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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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おしん

ママ・60代・鹿児島県

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自己紹介
ずいぶん前に、我が子への絵本の読み聞かせを卒業。
現在、幼稚園で非常勤で働きながら、絵本の読み聞かせを楽しんでいます。[2007.10]

気が付けば、投稿を始めてもうすぐ5年…
レイアウトも、どんどんリニューアルされている中で、突然、私の年齢がアップしていました。投稿当時の年齢で、ずっときていたのに…正しい表示に、思わずにんまり…
学生だった子どもたちも、みんな社会人になりました。でも、今でも絵本を見ています。大人も楽しめる絵本がたくさんあります。これからも、ずっと関わっていきたいと思います。[2012.5]
好きなもの
絵本。読書。手芸。
できることなら、音楽を聴きながら、針仕事をして、本を読めたらいいな、なんて、ばかげたこと、考えてます。
ひとこと
一冊でも、多くの絵本と出会いたい。
そして、子どもたちに読んであげたい。
絵本の世界を思い切り楽しみたい。

おしんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 静かな会話が聞こえる  投稿日:2009/12/07
15ひきの おしかけねこ
15ひきの おしかけねこ 作: ガブリエル・バンサン
絵: 今江 祥智

出版社: BL出版
なおしてやったテディ・ベアは、みんなもらわれていった。
今度やってきたのは、亡くなったジュリエットさんのところのねこたちでした。
窓の外に、ふと視線を感じると、14ひきのねこたちが、じっとこちらを見ています。そして、もう1ぴき。
そんなねこたちの世話をするおじいさん、なんて心優しい人なのでしょう。
物言わぬねこたちのはずが、その会話が聞こえるようです。
おじいさんが話しかけている様子が、なかなか味があります。またおじいさんの気持ちの葛藤も、よくわかります。
線で描かれたところに絵の具で色をつけた絵ですが、ねこの仕草等、その特性がよくわかります。
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自信を持っておすすめしたい 自然からの贈り物  投稿日:2009/12/07
だるまちゃんとやまんめちゃん
だるまちゃんとやまんめちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまちゃんの、今度の友だちはやまんめちゃん。
目のぐりぐりっとした、普通の女の子かなと思ったら、山のほら穴に住んでいる、やまんばの子どもでした。
やまんめちゃんは、病気で寝ているおばあちゃんのために、薬草を摘んでいるところでした。そのことを聞いただるまちゃんは、おかあさんからお見舞いを持っていくように言われ、出かけます。

自然の中の知恵をいっぱい知っているやまんめちゃんに色々教えられるだるまちゃん。薬草の紹介や、葉っぱを使ってできるひこうきなど、私たちも使える知恵が紹介されているところ、細かい心遣いを感じることができます。
恵まれた自然の中で教えられること、助け合うこと、忘れてはいけないことがたくさん詰まっていました。
ちょっと怖い印象のあるやまんばですが、『やまんばのこども まゆ』シリーズに続き、友好的なやまんばにまた出合うことができました。
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自信を持っておすすめしたい おりこうってどういうこと?  投稿日:2009/12/07
おりこうねこ
おりこうねこ 作・絵: ピーター・コリントン
訳: いずむら まり

出版社: 徳間書店
ねこのシマシマは、毎朝、家のドアの外で、ずっと待っていました。飼い主のフォードの奥さんが気づいて、ドアがあいて、朝ごはんをもらえるのを待っていたのですが、ある日、とうとう、自分でドアを開け、缶をあけてえさを食べることにしました。
それを見ていた、ご近所のねこたちは、シマシマに忠告をします。でも、シマシマはそんなのお構いないなしに、自分の思うようにことを進めていきました。

表紙を見て思わず笑ってしまいまいした。ねこが二本足で歩きながら、手には、缶を抱きしめています。
『おりこう』ってどういうことなのでしょうか。こんなこともできるんだよと示すこと、それとも、できないふりをして、やってもらうこと、どちらをとりますか?でも、いくらねこがおりこうだからと、色んなことを自分でさせようとする飼い主も、なかなか面白いですね。
さて、シマシマはどの道を選択するのでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 電車の中で…  投稿日:2009/12/05
パンやのろくちゃん でんしゃにのって
パンやのろくちゃん でんしゃにのって 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 小学館
パンやのろくちゃん、おじいちゃんと一緒に、田舎のおばあちゃんに会いにいくために、電車に乗りました。
電車の中で、早くもお弁当を食べようとします。すると、みかんがゴロゴロと転がってきて、おじいちゃんは座席を離れました。
ひとりになってしまったろくちゃんに、色々なことが起こります。

おじいちゃんの行動、なかなか面白いですね。長谷川さんらしいお話の展開は、ちょっぴりおとなの世界。そして、登場する人たち、なんだかやさしくて、あったかくて、不安な気持ちを取り払ってくれそうです。ろくちゃんの気持ちの変化、そして、電車の中ならではの経験を、うんと楽しむことができるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい いい もんだな〜って…  投稿日:2009/11/28
みみかきめいじん
みみかきめいじん 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社
ひょ・うーたんせんせいはみみかきめいじん。
今日も、先生のもとへお客さんがぞくぞくとやってきます。
でしのひょうすけは、せっせせっせとお手伝い。
さて、どんなお客さんがやってきたのでしょう。

みみかきやのひょ・うーたん先生は、耳かき草を育てることからはじめています。お客さんにあった耳かき草で、ほじほじと、耳かきをしてくれます。お客さんは、あまりの気持ちよさに、トロトロリ〜

いやいや、よくわかる気持ちにうんうんとうなづいてしまいました。
相変わらずの面白い発想、そして、豊かな表情に、大満足です。

なぜか、お客さんたちのまゆ毛がげじげじまゆ…我が家の二男のまゆそっくりと、家族では、大受けでした。そして、とっても身近に感じました。

かがくいさんの作品に初めて出合ったのは、つい最近のこと。『おもちのきもち』は、本当に衝撃的でした。独特の質感を感じさせる絵のタッチ、そして、面白い表情がなんともいえなくて、何度も繰り返しみてしまいます。どんどん出てくる絵本を楽しみにしています。そして10月初めに、絵本の新刊コーナーで、『みみかきめいじん』が平積みにされているのを見つけ、さっそく手に取り、周りも気にせず、ニヤニヤしながら見入ってしまいました。
その直後でした、かがくいさん、9月28日に亡くなられていたことを知りました。残念でなりません。
病と闘いながらの作品だったのでしょうか。それを知ってから、改めて読み返してみると、表紙裏には、『おもちのきもち』のおもち、そして、裏表紙裏には、『もくもくやかん』のやかんさんのお耳をほじほじ…
最後のシーン、ひょ・うーたん先生の寝姿の背中を見ると、ジンワリとしてきました。

かがくいひろしさんのご冥福を、心からお祈りいたします。
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自信を持っておすすめしたい 新しい世界へのいざない  投稿日:2009/11/27
雲の歌 風の曲
雲の歌 風の曲 出版社: 岩崎書店
安野光雅さんの詩に、森ミドリさんが曲をつけたものです。
巻末には楽譜もあり、演奏し、歌うこともできます。
文語体、定型詩でありながら、作者の遊び心も含まれ、そして、その描く絵が、その詩の情景を、とっても盛り上げてくれます。
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自信を持っておすすめしたい 最高においしいケーキ!  投稿日:2009/11/26
がまんのケーキ
がまんのケーキ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 教育画劇
いちごののった、おいしそうなケーキを前に、こいたろうくんと、かめぞうさんは、けろこさんといっしょに食べるために、がまんして待っています。
でも、いろいろな誘惑に襲われます。
果たして、がまんできるでしょうか?

がまんして待っている時の気持ちの変化や、ものすごい表情に、思わず笑いを誘われます。
がまんをするのは、大好きなけろこさんのためというところ、なんて、健気なんでしょう。その一生懸命な表情、これでもかこれでもかという心の葛藤を、子どもたちは、どんな風に捉えるのでしょうか。
その状況設定の面白さ、独特の絵の手法、『かがくいワールド』を思う存分堪能できると思います。
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自信を持っておすすめしたい こんなお話もあったんですね。  投稿日:2009/11/24
こしおれすずめ
こしおれすずめ 絵: 瀬川 康男
再話: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
日本昔話によくあるパターン。
いいおばあさんと、欲張りばあさんの登場です。

子どもの投げた石で腰が折れたすずめを介抱するおばあさんは、家族の人からは、変わり者扱いをされていました。元気になり飛び立ったすずめが、お礼にもってきたものは、ひょうたんの種。
その種をまくと…

その様子を見ていたとなりの欲張りばあさん。

よくあるパターンで、お話の展開は、ある程度予測がついても、なぜかワクワクドキドキしながら読んでしまいます。
それにしても、欲張りばあさんのやることには、ちょっと驚きです。

派手な色遣いの表紙からは、ちょっと想像もできないようなお話の絵、地味目の色で目に優しく写ります。
登場人物の、大きな表情の変化も、きっと楽しむことができるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい こんなことがあるなんて!  投稿日:2009/11/24
まのいいりょうし
まのいいりょうし 再話: 瀬田 貞二
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
むかし、あるところに、りょうしとむすこがあった。
あるあさ、りょうしは、むすこの七つのいわいのために、りょうにでかけようと、なげしにかけたてっぽうをおろそうとした。
ところが、石うすにあたりつつがまがってしまった。
『げんが悪い』と、止めるむすこの言うことも聞かずに出かけていくりょうし。
山の池のかもに、てっぽうをむけると…

息子の言うことも聞かないで、どんなことになってしまうものかと心配をしながら読んでいくと、その展開は、まさにスピード感があって、まるで、舞台の上のセットが次から次に将棋倒しのように壊れていくコントの一場面をみているような気持ちになりました。ただ、このお話の場合、いい方向へと、ころころと連鎖反応があるというのが魅力的です。
色合いは、モノクロを基調に、獲物には色をちょちょいと付けて、それなりのインパクトを与えているというところが、すばらしいと思いました。絵自体は、シンプルなのに、なぜか迫力のある世界を楽しむことができました。
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自信を持っておすすめしたい 喜びが溢れている  投稿日:2009/11/24
ねぼすけスーザのはるまつり
ねぼすけスーザのはるまつり 作・絵: 広野 多珂子
出版社: 福音館書店
毎朝ねぼすけのスーザ、ある朝、外に出ると、いつもよりあたたかく感じました。
冬の間、土だけだった丘も、草が生えてきました。
はるまつりです。
スーザにとっては初めてのはるまつり、ドレスを作ることになりました。町の布屋さんで布を買って、何日もかけて作ります。

毎日、少しずつできあがっていく様子を楽しみにしている気持ちが伝わってきます。私自身も、子どもの頃、妹とふたり、おそろいの服をよく作ってもらっていました。日々、できあがっていく様子を楽しみにしていたものでした。
そんな気持ちがあふれているお話です。そして、はるまつりにむけて、少しずつ、気持ちも高ぶっていく様子、みんなで楽しみにしている様子が、よくわかります。気持ちが盛り上がっていくなかで、この気持ちを動物たちにもおすそ分けという、スーザの優しさがなんともいえませんでした。
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