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どこ読んでも、楽しい
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投稿日:2008/04/22 |
去年の秋に図書館に予約したときは、予約件数の多さにびっくりしました。ようやく、この季節はずれな時期に手元にやってきました。
季節は合っていなくても、れいぞうこをふくむ、オール大阪弁の語り口は、お笑い芸人ぞろいの家族かしらと疑うくらい、笑えてしまいます。
れいぞうこが夏休みがほしいと言い出したら。。。これが暑い夏の日のできごとであるならば、びっくりを通り越して、死にそうですね。でも、れいぞうこの愉快な希望と、それに答えるお茶目な家族のようすがおもしろすぎて、伝わる暑さも、ふしぎに爽快に感じてしまうのです。
幼年童話の一つになると思いますが、子どもが絵本から一つステップアップしたものを読み始めるとすれば、とっても最適な本だと思います。
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それぞれの役割を知る
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投稿日:2008/04/22 |
植木鉢のぽっとくんは、自分のおしりにどうして穴があいているのか、疑問に思います。
庭に住むみみずがつくる土、平べったい石、悲しんでいるヒヤシンスの球根。それぞれがみんな目的や役割をもって存在していることを、この本を通して知ることができます。
そして、これらのものが一つになったときに、ぽっとくんの疑問も解消されるわけです。
これを読むと、ぽっと一つでも花を咲かせてみようかなって気になります。お庭がなくても、園芸ってできるものだと、教えてくれました。ぜひぜひ、親子でやってみるといいですね。
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それぞれの人物は最後。。。
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投稿日:2008/04/18 |
ふしぎなかめが登場する中国のお話です。
かめの中にものをいれるとそれと同じものが100個出てきます。ふしぎですね。
このかめを最初にみつけた若い夫婦は、きっと、清い心の持ち主だったのでしょう、100個になったものをたくさんの人に無償で分け与えます。でも、そのかめは、意地悪い地主のもとへわたってしまいました。。。
若い夫婦のもとにあったときのかめと、地主のもとにきたときのかめ。かめから出てくるものがあまりに対照的でおもしろすぎです。使う人の心がきれいかよごれているか、かめはすべてをお見通しのようで、ちょっぴり恐ろしささえ感じます。
最後の終わり方がやや残念。若い夫婦のもとにかめが戻ってほしかったなあって思ったり、もう少し、かめが大活躍してくれたらよかったなあって思ったり。余韻をもたせた終わり方が、読み手に想像をふくらませる結果につながるのかもしれません。
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心が優しくなれる本です
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投稿日:2008/04/18 |
どう直しても直らなくって、ゴミ捨て場に捨てられたロボット。そのロボットのもとに、南の国へ行こうとして行きそびれた小鳥がやってきます。ロボットのこわれた心臓で小鳥は休みます。
小鳥との出会いが、ロボットの心を温かくして、本当の心臓を得たように幸せな気分にさせてくれます。いっしょにいることがどんなに楽しいことなのか、知ることができたロボットを見て、うれしさを感じずにはいられませんでした。
そして、ロボットを見ながら思ったんです。本当に相手のことを想ったら、どんな困難なことでも乗り越えられるんだなって。そうして、乗り越えたときにはすばらしい幸せがおとずれるんだなって。
相手を思いやる気持ちの大切さを、こんなにすてきなお話を通して知ることができて、幸せです。
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心配をとっぱらうとっておきの方法
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投稿日:2008/04/18 |
心配でたまらなくて眠れないビリーに、おばあちゃんがくれたのは、とっておきのある人形たちでした。
ウォリー・ドールの存在を、私はこの本で初めて知りました。心配事を引き受けてくれて、ぐっすり眠らせてくれるとっても優しい人形たち。でも、その人形たちをまたまた心配するのはビリー。ビリーの底なしの優しさに、じーんとしてしまいました。
子どもたちが眠れない時期がくれば、ウォリー・ドールをいっしょに作ってみようかなって思います。今は、眠れないことがないかのように爆睡中ですが。とっておきのアイデアをこの本からいただきました。
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こちらまでベタベタになった気分
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投稿日:2008/04/16 |
パパの主夫ぶりに、笑ったり納得したりしながら、読み進めると、プラムがたわわに実る木が登場。パパのプラムにかける奮闘ぶりが見ものです。
プラムを無駄にしてはいけないと、一生懸命でも楽しくジャムをつくる姿に、みとれてしまいました。パパの熱心さを温かく見守る家族も魅力的です。
プラムの木を見たことがないのですが、この本を通して、果物のなる木をもつ家庭の生活風景を垣間見たような気分になれました。ある意味、異文化を知ることができたと思います。
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すてきなケーキやさん
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投稿日:2008/04/16 |
コーラ・リーのつくるケーキは、みんなの人気者でしたが、コーラ・リー本人は、無愛想で家族のいないさみしい人でした。
そんな彼女がなくなって、ゆうれいになってお店に住みつきます。自分の心を本当にわかってくれる後継者を探すのですが、なかなかいい人が現れず。。。そんな中現れたのがアニーでした。
コーラ・リーが涙をこぼすほどのすばらしいケーキを作るために奮闘するアニーを応援しつつ、読み手もどんなケーキが無愛想なコーラ・リーを喜ばせるのだろうと疑問に思いながら読んでいきます。
すばらしいケーキの数々。。読んでいると、食べたくて仕方なくなります。おなかもすいてきます。そして、待望の感動的なケーキの登場に、本当のケーキは人の心までも温かくすることを教えられます。
ケーキに限らず、ものをつくるときは、作ってあげる人のことを真剣に思うことが大事なんだなって、思い知らされる絵本でした。
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おもしろさ満点
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投稿日:2008/04/16 |
「せんをたどって」がおもしろかったので、第二弾を借りてきました。
これもまた、せんをたどって、いろんなものに出会うお楽しみ本です。今回は、せんをたどって、家の中のいろいろなお部屋をのぞいていきます。各お部屋にあるべきものがカラフルにレイアウトしてあって、ページのところどころにある質問に答えながら、せんをたどるのがおもしろくて仕方がありません。子どもよりも大人が楽しんでしまいました。
やったあ、これで家を全部ひとまわり!と思ったら、最後に作者から問いかけが。また、ページを戻して見直すことに。
ウィットに富んだ作風に、満点をあげちゃいました。
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まじょになりたい
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投稿日:2008/04/16 |
ヒロミちゃんが見つけたのは、一本のきたないほうき。
まさかと思ってまたがると、空を飛ぶことができました。
空を飛んでみたい!と思っていた子どものころのことがよみがえり、ヒロミちゃんをうらやましく思いながら、読み進めました。
色鉛筆で無造作に描かれた空の色がパステル調でとってもきれいです。街の様子も、あえて子どもっぽく描かれているのでしょうね。子どものころの夢を再現したような世界が広がっている気がしました。
本当にまじょがいて、まじょがまたほうきを落としてるかもしれないと思う、ヒロミちゃんがかわいい。子どもたちも想像力をふくらませて、ヒロミちゃんのような気持ちを持っていてほしいと思いました。
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こんなとこやさんがあったらいいな
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投稿日:2008/04/16 |
バルバルさんは、人間の髪を整えるとこやさん。でも、なぜか、いろんな動物がバルバルさんをたずねてやってきます。
ライオンやわに、ひつじなど、次々に動物がやってくるので、バルバルさんはだんだん動物に対する免疫がついちゃった。拒むことなく受け入れる姿に、優しさを感じます。
どうして、たくさんの動物たちが訪れるのかは、本を読んでからのお楽しみ。人間と動物がいっしょに利用できるとこやさんなんて、楽しいでしょうね。バルバルさんのお店が、人間と動物が共存する小さな地球のように見えて、うれしくなりました。
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