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パパの立場で読むと、切ないくらい家族への愛情が溢れてきました
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投稿日:2015/09/02 |
このお話は、どの登場人物の立場で読むかで印象や感想がガラリと変わると思います。
私は良い絵本だなと感動をおぼえながらも、どこか冷静な気持ちでは読めませんでした。
そして「今より少しでも健康に気をつけよう。」という思いになりました。
メタボや健康が気になるお父さんには、きっと私のように色々と非常に心を揺さぶられるお話だと思います。
物語は、バークリーから「もう会えない」パパへのプレゼントを軸に、バークリーとママとの穏やかな日常が、短い文章で描かれます。
キレイな絵や短い文章からも、バークリーとママがとても誠実で優しい人たちであることが伝わってきます。
主人公のバークリーの立場で読むと、ママの優しさが印象に残るお話だと思います。
ママの立場で読むと、慎ましやかな暮らしの中で、息子が優しくしっかりと成長していく喜びと希望を感じるお話だと思います。
でも、パパの立場で読むと。。。
こんなに優しく誠実な妻子と、もう会えないなんて!
こんな素晴らしい家族と、もう寄り添って暮らしていけないなんて!
妻子のパパへの愛情の深さを感じるだけ、パパの無念さも考えてしまいます。
自分に置き換えると、とても堪えられない気持ちになり、大きな喪失感や絶望を感じてしまいます。
自分が家族を失うことがないように、せめて最近メタボ傾向なので、体調管理を気をつけようという気になりました。
この絵本は、家族の愛情の素晴らしさや一緒に寄り添って暮らしていくことの素晴らしさを再認識させてくれました。
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だいじんの接し方がステキ。参考にさせてもらいます。
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投稿日:2015/07/01 |
だいじん、ステキだなぁ。
読後にまず思いました。
日頃、だいじんから「勉強しなさい。頭の悪いと皆にバカにされますよ」と注意(小言?)されている王さまは、だいじんを見返したくて名探偵になろうと思います。
でも事件がないと名探偵の出番がないため、王さまはなんと自分で事件を起こします。
城の中は大混乱。
だけど、だいじんは冷静に対応していき。。。
王さまは見栄っ張りで向こう見ずで、かわいらしい。
小さな子どもみたい。
だいじんは、すぐに真相に気付いたと思われるけど、王さまの思惑通りかそれ以上に大げさな行動を取り、チクチクと王さまへ苦言を呈するのも忘れない。
王さまの思惑通りに振る舞っているように見せ、実は王さまを手のひらで転がしています。
だいじんの見事な振る舞いにより、王さまの気持ちが変化していく様がおかしくて微笑ましいです。
また、最後には王さまを勉強させる気にさせたのは、本当にあっぱれで晴れやかな気持ちにさせてくれます。
娘が私にウソをついてきたり騙そうとしてくるときには、だいじんのように娘に騙されたように振る舞いながら、娘を手のひらで転がしたいものです。
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王さまのかわいらしさが親になって分かりました
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投稿日:2015/07/01 |
王さまは娘にそっくり!
親になってこの絵本を読み、初めて王さまがとてもかわいらしいことに気付きました。
娘は2歳9ヶ月。
好きなものは基本的に全部自分のもの。誰にもあげたくない。
純粋でたまに優しさや気遣いも見せるけど、ワガママで自分のしたいこと以外は何もしたくない。
うーん、王さまと娘はそっくりだ。
そう気付くと王さまのことがかわいらしく思え、温かく見守りたくなります。
娘もきっとたまごが好きになると、他の人が食べるのを禁止する。
そして、自分だけがたまごを食べられることを自慢する。
本当にそっくりだ(笑)
子どもの頃、大好きでよく読んだ王さまシリーズ。
あの頃は、ストーリーも王さまの性格や行動も「ナンセンスで面白い」としか感じてなかったけど、まさか親になって王さまを理解してかわいいと思う日がくるとは。
親になって良かったと思うことの一つとなりました(笑)
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ナンセンスで不気味で安心感も得られる、王さまシリーズの傑作
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投稿日:2015/07/01 |
王さまシリーズらしい王さまの絵本です。
ナンセンスでちょびっとホラーテイストもあるストーリー。
読み手の疑問への説明やフォローがないため、あれこれと背景や疑問への答えを考えて想像してしまいます。
小さな不気味さや怖さが読後も残ります。
でも、絶妙な展開と描写により、読後は大きな満足感や安心感も得られます。
お話は、いきなり王さまがレストランを開始したところから始まります。
まずはだいじんや先生に料理を振る舞いますが、ウサギが来て奇妙な注文をし、蝶が来て奇妙な注文をし、カエルが来て奇妙な注文をし、ヘビが。。。
ウサギたちはどうなったのか、そもそも王さまの体験したことは現実なのか夢なのか、お話では全く触れていません。
そのため、読後もモヤモヤが残り、色々考え想像させられます。
怖い気持ちも、完全には払拭できません。
でも大きな恐怖が去り、一つできることが増えた王さまの姿を見る(読む)と、大きな満足感や安心感も感じます。
楽しいお話だけじゃなく明るいお話だけじゃない、王さまシリーズの魅力を凝縮した傑作だと思います。
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やったー!新作だ!
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投稿日:2015/04/22 |
前作2作は娘だけでなく私も妻もお気に入りの絵本です。
そのため、本作が発売すると知ると、「やったー!新作だ!」という喜びでいっぱいになりました。
本作も期待通り、大満足です。
このシリーズはかわいい絵とシンプルだけど温かい気持ちにさせてくれる文章により、読後にとても幸せな気持ちにさせてくれます。
そして赤ちゃんとの日々の暮らしが本当にステキな出来事であふれていることに気づかせてくれます。
この絵本も、赤ちゃんのかわいらしさであふれています。
最後の家族3人で寝るシーンは胸がキュンキュン(笑)となるほど、かわいらしく微笑ましいです。
そして、絵本に私たち家族の姿を重ねて、今の家族3人の生活がとても幸せだな、娘との日々の生活は微笑ましいことの連続だなと改めて感じさせてくれます。
この絵本も、前2作と同様、大好きになりました。
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幻想的な雰囲気で見惚れました
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投稿日:2015/04/22 |
幻想的な雰囲気の絵本で、気持ちをリフレッシュさせてくれる絵本でした。
ストーリーは猫のカップルのお話し。
大好きなシロへ、「自分の1番素敵だと思うもの」を渡したいとがんばる(そして少しから回る)クロ。
何だか妻と結婚するまでの私と重なり、微笑ましいと思いながらも甘酸っぱい気持ちになりました。
絵は、幻想的なきれいさで思わず見惚れました。
この素敵な世界で奮闘するクロと、クロを見守るシロ。
愛って良いなぁ、思いやりって素敵だなぁと思わせてくれます。
素敵な絵とクロとシロの行動が合わさり、何とも心が静まる、リフレッシュさせてくれる絵本でした。
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子どもの安心毛布
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投稿日:2015/04/16 |
読後はあったかい感動に包まれました。
私の幼い頃の2人の祖父(両名とも故人)との思い出し、感謝ともっと会いに行けば良かったかなという軽い自責を感じるとともに、幼い私の娘にとっての安心毛布でいたいなとしみじみと思いました。
主人公にとっておじいちゃんは、遊び相手であり、この世界のことを教えてくれる先生であり、嫌なことや怖いことがあっても気持ちを癒してくれ立ち向かう勇気をくれる大切な存在。
物語の主人公のように、幼い娘にとって世の中の多くのことは怖かったり上手くいかないことばかりだと思いますが、主人公のおじいちゃんのように、また私の祖父たちのように、娘を見守り、励ましていきたい、娘の安心毛布にならなきゃなと決意を新たにさせてくれる絵本でした。
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響きとリズムがとても楽しい
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投稿日:2015/04/08 |
2歳の娘は、動物好きでおかあさんといっしょの「ようかいしりとり」も好き。
なので、この絵本も好きになるかなと思い、購入しました。
親子ともに読んで「満足!」な、響きとリズムがとても楽しい絵本でした。
お話しは、動物たちが現れて「ぴん!」と「たらり」を繰り返します。
0歳から楽しめるように作られているため、「ぴん!」と「たらり」以外、特にお話しに動きはありません。
でも、ただ「ぴん!」と「たらり」の繰り返しだけで、子どもも大人も何だかとっても楽しくさせられます。
読後は思わず、「ぴん!」と言って手足や体を伸ばし、「たらり」と言って体をだらりとして娘と遊びたくなる衝動に駆られました。
娘も言葉の響きとリズムが気に入ったみたいで、「ぴん!」「たらり」と言って、キツネさんのマネを全身でしていました。
今では、娘と遊ぶ時に夫婦と娘の3人で、手足や体、おもちゃなど色々なものを「ぴん!」や「たらり」として遊んでいます。
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子どもには親はおねぼうくまさんのように見えてるのだろうな
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投稿日:2015/04/02 |
この絵本を読んで、まず「きっと娘には、親はおねぼうくまさんのように見えてるのだろうな」と思い、思わず笑顔になりました。
おねぼうくまさんは、おともだちが誘いにきても「ちょっとまって」と言って、そのまま何日も寝たままで、おともだちの誘いにのらない。
何日もねぼすけでゴロゴロしてたくまさんは、ある日うさぎさんの誕生会がその日にあることを思い出し、急いで準備をして慌ただしく誕生会に出かけます。
誕生会に間に合ったくまさんは。。。
かわいらしい絵とテンポ良いお話で、とても楽しい絵本です。
でも2歳の娘にとっての親は、きっとおねぼうくまさんのようなんだろうなと気づき、すごく愉快な気持ちになりました。
娘が遊ぼう、お出かけしよう、おやつ食べようと言っても、いつも「ちょっと待ってね」と言って娘の提案をかわしてしまいがちです。
いつも娘の前でも、ぐうたらしてます。
それでも、お出かけする時には慌ただしくせわしなく準備を進めてしまいます。
つい娘にも親と同じペースで準備するように急かしてしまいます。
娘よ、ごめん。
でもねぼすけで過ごすのも、本人は気持ち良くて楽しんだよ。
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発想を変えてみることの素晴らしさ
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投稿日:2015/04/02 |
発想を変えてみること、視点を変えてみることの楽しさ、素晴らしさを心地良く思い出させてくれました。
日々の生活、仕事などでも発想や視点を変えて考えてみると、きっと生活も仕事をより良くなる、楽しくなると思いますが、どうしても日々繰り返すと思考が固くなりマイルールに縛られていくようになりがちでした。
そんな時、この絵本を初めて読んだところ、改めて発想や視点を変える楽しさを思い出させてくれました。
物語は、ナンセンスに楽しく展開していきます。
自分の庭が大切なルラルさんは、庭に入ってきた人をパチンコで撃退する。
ある日、庭に丸太があった。実は丸太でなくワニだった。
ワニは怒ると恐いので、パチンコで撃退せず、ワニの言うことをそのまま聞く(イエスマンになる)。
何で〜てツッコミたい気持ちや、サラリーマン的な悲哀をルラルさんに感じてしまうところなど、クスクス笑ってしまう場面の連続でした。
そして、最後は。。。
自分で決めてたこと、良いことと思い込んでたことを変えてみるのはなかなか難しいですが、この絵本は変化による効果、楽しさを面白く伝えてくれます。
私も明日から、少しでも発想や視点を変えて考えてみたいなという気持ちにさせてくれた絵本でした。
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