新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい ベスコフ、ばんざい!  投稿日:2005/12/20
もりのこびとたち
もりのこびとたち 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: おおつか ゆうぞう

出版社: 福音館書店
ある保育園をおたずねした時に、3〜5歳の異年齢クラスで昼食前に先生が読んであげている場面を拝見しました。けっこう長いお話しですが、子どもたちはよく聞いていました。自分とこびとのこどもを重ね合わせていたのかもしれません。最初の文章がこのお話しの世界が安心していける世界であることを伝えています。単色のページとカラーのページが交互になっていて、季節の移り変わりや動物たちの様子、こびとの生活が興味深いと思いました。
作者のエルサ・ベスコフに、ばんざい!といいたくなる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい シンプル。それがいい!  投稿日:2005/12/20
ドアがあいて…
ドアがあいて… 作: エルンスト・ヤンドゥル
絵: ノルマン・ユンゲ
訳: 斉藤 洋

出版社: ほるぷ出版
ドイツで原書を購入しました。ドイツ語がわからなくても絵を見れば話しの筋や、登場人物の気持ちが伝わります。ドイツ語もやさしいし、ひとつ訳してみるか!と思っていたところ、この絵本の邦訳版が出ていることを知りました。原文に書かれていない言葉が日本語版にはあり、お話しの内容がより理解しやすくなっている、と感心しました。診察室へ入っていくおもちゃたちとその音がマッチしていて面白いしこれは原書にはありません。シンプルだけど奥の深い絵本です。ドイツ語の絵本の翻訳をしてみたいと考えているのですが、参考にしたいと思いました。
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なかなかよいと思う 毛糸の気持ち  投稿日:2005/12/19
セーターになりたかった毛糸玉
セーターになりたかった毛糸玉 作・絵: 津田 直美
出版社: ブロンズ新社
教え子から「この絵本知っていますか?」と貸してもらいました。幼い頃、おばあさまからのプレゼントだったそうです。編み物はほんの少し経験がありますが、毛糸の気持ちなったことはありませんでした。そうか毛糸って編んでもらいたいんだ、できればセーターになりたいと思って意いるんだ…と、その気持ちを受容することができました。
おばあさんに買ってもらったのはよかったのに、1個だけ編まれずに終わった赤い毛糸玉が、意に反して孫のてぶくろに編まれ……色々目に遭いながら、最後には子猫のセーターになった、というお話しです。わくわくはらはらするテキストは漢字が多く、大人が読んであげる絵本になっています。寒い季節の読み聞かせにはいいかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい ともだちっていい!  投稿日:2005/12/17
ともだちになろうよ
ともだちになろうよ 作: 中川 ひろたか
絵: ひろかわ さえこ

出版社: アリス館
この絵本は、学生から「ぜひ読んでみて下さい」と紹介されたものです。うさぎとわにという珍しい組み合わせの主人公たちで、こんな組み合わせもあるんだ…と思いつつページをめくっていきました。ともだちってこんな風にできることもあるんだ、と思いました。ともだちなんかいらない、と思っていたとしても、誰かに声をかけてもらうことを心のどこかで期待していることもあるのかもしれません。意識的に「ともだちになろうよ」と行動するのも勇気がいるのかもしれません。
絵本に学生からのメッセージが添えられていました。「私もこのカイくんのような経験をしたことがあります。でもウーちゃんがたくさんいてくれて、今の私がいます…」といった内容でした。ともだちは作り方を教えて出来るのもではないと思いますが、きっかけは作ってあげることが出来るのではないでしょうか。「ともだちってそんなにわるくない」といったカイくんでしたが、「ともだちっていい!」って思えるようになるのもすぐでは?と思います。
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あまりおすすめしない 感動やわくわく感が伝わらない  投稿日:2005/12/17
ゆめみとぷりん
ゆめみとぷりん 作: らる・いしはら
出版社: 福音館書店
なぜか持っています。後付け見ると、英語のタイトルが書いてあり、“FANCY TIME OF YUMEMI AND PURIN IN THE FOREST”となっていました。どうしてこれを日本語のタイトルに付けなかったのでしょうか?「ゆめみとぷりんーもりのなかのすてきなじかんー」とか。タイトルと表紙を拝見する限りでは動きが伝わらず機械的な印象を受けます。登場しているものは雪だるま以外は皆横向きで、同じようなポーズをしていて不自然を感じます。読み聞かせたことはないのですが、喜んで読みたいとは思えないのです。せめてタイトルからお話しの内容が伺えれば…と思います。
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自信を持っておすすめしたい やさしくてあたたかい。  投稿日:2005/12/17
ぽとんぽとんはなんのおと
ぽとんぽとんはなんのおと 作: 神沢 利子
絵: 平山 英三

出版社: 福音館書店
ある講演会で神沢さんご自身にこの絵本に関するお話しを伺ったことがあります。やさしい語り口でおだやかにお話ししてくださいました。「ぽとんぽとん〜」はお話しとして語っても充分イメージを広げながら聞くことが出来ます。絵本の読み聞かせをすればイメージはもっともっと広がります。冬ごもり中の熊の母と子の豊かな時間を、子どもたちは共有したことと思います。寒い冬が間もなく過ぎて、暖かな春がやってくる喜びが、熊の親子の横顔からも充分につたわる、やさしくあたたかな絵本です。
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なかなかよいと思う 「いれて!」  投稿日:2005/12/13
わたしも いれて!
わたしも いれて! 文・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
月刊かがくのとも第385号です。一人で地面に絵を描いて遊んでいるいっちゃんのところに、にのちゃんが「ぼくもいれてよ!」とやってきました。こうして「いれて!」と人数が増えるに従って外での遊びが変わって行きます。私の世代には懐かしい遊びばかり。でも現代はこのように遊べる場所と時間と仲間が少なくなっています。遊びを教える時代になったといわれていますが、知らないよりは知っている方がいいし、やったことがないよりはやったことがあるほうがいい。だから保育者のたまごたちには伝えます。時には教えます。「いれて!」ということばとともに仲間とたくさん遊んで豊かな子ども時代を過ごしてもらうために。
【事務局注:このレビューは、「わたしも いれて!」 かがくのとも2004年1月号 に寄せられたものです。】
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自信を持っておすすめしたい 現代日本の絵本の原点を知ることができます  投稿日:2005/12/13
おじいさんが かぶを うえました
おじいさんが かぶを うえました 作: 福音館書店編集部
出版社: 福音館書店
これは絵本ではありません。だから掲載されないかもしれませんが、絵本に興味・関心を持つ人、絵本が大好きな人にはたまらないリスト本です。1956年から毎月届けられている月刊こどものとも全冊を紹介し、その経緯や作者や画家についても知ることができます。福音館書店のこれらの月刊絵本は、日本の絵本史にも大きな功績と影響を与えています。原点に戻って振り返ってみるのもいいものではないでしょうか。出版後にハードカバーになったものもたくさんあります。ものがたりえほんとして再版されたものも多いです。つねに子どもの視点に立った絵本作りには頭が下がります。
私は松居直先生の「絵本は大人が子どもに読んであげるものです。」という定義を広めるべく、保育者の卵たちと関わっています。
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なかなかよいと思う 落語の絵本、色々あるようだけど…  投稿日:2005/12/12
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ 作: 田島 征彦
出版社: 童心社
原作は上方落語だそうです。どうりでずっこける場面や面白い場面が繰り返しあるわけです。田島さんの絵が生々しくダイナミックで気に入りました。ただ読み聞かせはかなりむずかしいかもしれません。関西弁のイントーネーションとか、東京人が読むとわざとらしくなっていまうかも。だからこの絵本は自分で読む絵本として学生に紹介してみようと思います。落語はできれば直接噺家さんから聞きたいものですが、読み聞かせの場ではどうのようにしているのか知りたいです。
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自信を持っておすすめしたい 春を迎える喜びを味わうこと  投稿日:2005/12/11
根っこのこどもたち目をさます
根っこのこどもたち目をさます 作: ヘレン・ディーン・フィッシュ
絵: ジビレ・フォン・オルファース
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
ドイツのエルチゲビルゲ地方は古くから手づくりの木のおもちゃで有名ですが、数ある作品の中で、Blumenkindというかわいい人形があります。それがこの絵本の中にいます。寒さの厳しいドイツでは、春を待つ気持ちや希望をこのような形で表したのかもしれません。春を迎える喜びが、静かに、穏やかに描かれています。そして冬が近づくと再び土のおかあさんの所に帰っていく根っこのこどもたち。これはまた必ず次の春が来ることを約束していると思いました。100年近く前に描かれた絵本ですが、たくさんの色と香しいにおいとにぎやかな虫たちの鳴き声が聞こえてくるような絵本です。
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