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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい ちょうどいいブラックさ・・  投稿日:2019/03/05
ねこのさら
ねこのさら 作・絵: 野村 たかあき
監修: 柳家 小三治

出版社: 教育画劇
東西を問わず、落語の絵本が好きです。
リズムよく読み、拍手喝さいを浴びると
人前で読むことがやめられなくなります。
子どもたちは正直で、のめり込んでくると
斜に構えてた子も、徐々に前傾姿勢になり
本の前、数メートルの人の密度が濃くなったように感じます。

そんな様子を期待させる一冊に出会いました。
「しにがみさん」も、いい感じのブラックさ加減で
読後ぴりっとくるものがありますが
この本もまさにそんな感じ。

高価な茶碗を安値でだまし取ろうと一芝居打った旅人は
さらに一枚上手な主人に一杯食わされます。
さて、引き取られた猫は、その後どうなったんでしょう・・。
実は一番気になったポイントでした。

想像力が膨らみます(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい 自分に読み聞かせた  投稿日:2019/02/17
わたしのそばできいていて
わたしのそばできいていて 作: リサ・パップ
訳: 菊田 まりこ

出版社: WAVE出版
あぁ、子育てにおいて私に足りないことを聞かされてる。
と感じながら、声を出して何回か読みました。

この本の主人公マディは、識字に関して少し障碍を持っているかもしれないという設定を感じました。
しかし、それを克服する過程において、ただただ寄り添う犬のボニーの素晴らしいこと。
やさしく、急かすことなく、苦手な音読を聞いてくれるのです!!
あぁ、これってすごく大事!!
でもついつい急いで声かけしてしまって
こんなふうに気を長くもつことができない・・。
自分も子供と向き合う時、ボニーのようにあらなければと強く思いました。

ラストで、ボニー自身も子犬を産んで母になっているところが
またほっこりします。

いい本です(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい すてきです  投稿日:2019/02/17
たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと
たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと 作・絵: サンドラ・ポワロ=シェリフ
訳: おーなり 由子

出版社: 講談社
こんな気持ちで赤ちゃんを待っていたんだなぁとしみじみ思います。

この絵本に描かれている赤ちゃんを待つ気持ちは
誰もが持つ共通の気持ちだと思います。
と同時に
私は、幸せな気持ちと同じくらい、
不安と怖さがありました。
この本を読みながら
なぜか、とても不安だった自分を思い出してました。
そして、その不安だったことさえも「しあわせの一コマ」として記憶していることに気が付きました。

大切な妊娠期間。
その心の揺れさえ、出産し、わが子と対面したときに
全部「しあわせ」に変わるのかもしれません。
そんな気持ちにさせてくれた本です。
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自信を持っておすすめしたい 寓話ではない  投稿日:2019/02/17
二番目の悪者
二番目の悪者 作: 林 木林
絵: 庄野ナホコ

出版社: 小さい書房
完全に大人向けだと思います。

「噂は本当なのか嘘なのか・・」
その噂に振り回される人々(物語では動物だけど)
その為に招いた現状は
誰が招いたのか。
悪かったのは誰か・・。

いろんな視点で問いかけ続けてくるような本です。

続編で銀のライオンがヒーローになって
安心のラストシーン・・なんてのも見てみたい。
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自信を持っておすすめしたい いい話です  投稿日:2019/02/17
しばはま
しばはま 文・絵: 野村 たかあき
監修: 柳家 小三治

出版社: 教育画劇
落語の絵本は、無条件に「わははー」となるものと
人情味があふれるものがありますね。
この本は、人情話の方です。

ぐうたらの主人が、酔って大金を拾ってきたものを
ネコばばせず、届け出
主人には「夢だったのよ」という女将さん。
月日がたって、酒をやめ真人間になった主人に
酒をすすめながら「あれは夢じゃなかった」と言ったとき
主人は「また夢になっちゃいけない」と酒を断ります。
この流れがもう・・私は泣けて泣けて・・・。
(その時の絵が、幼い息子なんですよね・・)

シリーズ本の「しにがみさん」もそうだけど
人間の心を深く探ってくる
とても染み入る一冊です。
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ふつうだと思う 焼きそばパンってそんなに・・?  投稿日:2019/02/17
うれないやきそばパン
うれないやきそばパン 文: 富永 まい
絵: いぬんこ
作: 中尾 昌稔

出版社: 金の星社
哀愁漂う絵のタッチが気になって手に取りました。
それにタイトルが「売れない焼きそばパン」

読んでみると
焼きそばパンは、今は人気がなく、生きる化石みたいな扱いでした。
それって本当?
ちょっと衝撃でした。
スーパーの袋入りのパンでも、まだ焼きそばパンは普通に売ってるし
手に取っている人もいましたよ。
なんだかその設定が気になって
お話があんまり心にも頭にも入ってきませんでした。
もっと遠い未来の話なのかしら・・。
それとも私の頭が古すぎるママなのか・・・。
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自信を持っておすすめしたい 油と塩  投稿日:2019/02/04
せかいでさいしょのポテトチップス
せかいでさいしょのポテトチップス 文: アン・ルノー
絵: フェリシタ・サラ
訳: 千葉 茂樹

出版社: BL出版
ポテトチップスという食べ物が
1人のコックと横暴なお客のやり取りの中で偶然に生まれたものだという、お話です。
こんなにも世界で愛され続けているポテトチップス。
でも、狙って作ったわけでなく、
また作り方もいたってシンプル。
長く続くものって、案外こういうものなのかもしれませんね。

薄くスライスしたジャガイモを、たっぷりの油で揚げ、塩を多めに振りかける。
ここに至るまでの紆余曲折が、とてもドラマチックなのですが
ひぇー、塩と油・・すげえ・・と思ってしまい
全くポテトチップスを食べたいとは思わなかったのは
もう年なんでしょうか・・。

子どもも大好きなポテトチップス。
おぉーと思って聞いてくれるのではないでしょうか(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい 表紙がよい  投稿日:2019/02/04
一〇五度
一〇五度 著: 佐藤 まどか
出版社: あすなろ書房
何の本なんだろうと思わせるタイトルです。
でも読み終えると
「あぁ、だからこの表紙なんだー」といろいろ納得するようになっています。

椅子を作る本です。
それもコンテストがあり、中学生ふたりが力をあわせて、それに挑んでいくんです。
二人の中学生が男女なのに、色恋の匂いがなく
ただ「椅子を作る」ことに特化して物語は進行。
ところどころに勉強との両立という設定も盛り込まれますが
こういう清々しい展開。好きです。
物語は、今後の余韻を持たせて着地します。
なんとなく、続きがあるような・・あるなら読んでみたいような・・。

椅子の専門家である著者の「椅子愛」も感じる
素敵に一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 戦争の悲劇と、種を超えた愛情  投稿日:2019/02/01
ヒョウのハチ
ヒョウのハチ 文: 門田隆将
絵: 松成 真理子

出版社: 小学館
戦争中に部隊に帯同していた野生の豹「ハチ」の数奇な運命の物語。
児童書の物は読んだのですが
今回は絵本を読んでみました。

これは実際にあったお話なので
資料の写真が残されています。
絵本の絵が、その写真をとてもよく再現していて
涙が出そうでした。

かわいそうなぞうが、非常事態を理由に殺されてしまったのと同じように
この「ハチ」も殺されてしまうのですが
このお話の良いところは「かわいそうなお話」だけで終わらないところだと思います。
ハチを愛していた人たちが
ハチのことを語り継ぎ、その姿もはく製として残され
戦争の悲惨さを今なお伝え続けている・・。

死んでもなお生き続ける思い出と愛情。
温かい心になる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい もうひとつの「かわいそうなぞう」  投稿日:2019/01/11
兵隊さんに愛されたヒョウのハチ
兵隊さんに愛されたヒョウのハチ 作: 祓川 学
絵: 伏木 ありさ

出版社: ハート出版
戦争中に、豹が部隊で飼われていたなんて
なんの冗談だろうと思って読んだら
本当にあったお話でした。

赤ちゃんの時から人間に育てられた豹の「ハチ」は
人間が大好き。
それも、軍服姿の人には、無条件に警戒を解いていたようです。
その様子はまるでネコ。
連戦の部隊では連れて歩くことが難しくなり
上野動物園に送られて飼育されることになったハチ。
でも、そこには、戦時中の悲劇が待っていました・・。
これはもうひとつの「かわいそうなぞう」だと思います。

ただ、語り継がれたかわいそうなぞうと違い
このお話には後日談というべきお話が続いていました。
ハチを一番にかわいがっていた高知出身の兵隊さんが
ハチのことをいろんな人に語って聞かせ
剥製になったハチは、修理されて、今なお、戦争の悲劇を伝えているようです。

動物と人間の心の交流
戦争の悲惨さ
たとえ命は尽きても、その人の心では行き続ける思い出
いろんなことを伝えてくれる
大人にも薦めたい一冊です。
参考になりました。 1人

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