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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 伝えたい・・だいすき・・  投稿日:2020/07/20
星につたえて
星につたえて 文: 安東 みきえ
絵: 吉田 尚令

出版社: アリス館
くらげとお星さまの年月を超えた心の交流が描かれています。

肉体はなくなっても
伝えたい言葉は
年月を超えて伝わる・・・

とてもとてもロマンティックです。
そして
「だいすき」を含む、相手がきいてうれしくなるであろう気持ちは
言葉で伝えたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい しみじみ読みました  投稿日:2020/07/11
講談えほん 西行 鼓ヶ滝
講談えほん 西行 鼓ヶ滝 作: 山村 浩二 石崎 洋司
監修: 神田 松之丞

出版社: 講談社
この本に出てくる鼓ヶ滝は、地元です。
でも、地名駅名にその名を残すだけで
実際の「滝」はありません。
あったものが無くなってしまったのか、
川の急流のこぶこぶ部分を指していたのかは、
わからないそうです。

なので、このお話は、地元民なら知らぬ人はいないので
お話の筋より
神田松之丞さん監修でどんなふうに語られているのかが気になって
手に取りました。

得意になっていた西行が、夢幻を見て
あぁ自分はうぬぼれていたのだなぁと気づくという
現代の世の中であっても通じる
教訓を含んだわかりやすい話を
これまた「正確に」過不足なく、わかりやすく説かれていて
とても好感が持てます。
安心してだれにでも進められる、美しく完成されたお話になっていました。

「正確に」とは、鼓ヶ滝のルビが「つつみがたき」となっていたからです。
漢字そのまま読めば、つづみがたきとなるので、
いろんな媒体で、間違っているものを多数見かけます。
ただローカル線の駅名は「つづみがたき」なので
注意が必要です(^-^;
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ふつうだと思う プラスチックって悪者なの?  投稿日:2020/06/28
クジラのおなかからプラスチック
クジラのおなかからプラスチック 著: 保坂 直紀
出版社: 旬報社
プラスチックが細かくなり、海洋汚染が進み
ひどいときには、レジ袋がおなかにたんまり溜まったクジラが死に至る・・。
とても衝撃的なお話です。
プラスチックとはどういうものか、
また、それが海を汚しているデータを
わかりやすく(でも、子供には退屈なデータで)示しています。

日本でもとうとうレジ袋を有料化するとか、
ストローを使わない(配らないようにする)とかいう流れになっています。

私はもうずっと前から、マイバックを持ち歩き、
また、買い物によって、そのまま自分のかばんに入るようなら
レジ袋をもらいません。
それは、プラスチックの削減とかいうより
ただ、必要がないからです。
袋はお店のサービスだと思います。
お店は、お金を払ってレジ袋を買って、サービスで付けてると思っています。
お店の金銭的負担を伴う、自分に必要ないサービスがいらないのです。
そして、もしレジ袋を利用させてもらったら
それは、ごみ袋などに再利用して、その辺に捨てることなく、処理されるルートにのせています。
たいがいの人がそうなんじゃないかと思うのですが
その、ちゃんと捨てないことで発生する海洋汚染と、
レジ袋などの便利なプラスチック製品を使わないようにすることが
本当の意味でつながっているものなのか・・・。

近くのごみ処理施設は、プラ類を焼却しても有毒なものが出ない
丈夫な高温で炊けるの窯に、焼却炉を変更しました。
ごみをその辺にほっぼらかさないという基本的なしつけと
焼却炉の改修だけで
この問題は解決するような気がします。

この本は、どうしたらいいかというより
いまある事実を教えているという面では
意味のある本かもしれません。
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ふつうだと思う うーん  投稿日:2020/06/16
おばけのケーキ屋さん
おばけのケーキ屋さん 絵・文: SAKAE
出版社: マイクロマガジン社
表紙がかわいくて、読んでみました。
表紙から受けるイメージと違う内容に、
最期まで違和感がぬぐえませんでした。
これは・・大人というか
若い女の子が、将来を考えるときに
キュンとしたくて読むのかな・・(^-^;

泣かせようというあざといストーリーも
ちょっと鼻につく・・。

この造形のお化けものなら
オモシロ系のお話で読みたい!!
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自信を持っておすすめしたい 泣いた・・  投稿日:2020/06/15
ある晴れた夏の朝
ある晴れた夏の朝 作: 小手鞠 るい
イラスト: タムラフキコ

出版社: 偕成社
アメリカによる、広島と長崎への原爆投下の是非を
アメリカの高校生が、肯定派と否定派に分かれて討論するという形で
平和というものの姿に迫る・・というとても斬新な形式のお話です。

肯定派、否定派、どちらの意見もなるほどと思わせるものがあります。
でも、このお話の一番の肝は
広島の平和記念公営内にある慰霊碑に書かれた言葉
「安らかに眠ってください 過ちは 繰り返しませぬから」
をどう訳すのか‥ということではないかと思います。

肯定派は「これは日本人が自らの過ちを認め、悔いている」という具合に訳すのですが
日本人の母を持つ、否定派の主人公が、母にレクチャーを受け、別の訳を披露するのです。
私にはこの部分が、とてもとても響き
また、思いやりの言葉である日本語を、とても美しいと思いました。

コロナ禍における
日本人の国民性の説明もできそうな
日本人というものを強く感じさせてくれる、とてもいいお話でした。

大人も子供も読んでほしいです。
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自信を持っておすすめしたい リアルとファンタジー  投稿日:2020/06/08
飛ぶための百歩
飛ぶための百歩 著: ジュゼッペ・フェスタ
訳: 杉本あり

出版社: 岩崎書店
かかわっているボランティアの関係で
中途失明者の知り合いが少なからずいますが
この物語の目の見えない主人公ルーチョの描写がとてもリアルです。

ルーチョの、
自分でできることは自分でしたい(また、できる!!)と思う気持ちが、
好奇心補旺盛にするし、積極的にもなれる原動力で、大事なことで
これはどんな人にも通ずるところだと思います。
ただ、ハンディのために卑屈になる一面もあり
必要以上に自分でやろうとしてみたりっていうのは
まだまだ子供。
そこを上手く頼れるようになったら
もっと楽になれるし、心の窓も開いていくのだと感じます。

ルーチョの登山と、鷲のひなの密漁という
2つのお話が、いい感じで絡み合ってお話は展開します。
ラストの飛ぶ描写は、解き放たれたという表現としては
あまりにも壮大です。

人名がなじみにくい響きのものが多く
読み始めてすぐは「だれだっけ?」となりがちでした(
^-^;
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自信を持っておすすめしたい 美しい  投稿日:2020/06/03
仮名手本忠臣蔵
仮名手本忠臣蔵 作: 橋本 治
絵: 岡田 嘉夫

出版社: ポプラ社
忠臣蔵と聞くと、赤穂浪士のお話があまりにも有名ですが
これは、歌舞伎の忠臣蔵で
浅野内匠頭と吉良上野介の話ではありません。
しかし、47人の浪士たちが、仇討ちのために討ち入りする話です。

先に「義経千本桜」を読んだのですが
この本も、美しい絵と、わかりやすい文で
あっという間にお話の世界に引き込まれます。
(名前が難読なのがご愛敬ですが、ちゃんとルビがあります)
一見わかりにくそうな歌舞伎のお話が
こんなに魅力的なお話だったんですね。

「フーゾク」等の大人表現もちょくちょく出てきますので
大人向け絵本かな・・。

歌舞伎という芸術がここまで続いた理由がわかるような
伝統を感じる、一冊です。
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自信を持っておすすめしたい あの千本桜  投稿日:2020/04/01
義経千本桜
義経千本桜 作: 橋本 治
絵: 岡田 嘉夫

出版社: ポプラ社
美しいです。
表紙も、中のページも、物語の文字の配列も
全て美しいです。

千本桜は、初音ミクの曲というイメージが強くあったのですが
先日テレビで、初音ミクと歌舞伎がコラボしたという番組を見て
急に興味が出ました。
テレビで端折りつつみたその舞台は、
客席でオタ棒なんかも振られていて
ちょっと際物っぽかったのです。
(それはそれで、とても興味深い舞台でしたが・・)

実際の義経千本桜って、どんな話なん?と思った時に
「これは絵本か児童書みたいなのがわかりやすいんじゃないか・・」とあたりを付け
この本を読んでみることにしたました。

現代風になおした直球の表現が随所にされていて
すごくわかりやすいお話です。
歴史上の人物の登場するフィクションでありながら
お話の筋が実によくできていて
昔の人も、想像力たくましく二次創作していたのかなぁなどと
思いをはせました。

平易な文を求めて読みましたが
これは、子供向けではなく、大人向けの絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい かわいい  投稿日:2020/04/01
さいた さいた ゆきのはな
さいた さいた ゆきのはな 作: 鈴木 真実
出版社: 講談社
りすの兄妹のお話です。

寒い冬に、降ってくる雪(結晶)を花に見立てて
兄妹で雪と戯れるという
とてもほのぼのとしたお話です。

白と青が基調となったページが続くのですが
なぜかとてもあたたかく感じるのは
やわらかいタッチの絵だからでしょうか・・。
(大好きな柿本幸造さんの絵を思い出しました)

冬の読み聞かせに是非とも使いたい
さわやかな暖かさを感じる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい ことりの気持ち  投稿日:2020/02/17
ことりとねこのものがたり
ことりとねこのものがたり 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: 金の星社
切ないお話です。

友情と、やさしさについてと、死についてと・・。
たくさんのメッセージの詰まったお話だと思います。

主人公のねこの、やさしさと勇気について
スポットが当てられがちだと思うのですが
私は、自分の年のせいか
一度も鳥かごから出たことの無い
そこそこ年行った小鳥のことがとても心に残りました。

人生やってみたことをやって死ねたら
本望かなぁーって。


やり切ったと思ったから
戻るべき場所(鳥かご)に戻ってきたのだし
ペットの小鳥は
いくら広いし自由だと言われても
大自然より、鳥籠の方が快適だったのでしょう。
そこにある幸せにあらためて感謝したのだと思うし。

いいお話です(#^^#)
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