そやで

パパ・30代・

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そやでさんの声

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自信を持っておすすめしたい 農家ならではの「夏の宿題」  投稿日:2007/03/05
ねたふり
ねたふり 作・絵: 小泉 るみ子
出版社: ポプラ社
農家ならではの「夏」。毎日炎天下の中、家族で収穫するんだ。暑い中なんでこんな苦労しなきゃならないんだろう。そうだ、このまま蚊帳の中で・・・? ズルして休み、後ろ髪を引かれる思い・温かく受け入れる家族の優しさ。それぞれの心情がストレートに伝わってくる作品です。

少女の表情が素晴らしい! ほんとは手伝わないといけない、、、でも面倒。そっと抜け出して・・・何よ!と犬にまくし立てる目つき。少女の素直な心模様がよく分かります。みずみずしい野菜なんかもぅ食べちゃいたい!

作者はほかにも「四季」をテーマにした絵本を出されているようです。こちらの方も読みたくなりました。
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自信を持っておすすめしたい いろんな童話がちらほらと・・・?  投稿日:2007/03/05
森のなかへ
森のなかへ 作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: 灰島 かり

出版社: 評論社
絵の中の仕掛け絵本。こういう設定が描ける作者の力量って素晴らしいですね。
おばあちゃんのお家へお見舞いを届けるお使いを頼まれた僕は、行ってはいけないとされる森の中の近道を通ります。ところがこの森が不思議。アリスのような少女が現れたり、大男の足が見えていたり、白馬の貴公子が駆けていたりと 有名な童話の登場キャラが見え隠れします。これを探しては「あっ!!」と思える楽しみ。不思議の世界に引き込まれたかのよう。

白黒だけでここまで繊細に描いてあることにも驚かされました。年齢関係なく楽しめますが、グリムなどの童話を一通り頭に入れておいた上で読むと「あ、あの場面の!」と思い起こして一層楽しめます。
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なかなかよいと思う 曜日の感覚がつかめる  投稿日:2007/03/05
きょうはなにするの、ペネロペ
きょうはなにするの、ペネロペ 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: ひがし かずこ

出版社: 岩崎書店
ペネロペのおとぼけぶりが可愛らしいです。幼稚園に行くのにスリッパをはいていたり、リュックではなくゴミ袋を持ち出したり。やや強引な流れに「そんな間違いするかなぁ」と感じる所もありましたが、周りにも助けられうまい具合にいきます。曜日の感覚も盛り込んであるので覚えたての年代にちょうど良いと思います。
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なかなかよいと思う 動物たちの寝場所を体験  投稿日:2007/03/04
ねどこ どこかな?
ねどこ どこかな? 作: ジュディ・ヒンドレイ
絵: トール・フリーマン
訳: 覚 和歌子 谷川 俊太郎

出版社: 小学館
「どんなだろうね」 とミツバチがバラの中で眠る様子やかえるが泥に浸かって眠る様子を 子供たちが体験するお話です。色んな動物が出てくる中で最も面白かったのが「こうもり」。「さかさに ぶらさがってなきゃ」と子供たちまで逆さ吊りになって眠るんです。パジャマがずれちゃってようが平気。隣のこうもりさんに抱き寄せられたりと ちっとも辛そうには見えません。

ストーリーに関係なくピンポイントに現れるミニ怪獣がどこにいるか探すのも楽しめました。柔らかな水彩画で眠る前に安らぎを与えてくれますね。全てひらがな表記です。
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ふつうだと思う 楽観的なおいしゃさま  投稿日:2007/03/04
ねずみのおいしゃさま
ねずみのおいしゃさま 作: 中川 正文
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
ねずみのお医者さんが夜中に熱を出したリスさんの家に行きます。ところが雪で閉ざされかえるさんのお家で一休み、、、している内にリスさんの病気が治っちゃった。

あれまぁ・・・結果オーライな内容ですが絵本の世界なのでこれでもいいか。医者が風邪を引いてしまう内容もちょっぴり面白いですね。往診なんてあったな〜と時代を感じさせる作品です。「ぐりとぐら」の山脇百合子さんが絵を描かれています。
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自信を持っておすすめしたい 絵を見ているだけでワクワクする!  投稿日:2007/03/04
ボビンとプッチのアンティークやさん まんげつのよるのゆめ
ボビンとプッチのアンティークやさん まんげつのよるのゆめ 作・絵: スズキ タカオ
出版社: ポプラ社
ボビンとプッチにアンティーク屋に現れたのはサーカス団員のゾウさんエミリオ。2匹はエミリオのサーカスを見に行くことに。

プッチがサーカスが始まるのを楽しみに胸をときめかせている一方で、ボビンは「うしろのたいようのかざり、いいなあ」と商売に目が行っている2匹の対照的な姿が面白くもありました。

まるでゲームの中に迷い込んだかのような、描いてあるキャラがこじんまりとして可愛く、小物やお家も色鮮やかでファンタジックな絵本です。ここまでよく緻密に描いたな、と1ページ1ページじっくり眺めながら読み進めました。

作者は細かいアイデアの宝庫なのでしょうか、発明品の数々がどれを見ても斬新で楽しいのです。こんな懐中時計を手にしてみたい、愛らしいデザインです。
 やや長いのと絵を見て楽しむ本ですのでお母さんと一緒に読むと楽しいです。
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なかなかよいと思う ジョークのきいたお話です  投稿日:2007/03/04
バナナをかぶって
バナナをかぶって 作: 中川 ひろたか
絵: あべ 弘士

出版社: クレヨンハウス
もしもバナナがひとふさわたしのだったら
あたまにかぶっておさんぽしたい

シュールな展開でお話が始まります。これぞ中川さんだと感じました。バナナの皮を放り投げたらゴリラが滑って・・・突然始まる12コマ漫画がふざけていて、ありえなくて、ばかばかしくて笑っちゃいました。

中ほどのとりわけ色鮮やかなページが楽しめます。
潜水艦・宇宙ロケット・自由の女神からキングコングまでアメリカ関連の品々がいっぱい出てきて「これは、あれは」と見つけては楽しんでいました。(欧米かっ)

歌の絵本ということで表紙裏に歌詞と共に楽譜が載せられています。
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なかなかよいと思う イノくんなりの生き方  投稿日:2007/03/04
しっかりはしれば−亥(いのしし)
しっかりはしれば−亥(いのしし) 作・絵: 五味 太郎
出版社: クレヨンハウス
一言で言うなら「猪突猛進」を絵にした本です。
イノくんはいつもスピード全快。周りの動物たちが心配しているけれどお構いなし。そんな折「調子に乗って走ってばかりではいかん!ゆっくり歩いて世の中をよく見ることが肝心!」と忠告を受けます。これに対するイノくんの切返しがウマイ!

最後のオチが独特で、そういやこういう考えも出来るな。皆に迎合するのではなく自分なりのベストを見つけ出す、そんなイノくんの生き方にも拍手です。
その子その子で自分の力量が出せる状況は違いますよね。そんな個性に気付いてやれる親になりたいです。
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なかなかよいと思う かたつむりの「おなら」?  投稿日:2007/03/04
みんなきこえる
作: 菅原
出版社: (不明)
いきものはみんなおとがする で始まり、うま・こいぬ・カンガルーねずみ・かたつむりの4匹が歩くおとなどを描いてあります。
やはり愉快なのはかたつむりの「おなら」でしょう。動物たちの勝手な解釈にも笑ってしまいました。内容は本を開いたときのお楽しみに!

最後がタイトル通りほっこりと温もりを感じます。ゆるキャラのような柔らかい曲線の動物たち。ひらがなだけで直ぐに読み切ることが出来ます。
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なかなかよいと思う 必ずやってくること  投稿日:2007/03/04
ぶたばあちゃん
ぶたばあちゃん 作: マーガレット・ワイルド
絵: ロン・ブルックス
訳: 今村 葦子

出版社: あすなろ書房
死期を悟ったぶたばあちゃんは預金を引き出したり滞納料金を支払ったりと身辺整理を始めます。孫娘もその時が来たのだと悟りますが口にはせず、これまでばあちゃんがやってきた家事・ばあちゃんと食べた食事を一人で過ごします。「ごちそうにしようかね」おばあちゃんは孫娘をなぜだか外へ連れ出し・・・。

「ごらん!」「あんなに木の葉がきらめくよ」死ぬ間際だといつも見た風景が素晴らしく美しく写るのでしょうね。誰もが迎えなくてはならない「死」 孫娘はだだをこねたり、ただ否定しようとせず現実を受け止めます。

死を前にそれぞれ出来ることは一体何か。
これを示した絵本だと感じました。
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