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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ちゅら。

その他の方・60代・千葉県、男の子28歳

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ちゅら。さんの声

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自信を持っておすすめしたい ちいさな女の子の、ちいさなファンタジー。  投稿日:2009/08/13
わたしのおうち
わたしのおうち 作: 神沢 利子
絵: 山脇 百合子

出版社: あかね書房
とてもとても、可愛らしい絵本です。

段ボール箱で「わたしのおうち」を作ろうとするおねえちゃん。
一緒にお手伝いしたい弟が、ちょっと邪魔。
おうちは原っぱへお引っ越しします。

ひとりおままごとも始まり、どんなお客さんが訪ねてきてくれるか、
楽しいことをたくさん考えます。

ちいさな女の子が想像する、楽しいお客さまのお話しは、
ちいさなファンタジーのようです。

さて、本当に訪ねてきた初めてのお客さまは・・・

きょうだいって、いいなあ。
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自信を持っておすすめしたい 科学に目覚める絵本。  投稿日:2009/08/13
てのひらおんどけい
てのひらおんどけい 作: 浜口 哲一
絵: 杉田 比呂美

出版社: 福音館書店
身の回りにある、ちいさな科学への興味。
ずっとそばにあるものなのに、大発見!の驚きと喜び。

この絵本には、見事にそれが詰まっています。

散歩に出かけようと、パパと手をつなぐ。

あれ?パパの手、あったかい・・・
ぼくの手もあったかい???

手のひらで、あたたかい、つめたいを感じながらお散歩です。

鉄柵は、日に当たっているところはあったかい、日かげはつめたい。

公園の砂場。
砂山の上はあったかい、砂の中はつめたい。

あったかくて つめたくて つめたくて あったかくて

ぼくの大発見は大忙し。
パパは何にも説明しないで、ぼくの実験に付き合っています。
説明はいつでもできます。
実体験を大切にして、見守るパパだからこそ、子どもの世界が広がるのですね。

子どもがあちこちさわって歩く意味が、わかったような気がします。
大人も子どもも、大発見!の絵本です。
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自信を持っておすすめしたい お風呂の前に、読みましょう!  投稿日:2009/08/13
じゃぐちをあけると
じゃぐちをあけると 作・絵: しんぐうすすむ
出版社: 福音館書店
水道の蛇口。

あければ、当然水が出てきます。
この絵本も、水しか出てきません。
奇抜なものは、なにも出てこないのです。

それなのに・・・なんて不思議なのでしょう!

コップに水をあててみる。
スプーンを入れてみる。
スプーンを逆さにしてみたら・・・

水はまるで生き物のように、いろんなものに変わっていきます。

この絵本を読んだ子どもは、まっすぐ台所へ向かうはず!
台所が水浸しになる前に・・
子どもを叱ってしまいそうになる前に・・

コップやスプーンを持って、お風呂場へ行きましょう。
そして、思う存分実体験をさせてやりましょう。
子どもと一緒に、たっぷり不思議を楽しみましょう!

しんぐうすすむさんの絵本は、リアルを超えていますね。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 父ちゃんは、海にいる。  投稿日:2009/08/12
まんげつの海
まんげつの海 作: 梅田 俊作 梅田 佳子
絵: 梅田 俊作 梅田 佳子

出版社: 佼成出版社
満月の夜の、海の子どもたち。

父ちゃんが教えてくれた秘密の場所で。
父ちゃんが教えてくれたとおりにサザエをとる。

満月の海は、なんとも幻想的。
キラキラと光る夜光虫に抱かれるように海を泳ぐ兄弟。
海の中には、去年死んでしまった父ちゃんがいる。

父ちゃんの海がくれたたくさんのサザエは、母ちゃんへのお土産。
この兄弟は、母ちゃんをしっかりと支えているのですね。


海とともに生きること。
死んでなお、海に生き続けるということ。

さすが、梅田ご夫妻です。
吸い込まれるような絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 可愛いコバンザメには、旅をさせろ。  投稿日:2009/07/29
コバンザメのぼうけん
コバンザメのぼうけん 作: 灰谷 健次郎
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
灰谷健次郎さんの、お話し絵本。

しっかりとしたストーリーで、縦書きです。

クジラちゃんが仲良しのコバンザメに、
「世間」を知る旅に出るように勧めます。

クジラちゃんのことが大好きなコバンザメ。
ずーっとクジラちゃんのそばにいられれば、他に何もいらないのだけれど・・
クジラちゃんが大事だと言う「世間」をしっかりと体験するために旅に出ます。
たった一晩だったけれど、初めてクジラちゃんと離れて眠りました。
そして、クジラちゃんの大きさを改めて理解したのです。

「可愛い子には旅をさせろ」

見ること、知ること、実体験すること。
これに勝る教育はありません。
大きな愛情にあふれた絵本です。

絵は、魚といったらこの人!
村上康成さんです。
さすがです。見事です。
村上さんの描く、タコが大好きです。
今回は、立派なおばさんのタコでした〜♪見応えあり!です。
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自信を持っておすすめしたい 60年前にうまれた、宝物のような童話集。  投稿日:2009/07/28
ねずみ花火
ねずみ花火 作: 柴野 民三
絵: 茂田井 武

出版社: ビリケン出版
60年前の童話集が、ビリケン出版から復刊されました。

20編の童話は、どれも短いお話しですが、
とても丁寧に愛情深く描かれています。

60年前の子ども達に思いを馳せて読みました。

静かにクリスマスを祝ったり、花火が贅沢なものだったり。
感謝すること、我慢することが日常的だったころです。
かと思えば、絵本では可愛いはずのゾウが怒ったり。

柴野民三さんのお話しの世界は、どの時代の子ども達にも
楽しく受け入れられると思います。
茂田井武さんの絵は、シンプルでいて表情豊かです。
お二人とも故人ですが、今もなお根強いファンが多いことが
この作品の復刊からもわかります。

昔の言葉や表現には、注釈もついています。
子どもはもちろん、大人にも読んでもらいたい童話集です。
もしかしたら・・
おじいちゃん、おばあちゃんが一番喜ぶ本かもしれませんね。
おばあちゃんの箪笥の奥にしまってある、宝物のような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 眺めているほど、気楽では無い雲のお話し。  投稿日:2009/07/22
くもの日記ちょう
くもの日記ちょう 作・絵: 長 新太
出版社: ビリケン出版
いろんなものに、興味津々の雲のお話し。

あちこち行っては、真似してみたり、もぐりこんでみたり。
つかみ所のない雲だけに、自由自在に姿形を変えていく。

でも、ただふわふわしているだけではありません。
雲には雲の気持ちがあるのです。
人間の言うとおりになんかなりたくないし、
仲の良かったガールフレンドのことも思い出す。

もちろん、雲のお仕事もしています。

そして、自分の場所を見つけます。

空にぽっかり浮いている雲にも気持ちがあって、
毎日こんなに葛藤しているなんて・・・

気ままに流れてて良いよなぁ〜なんて眺めていて。
雲さん、知らなかったの、ごめんなさい。
・・・そんな気持ちになります。

長さん、またまた大きなことを、教えてくれてありがとう。
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自信を持っておすすめしたい ともだちの、はじまり。  投稿日:2009/07/22
コッコさんのともだち
コッコさんのともだち 作・絵: 片山 健
出版社: 福音館書店
コッコさんは、保育園でひとりぼっち。
どうしたらいいのか、わかりません。

でもある日、
素敵な偶然からもうひとりのひとりぼっちさんと、
手をつなぐことができました。
そしたら一緒に笑うこともできました。
そして、けんかもできました。

初めてのともだちのはじまりですね。

幼稚園、保育園、学校。
友達ができなかったらどうしよう?
そんな不安を抱えている子どもを、
ほっと安心させてくれる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 見守る大きな木。  投稿日:2009/07/16
スダジイのなつ
スダジイのなつ 作: 谷口 國博
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
スダジイは、大きな木。
子ども達や動物達を、ずっと見守りながら立っている。

そんなスダジイのまわりはいつも賑やか。
夏は特に、子どもの元気な声、小鳥やセミの鳴き声が響いている。

あたたかく見守る、大きなスダジイの優しさに満ちています。

子ども達が視線を上げると、新しい発見があります。
初めて知ることだけれど、それはもうずっと続いてきたこと。
「きがついたかい?」と語りかける、スダジイ。

東京に住む作者の近所に実在する木のお話しです。
都会でも、アオバズクが子育てをしているのですね!

村上康成さんの絵が素晴らしい。
広々とした夏と大きなスダジイの存在感を見事に描いています。
小鳥やセミの鳴き声が聞こえてきそうな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい グァオ!可愛いヒッポ。  投稿日:2009/07/14
ちいさなヒッポ
ちいさなヒッポ 作・絵: マーシャ・ブラウン
訳: 内田 莉莎子

出版社: 偕成社
素晴らしい絵本です。
読めば読むほど、愛おしくなる絵本です。

版画の美しさ。
カバの生態描写。
ちいさなヒッポの好奇心。
お母さんの愛情の深さ。
ドキドキして、ホッと安心するストーリー。

お母さんに寄り添うヒッポが、本当に可愛らしく描かれています。
いつでも、一番安心出来るのはお母さんのそばなのですね。

お子さんと寄り添って、読んであげて下さい。
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