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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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自信を持っておすすめしたい 規則さえ守れば、あとは自由な発想で  投稿日:2008/05/02
木をかこう
木をかこう 作・絵: ブルーノ・ムナーリ
訳: 須賀敦子

出版社: 至光社
私よりも、娘のほうがこの本について知っていました。

木のかき方をガイドしてくれる本なのですが、木というものをじっくり見よう!という気にさせてくれる本でした。

木の枝ぶりから、形、皮まで、事細かに説明してありますが、えがくときのポイントはずばり、規則さえ守れば、あとは自由にえがいていいということでした。

絵をかくことに、苦手意識をもたないよう、自由にリラックスしてえがくことを教えてくれるブルーノさんに、大地を包み込むような木の優しさを感じました。
絵をかくことに限らず、自由な発想は、ものをつくることにおいて不可欠だと思います。それを、この本を通して考えることができてよかったと思います。
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自信を持っておすすめしたい 深く感心しました  投稿日:2008/05/02
メアリー・スミス
メアリー・スミス 作・絵: アンドレア・ユーレン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 光村教育図書
メアリー・スミスは実在した女性です。本の裏表紙には、ちゃんと写真がついています。さて、何をしている女性だったのでしょうか。

メアリーのやっていることが、あまりにすばらしくて、感動しちゃいました。

めざまし時計をみんなが持っていない時代があったことなど、この本を読むまでは意識したことがなかったので、メアリーのような仕事をする人がいたことに、目からうろこでしたし、このような仕事をしていた人たちは、今見ても、偉大だなあと思いました。

たくさんの子どもたちに、彼女の存在を知ってほしいと思います。
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なかなかよいと思う 反省しきりです  投稿日:2008/04/29
ちいさなくれよん
ちいさなくれよん 作: 篠塚 かをり
絵: 安井 淡

出版社: 金の星社
小さくなったクレヨンが部屋のすみっこなどに落ちていたとき、はずかしながらゴミ箱に捨てたこと、あります。
だから、この本を読んだとき、親としてかなり反省しました。子どもには、私の口からは「ものを大事にしなさい!」なんていえないなあ。でも、この本を読んであげることで、
ものを最後まで大事に使おうという心をもってもらえればと思い、子どもに読みました。

ものにはちゃんと心があり、命があることを、この本は教えてくれます。使う側も最後まで愛してあげるべきだということもメッセージとして伝わってきます。

くれよんだけではなく、日ごろ何気なく使い捨てにしているものを、一つ一つ見直してみようと思いました。
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なかなかよいと思う 素直に喜んでいられますように  投稿日:2008/04/29
すてきなプレゼント
すてきなプレゼント 作・絵: またの あつこ
出版社: 文溪堂
とっても、いい言葉がとびらに書いてありました。

「こころがまっすぐに、すくすくそだちますように。」

私の子どもにも、お友達のお子さんにも、もちろん自分にも投げかけてもらいたい、そんな優しい言葉だと思います。

プレゼントをもらったときのひもをほどくとき、包みをはがすとき、箱を開けるとき、それぞれの瞬間にわくわく感を感じ続けたいなあ。そして、プレゼントは何がいい?ってきかれたら、素直にほしいものを口に出せるような純粋な心を持ち続けたいなあと、この本を読みながら思いました。

プレゼントをもらうときの喜びは、プレゼントをあげた人の喜びにつながるんですよね。

この本は、ほんとに、すてきなプレゼントになりました。
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自信を持っておすすめしたい 勉強になりました  投稿日:2008/04/29
春の主役 桜
春の主役 桜 作: ゆのきようこ
絵: 早川 司寿乃

出版社: 理論社
とっても心落ち着く絵とともに、桜のいろはが学べる本。小学生ぐらいから読むことができる本でしょうか。桜が咲き始める春に、大人がゆっくりと読みたい、そんな本です。

桜はソメイヨシノがポピュラーですが、こんなに種類があるとは知りませんでした。ソメイヨシノの起源や、生態などもわかります。読んでいくうちに、桜についてのウンチクが増えていくような気がしてうれしくなりました。

桜を知ると、春を数倍多く楽しめる気がします。
私たちの心をなごませてくれる桜に、尊敬の意を表したくなりました。ぜひ、おすすめしたい一冊です。
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なかなかよいと思う こわいイメージがいっぱい  投稿日:2008/04/29
ぼくはオニじゃない!
ぼくはオニじゃない! 作・絵: 福田 岩緒
出版社: 童心社
歯が自然に抜けることすら、恐怖感をもっている息子が、この本をよんで、余計に不安をもちはしないかと、やや心配でしたが、息子は神妙な顔つきで読んでいました。

歯を抜くのは、大人だって怖いものです。でも、その怖さをこれほどまでにおそろしいものかのように表現されると、大人もややひきました。もちろん、本当は、麻酔注射のチクっという痛みだけでなんともない というところまで添えてあるので安心して読めましたが。

本の中で、お母さんにだきしめられていた男の子の姿が印象的でした。どんなこわいこともお母さんといっしょだったらダイジョウブ。こんな気持ちをもってくれていることを知ると、お母さん冥利につきますね。
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自信を持っておすすめしたい よかったね!と素直に言える本  投稿日:2008/04/29
ペレのあたらしいふく
ペレのあたらしいふく 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 小野寺 百合子

出版社: 福音館書店
表紙のきれいな水色、黄色いお花、うれしそうな表情の男の子をみて、これはきっと、心温まるお話だと確信しました。

ペレの新しい服とは、ペレのまわりにいる人々のやさしさと、ペレの努力と思いやり、そして、ペレの飼っている羊なしには、完成されなかった、すてきなすてきな服です。

この服をつくるのにたずさわったたくさんの人々をうらやましく思い、何よりもそんな温かさをたっぷりふくんだ服を着ることができるペレに、あこがれてしまいました。

羊の毛が、どのような工程を経て服になるのかを知ることができますし、ペレやまわりの人々の思いやりがストレートに伝わってくるので、親も子も優しい気持ちになれました。
いい本だと思います。
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なかなかよいと思う 変わることへの不安  投稿日:2008/04/28
かわっちゃうの?
かわっちゃうの? 作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: さくま ゆみこ

出版社: 評論社
いろんなことがかわるんだよ。といわれて、不安がふくらんだ男の子。変わるってどんなことだろうと想像がふくらみだして、不思議なことがたくさん起こります。

ページを開くたびに、いろんなものがいろんな形に変形していたり、いろんなものが合成されていたり、あるべきところにないものが見え隠れしていたり。。。

見ていると、こちらまで男の子の気持ちを受け取ったかのように不安になってしまいます。

また、ところどころに赤ちゃんの誕生を象徴するような絵があって、それが見つけられると、作者の意図を少しだけでも理解したような気になり、うれしくなりました。

赤ちゃんが生まれる前の、お兄ちゃんになろうとしている男の子の気持ちを、いろいろなものの変化で表現できるなんて、おどろくほかありませんでした。
一人の子が、弟や妹ができることによって、不安を抱えながらもその変化とともに成長していくこと。このことが、この本では暗喩されていると思いました。
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自信を持っておすすめしたい 相手の幸せを考えて…  投稿日:2008/04/22
ともだち<復刊傑作幼児絵本シリーズ 2>
ともだち<復刊傑作幼児絵本シリーズ 2> 文: 松谷 みよ子
絵: 渡辺 三郎

出版社: 復刊ドットコム
本当の優しさを考えるのに、とってもいい本に出あえたと思います。

自分の好きなお友達とはずっといっしょにいたい。でも、そのお友達は、自分とは別の幸せになる道がまっていて、自分といっしょにいては、その道を歩むことができない。。。
こんな苦しい立場に自分がおかれたときに、自己を犠牲にすることができるか。。。この本を読んで、「自分はどこまで優しくなれるかな」と自問自答しました。

小さい子たちも、お友達と離れ離れになることを経験するときがやってきます。そのときに、この本のように、自分の気持ちを抑えることのつらさと、お友達の気持ちを尊重する優しさとを味わってほしいなと思います。

ページの大半に使われている青色がとても印象的です。青い目、青い小鳥、青い海、きれいでそしてかなしくて、青に心を動かされました。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】
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なかなかよいと思う らいおんがいじめっこなわけ  投稿日:2008/04/22
らいおんのがお<復刊傑作幼児絵本シリーズ 4>
らいおんのがお<復刊傑作幼児絵本シリーズ 4> 文: 寺村 輝夫
絵: 多田 ヒロシ

出版社: 復刊ドットコム
らいおんのがおはいじめっこ とありますが、
おとぼけ顔でいじめてるなんて思えないかわいさがあります。いじめているのは、みんなと遊びたいからだなっということが、とってもよく伝わってくるお話です。

うさぎががおにつかまえられたときに、「食べられるまえに踊りたい」といい、こわごわ踊っているシーンが一番のお気に入りです。うさぎの表情がこわばっていて、笑えます。

ページをめくるにつれて、動物たちのがおに対する恐怖感がうすれていくのがわかり、なかよくすることの楽しさを動物たちといっしょに体験しているような気になりました。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】
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