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繰り返しの魔力
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投稿日:2006/01/15 |
長新太さんの遺作です。「ごろごろにゃーん」がこどものともで出版されたのは1976年でした。何とも奇妙な絵本が出たものだ、と思いつつも大事に今日まで蔵書の1冊として書棚にあります。
昨年、長さんが亡くなられ、2006年度、こどものとも012の4月号が長さんの遺作となることは多方面からの情報より入手していましたが、早々に昨日(06.1.14)その「ころころにゃーん」を入手しました。ショッキングピンクと赤のフェルトペンで描かれたまん丸い猫と子猫が順々に登場します。やはりこちらも猫でした。まだ、私が一人で読んだだけですが、子ども達には「ごろごろにゃーん」同様大人気になるのだろうと思います。
繰り返しの魔力、とでもいうもでしょうか。大人には?と思うものでも、子どもの柔らかな心には理由のない面白さ・ユーモアとして受け入れられるのではないか、と子ども達の笑顔を思い浮かべながら考えました。
「ごろごろにゃーん」から30年が経ちました。この場をお借りして、改めて長新太さんのご冥福をお祈り致します。楽しい絵本をたくさんありがとうございました。
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あらっ、コルクの木が!
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投稿日:2006/01/13 |
3〜40代のママさん達には、現在発行されている絵本の中にご自分が幼い時に出会った絵本がたくさんあることと思います。豊かな幼少期を過ごした方ほどその数は多いのでしょうね。うらやましい限りです。
私には多分このフェルジナンド(ふぇるじなんど)が絵本との初めての出会いであったと思います。今年で52歳になる絵本です。日本では昭和29年に初版ですから原作はもっと前になるのです。すっごい絵本ですね。
コルクの木の下で花のにおいを嗅いでいるフェルジナンドがいい味を出しています。フェルジナンドの穏やかな自己主張がすてきです。この絵本で「闘牛」の存在を知りました。でもスペインに行ったとき、あえて闘牛を見たいとは思いませんでした。本物の闘牛の中には第二、第三のフェルジナンドがいるかもしれない、と思ったからです。
ところでこの絵本の作者の方はどこの国の方なのでしょうか?闘牛が隠れたテーマになっているから、スペイン?と思いましたがあのコルクのこの描写はただのユーモアなのでしょうか?それともあのような実が実際になっている種もあるのでしょうか? どなたか教えて下さい!!
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不思議で珍しくて面白い絵本です
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投稿日:2006/01/12 |
こんな絵本ははじめてです。絵をじっくり見て、ページをめくるのだけでも楽しいのですが、姿の見えない登場人物たちを想像しながらページをめくるのも楽しいのです。そして見返しや付録の絵と場面を照らし合わせながら読むのも…
作者の頭の柔らかさというか、ユニークな発想には脱帽です。お話しといっしょにゲームを楽しんでしまうような感じでしょうか?う〜む、初めての経験です。
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よくわからないけど、面白い
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投稿日:2006/01/09 |
授業で学生が読んでくれました。同じような言葉の繰り返しがおかしいのです。
「ひぐれの町の曲がり道」が「ひぐれの町の地下道は」と1回だけ変わるところがありますが、ここは一息入れられるところだと思います。
また、「〜〜出たりする」が「ぶらさがる」「虫がなく」「だれかしら」「おちてくる」と時々変わります。これも一息入れられるところです。
読み方(声、早さ、ページのめくり方など)を工夫すると、
よくわからないけれど、とっても面白い絵本です。井上さんの絵が、動き出すような感じがしました。
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親業の指導書
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投稿日:2006/01/09 |
保育者を目指していた学生時代、この絵本をオペレッタに仕上げ、友達や後輩たち、付属幼稚園の園児たちの前で演じたことがあります。3人で脚本、作詞作曲、舞台、衣装、配役を考え実践しました。翻訳をされた松岡亨子先生をおたずねして許可とご指導をいただきました。むかしむかしのことです。その時の絵本(1971年版、定価550円)が今も手元にあって、鉛筆であちらこちらに色々な書き込みが残っています。
少々、妹にやきもちを焼いたフランシスがプチプチ家出をするお話しです。おとうさんもおかあさんもフランシスに対して、見事な対応をします。世の両親がこの二人みたいだったら、子どもはみんな幸せになれるでしょう。子どもたちだけでなく、これから親になる人たちにもぜひ読んでほしいと思
います。
幸せな暖かな家庭の空気が伝わってきます。
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絵本に保育を助けてもらいました
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投稿日:2005/12/31 |
1980年初版、「かこさとし こころのえほん」の中の1冊です。当時すでに社会問題になっていた、非行、老人介護、障害児などを取り上げてあります。
当時私の担任しているクラスにダウン症の女の子がいました。子どもたちに理解し協力したもらうために、ここに書かれているあいざわせんせいのことばを借りました。『きょうからショウタちゃんというおともだちがまたひとりふえます。ショウタちゃんはびょうきなのでしゃべったりはしったりするのがじょうずにできません。けれどもとてもいいこですからうさぎぐみもこぐまぐみもなかよくしてくだい…』そして「この病気はお医者様の苦いお薬やいたい注射をしてもすぐに治らない病気です。みんなが仲良くしてあげたり、親切にしてあげることで少しずつ良くなっていくのです…」と付け加えました。当時4歳だった子どもたちは真剣に話しを聞いてくれて、それはそれはやさしく接してあげていました。
現在29歳になっている彼らはそれぞれの道を前向きに歩んでいることと思います。障害があることを意識せずに、お互いに仲間として過ごした日々は私だけでなく子どもたちにも保護者の方々にもいい経験でありました。絵本に助けてもらった思い出です。
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読み方に工夫をして
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投稿日:2005/12/30 |
月刊こどものともで入手した時、なんて面白いのだろう!!と思いました。自分のこどもから最後には「わたし、つまらないものですが…」と自分までおかえししてしまう展開は痛快でした。でもこれは読み方に気をつけないと、聞き手は飽きてしまうかもしれない要素を含んでいます。繰り返しが続きますから。ですからただ読むのではなく、大人側の読み方の工夫も必要です。まず大人が面白がっているところを見せるとかしたらどうでしょうか? まぁ、無理に好きになれとはいいませんけれど。いちごがとっても美味しそうで、私は好きです。
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女の子でもあこがれる…
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投稿日:2005/12/30 |
ツリーハウスは女の子でも憧れます。残念ながら身の周りにそれが実現可能な木がないこと。だから地面にゴザをしいておままごとで満足してしていました。大昔の話しです。少し昔、ドイツに住んでいた時に、ちょっとした木に2人の男の子が段ボールなどを使ってツリーハウスを造っていたのを見たことがあります。結果的に強風に段ボールが飛ばされてその後完成したかどうかはわかりません。かおる君のようなツリーハウスがあったらそれはそれはすてきな毎日でしょう。子どもの夢をかなえるすてきな絵本です。絵本のページをつなげると一本の木になって、かおる君のツリーハウスが安定して設置されていることが確認出来ます。大人でも、何回読んでもわくわくしてしまいます。こういうところが村上さんのすごいところだと思いました。
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「わたし」の続編
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投稿日:2005/12/26 |
「わたし」についても「あなた」についてもそんなに深く考えたことはありません。でも生きている限り、常に「わたし」がいて、たくさんの「あなた」がいることは事実です。日本では目上の人に「あなた」ということは滅多にありませんし、云いにくいものです。でも外国では相手が例えば大統領でも「あなた」なのです。そんな中で「あなた」について色々考えさせてくれます。何歳になっても一人で生きていくことは出来ません。わかっているのだけれど、開き直ることもあります。大人の立場で子どもに戻って考えるのもいいかもしれません。子どもにも大人にも、「あなた」がいてくれてありがとう、を云いたいと思いました。
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おばあさん像の目標
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投稿日:2005/12/26 |
大学の授業で、児童文学者の小松崎進先生に読んでいただいて、グハグハと笑ってしまった記憶があります。それまで大して気に留めなかった絵本ですが、初めて他人に読んでもらうことの楽しさ、面白さを実感しました。どちらかというとずう〜っと読み手でいました。聞き手の気持ちも新たにわかり、読み合う大切さも教えてもらいました。(その他では、『エンソくん、きしゃにのる』とか。それから男性が読んだ方が面白みが増す絵本の存在についても。)
それにしてもこのおばあさん、のんきというかくよくよしないというか、かわいいですね。99歳になっても好奇心旺盛で実行力もある、そしてできればケーキ作りの上手なおばあさんに私もなりたいです。
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