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車が好きになる
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投稿日：2007/02/28 |
満1歳を迎える友人の娘が大のお気に入りというのがこちら。子供が好きな消防車･パトカーといった「はたらくくるま」が多く載せられていて、ページをめくるたびにキャッキャと喜んでいました。これ以後娘さんは車が載った絵本を読んでとせがむようになったそうです。
色使いはっきりと分けてあるから視認力の弱い赤ちゃん世代でも分かりやすく出来ています。厚いから噛んでも大丈夫と奥さんがおっしゃっていました。
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へその実 食べてみたい
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投稿日：2007/02/27 |
カミナリ親子から雲の上にお呼ばれしたハル。今日はへそまつり！おへその実で作られた料理が次々と運ばれハルはおなかいっぱい。ところが「ほんとのおへそって どんなの？」ハルに目が向けられ･･？
なぜハルが招待されたのだろう？まず最初に思いました。これには最後まで触れられていませんでした。
おへその実がなってるという発想が愉快ですね。カミナリさまたちと一緒にパーティ！楽しそう。
ざっくりとした塗り方は好みなのですが全体として暗かったり、家の形がどれも同じで変化に乏しく子供が喜べるかな〜という点が気になりました。決して怖ろしい内容ではありませんよ。小学校低学年から。
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あお が好きなんだもん
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投稿日：2007/02/27 |
あおいろが大好きな主人公・バーティ。首輪を見つけて犬もいないのに犬になりきってじゃれる。そうしているうちに犬がやって来た！でも、、あれれ、、僕の好きなあおいろじゃない。しかしバーティは飛び切りの思い付きで白い犬を見事に「あお」にしちゃいます！
自分なりに考え、自分なりに工夫する。
この主人公の動きが素敵です。
全体が青色で統一されているのに犬が白くても受け入れたときだけ全体色が変化します。心情変化を言葉でなく色で表現している配慮も洒落ていますね。読み終えてほっこりと温もりが残りました。
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何だって遊び道具にしちゃう！
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投稿日：2007/02/27 |
雨が降っていて退屈な日。リサ・ガスは目の付くものの範囲で想像力を働かせ、手に取るもの何でも遊び道具にしちゃうんです。そのたびに大人に怒られるのですが当人はちっとも意に介しておらず、また次なるお茶目をしでかしちゃいます。
お部屋を暗くしてお化け屋敷ごっこ。絵画を切り刻んでジグソーパズル。親のことなんて気にせず遊びを思いついては楽しんでしまうリサ・ガス。あははは。子供の発想って商品の価値など考えず大らかで良いな。作者の子供目線が素敵です。
自分が親となったとき、この状況に直面して「あはは、ようやりよったなぁ」と笑い飛ばせるほど豪胆に振舞いたいですね。
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本当は･･･でもうまく言い表せないんだ
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投稿日：2007/02/27 |
かにさん・もじゃもじゃ・ぶらし。3匹がそれぞれ個性を生かして１つの貝殻で共に暮らします。ところがからだが大きくなって狭くなってきて2匹が仲違いを始め･･･。ぶらしの気遣いが微笑ましい作品。
本当は仲直りしたいんだけど、、意地っ張りになってしまう。仲直りして欲しいんだけどうまく言えない。子供の心模様を上手く表現してあります。
ラメが入っていてキラキラと美しい絵本で見ているだけで楽しくなります。石を描くのにも写真を切って貼り付けてあって手の込んだ仕上がりです。小魚が泡をふいて呼吸していたりかもめが傘を差していたりとちょっとしたパロディも愉快です。
お話に山谷をつけながらあり得る変化で含みを持たせる。無理の無い展開で読み終えて文・絵・訳とも慣れた方が書かれているなと感じました。
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表情･かな・英熟語が同時に
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投稿日：2007/02/26 |
子供たちがいろんな表情の「かお」で出てきます。面白いのはストーリー立ててある後半。「すやすやねてるかお」の犬に「し〜〜のかお」の子供がいたずら書きしたら･･･犬がおこっちゃった！
この絵本の良い所は
「あいた〜〜のかお」･･･OUCH！ FACE
というように、表情変化とともに対応した英語も載せてあることです。これで表情･かな・英熟語と３つ同時に学習できるようになっているのですね。
石につまずくのが子供ではなく犬だったりとちょっぴり笑える要素も含まれています。大きなひらがな表記ですのでかな覚え始めの子どもでも読めます。
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加害者側から
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投稿日：2007/02/26 |
思いもかけないことで相手を事故死させてしまったゆうちゃん。被害者の妻の悲痛の言葉が心に突き刺さる。せめてもの気持ちと毎月仕送りを送り続けた7年目のある日、ゆうちゃんは涙を流す。その理由とは･･･？
実話を元にしたさださんの曲だと知りました。不慮の死を扱う作品ではその悲しみや妬みを描かれている場合が少なくないですがこちらの作品は違うのです。加害者がどう現実と向き合うか。これで人の価値は分かれるのではないかと歌詞を書かれた作者は後書きで述べています。
おぐらひろかずさんの絵はキャンドルの炎のようにどれも温かく柔らかいです。
さだまさしさん。これまで一つも聴いたことがありませんでしたが胸を打つ曲を、著書を多く出されているのですね。他にも絵本シリーズがあると知り読みたくなりました。
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次回作が気になる！
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投稿日：2007/02/25 |
今日はポロンが初めてひとりで寝る日。だいじょうぶ、おかあさんがいなくても怖くないもん。とはいうものの心のどこかでは不安。と思っていると窓に白いかげが･･･？ ばくが不安をやわらげてくれます。
驚いたのはこの作品、全て版画で製作されているとのこと。少年やばくの表情がとても微笑ましいほか、ページが開いた本・揺れる木馬など細かい面も描かれて（彫られて）います。黒が基調で全体的に落ち着いています。
版画でも絵本に劣らない素晴らしいものが出来上がるものだと感じました。今作がはじめてとのことで今後の作品が待ち遠しいです。
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忘れていたこととは？
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投稿日：2007/02/25 |
何か忘れていて寝付けないがいこつさん。
いろいろ見回るけれど見つからない。
半分諦めかけて鏡を見つめると･･･？
デパートに出掛け当たり前のようにエスカレーターに乗るがいｋつさん。ところがお客さんは誰も驚かない。こういったおかしなところが”おかしい”です。「目を開けたまま寝ているかというと、ちがいます。あれは穴です。」などツッコミがまた飄々としていて面白い！
「寝る前には歯磨きを忘れないで」は〜い。
五味さんの作品中でも特に好きです。
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あれ？きれいなってるわ。
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投稿日：2007/02/23 |
「けったいな」の語句に引かれて手に取りましたが正解でした。親しみ易い関西弁で物語が進みます。
「そろそろそうじせなあかんなあ」頭をポリポリ。ムーやんメーやん2匹の羊がそうじきをかけ始めると、、、くつしたを吸い込んじゃった！もうこの後はハプニング続きなのですが当の本人は「そんなもんか」てな調子。結果オーライな結末も大いに笑えました！
部屋に掃除機をかけるというありふれた日常の一面が描かれているからか素直に読み進められました。オチもあり得る展開で作者の巧みさを感じます。
漫画風なイラストですが雌雄を区別するためにメーやんが入浴中は髪を束ねていたり、汚れてしまったくつしたをちゃんとお風呂に干してあったりと細かな部分にも目が注がれています。お部屋の変化を前ページと見比べるとより楽しめますよ。
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