくせに、この聖書に出てくるお話と、「バベルの塔」の絵がこんなに対比していることは全然気づいていませんでした。
バベルの塔の絵をじっくり部分ごとに見ていくと、ストーリーが全部描かれていたなんて!!

6歳の息子も「バベルの塔」の逸話はなんとなく聞きかじっていたようですが、この本で絵と一緒にみることで、なるほど!そういうお話だったのか、と納得できたようです。

一つの絵の部分をこうやってじっくり眺めるのも、いいですね!
子どももそうですが、私もとても楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 長く使える!  投稿日:2010/10/20
小学館の図鑑NEO 乗りもの 鉄道・自動車・飛行機・船
小学館の図鑑NEO 乗りもの 鉄道・自動車・飛行機・船 写真: 真島 満秀
出版社: 小学館
現在6歳の息子が2歳のときに、初めて買った本格的な図鑑です。
とにかく乗り物が大好きで、小さな子向けの乗り物絵本ではあきたらず、書店でこの本を見つけて一目ぼれしたらしく(笑)。
まだ2歳では早いのではないかと思ったのですが、熱意に負けて購入しました。
そしたらたちまち愛読書となり、あっという間にいろんな名前を覚えてしまいました。
(もちろん自分で字が読める年齢ではないので、息子が指差すものの名前を読んであげていました)

乗り物、というだけあって、電車・車・飛行機・船と乗り物全般を網羅。クルマは乗用車から緊急車両、工事車両と幅広いラインナップです。
息子は電車からクルマ、飛行機、、、と興味の矛先が変わっていきましたが、すべてこの1冊でOKというのも良かったです。
ずっと愛読していて、6歳の今ももちろん現役。
これからも長く使えそうです。
乗り物が好きなお子さんなら、かなり早いうちから使える図鑑だと思います。
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