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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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doru

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自信を持っておすすめしたい 大人の絵本ですね。いろいろ考えてね!  投稿日:2010/01/29
ビッグ・オーとの出会い
ビッグ・オーとの出会い 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: 倉橋 由美子

出版社: 講談社
「ぼくを探しに」で自己探索という問題を、そして次はかけらのぼくが大人になるまでを書いているような気がします。いろいろ丸い人を探しているけど、どれも違う。ビッグ・オーとはユング心理学における老賢者であるかいか。かけらはビッグ・オーにたいして、小人、まだ丸になるには年をとっていない人。自分では他の丸い人のようには器用には転がらないけど、ビッグ・オーのころがりかたをみて、自分も丸くなっていく。

人それぞれ10人いたら10通りの解釈の仕方があります。それぞれ自分の思うように思っていったらいいと思います。「ぼくを探しに」続いてビッグ・オーも大人向けの絵本ですね。
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なかなかよいと思う 初めて読んだ絵本がシリーズ最終巻でした  投稿日:2010/01/21
トゥートとパドル ぼくたちのホワイト・クリスマス
トゥートとパドル ぼくたちのホワイト・クリスマス 作・絵: ホリー・ホビー
訳: 二宮 由紀子

出版社: BL出版
去年のクリスマスに感想を書こうとして忙しさのあまり書けずにいた絵本です。
はじめて読んだトゥートとパドルの絵本がシリーズ最終巻でした。それでも二人のちびのぶたっこの暖かさが感じられてよかったです。回想録みたいなのもあったけど、それを事前に知っていた方が新しくトゥートとパドルシリーズを読むときに指標みたいに思えていいんじゃないかと前向きに考えることにします。
二人のちびのぶたっこはお互いに思いやって優しいですね。この絵本を読んであげた姪っ子も聞いていてこんな友達欲しいなと言っていました。
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自信を持っておすすめしたい 急行「北極号」いつまでも乗っていたい  投稿日:2010/01/16
急行「北極号」
急行「北極号」 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
 わたしも子供のころクリスマスの夜に急行「北極号」に乗ったのかもしれない。ただ大人になって夢かうつつかわからない急行「北極号」の出来事を忘れることにしたのかもしれない…主人公の男の子が大きくなっても鈴は聞こえるけど、他の人が、妹のサラでさえも聞こえなくなったように。

 雪の中に走る黒い機関車「北極号」、外の寒さと対称的な温かそうな中の様子、森を行く狼の群れ、子供たちを出迎えるこびととサンタ、そして帰りのようす、読んでいて懐かしいような、過ぎてしまった子供時代を思い出してあの頃に帰りたい気分にさせます。 
 
 オールズバーグの絵と文もいいし村上春樹の訳もいいのでしょう。わたしもこの急行「北極号」いつまでも乗っていたいです。
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自信を持っておすすめしたい クリスマス本で一番有名だと思う  投稿日:2010/01/14
少年少女世界名作の森2 クリスマス・キャロル
少年少女世界名作の森2 クリスマス・キャロル 作: チャールズ・ディケンズ
訳: 八木田 宜子

出版社: 集英社
これはひざの上で絵本として読んであげるより(いつものように姪っ子に読んであげていたら最後は舌がまわらなくなり何いっているのかわかんなくなった)絵本を卒業しかけた子供が自分の力で読む児童書ですね。
クリスマスのお話っていろいろあるけど、大人にクリスマスの本は? と聞かれたらこの本が一位になるのじゃないかなぁ。
強欲なスクルージが生前いっしょに組んだマーレイの幽霊と過去、現代、未来の幽霊に出会って、このままだと鎖につながれた幽霊になると脅されて、それにいろいろな家のクリスマスを見て、改心するお話です。クリスマスって聖なる日だから幽霊など出てもいいの?と少し思っちゃいましたが、ディケンズの筆の冴えは見事で、息もつかせない展開で「?」を吹き飛ばすぐらい面白いです。

集英社の少年少女世界名作の森シリーズは全部で20巻で私が小学生の頃、本を手にいれれば翌日がテストの日であっても勉強をせずに読みふけった名作ぞろいです。ぜひ姪っ子にもこの20巻を読ませたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 自分は自分足を地につけていこう  投稿日:2010/01/08
新装 ぼくを探しに
新装 ぼくを探しに 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: 倉橋 由美子

出版社: 講談社
9歳のちびに読んであげたけどいまいち意味がわかっていないようでした。この絵本は絵は黒い太い線と完全な丸じゃないぼくがかけらを探しにでかけるだけの話かと思ったら、いろいろ考えていたら青年期にかかる人なら一度は迷うことのある自分探しの絵本だったのです。私も若い頃青年期にユング派で有名な河合先生の著書にはまり、かなり心の深いところまで自分探しをした経験があります。いくら探しても探しても自分があやふやでどれが本当の自分、絵本で言うところのかけらですね、わからなくなったこともあります。結局10年かけて見出した言葉は自分探しをして、どんなぶさいくでもどんなになっていても泣いていてもはじまらない。自分は自分、まあ悪い癖はいろいろあるけど、それも自分で汚いも綺麗も不細工も可愛いもぜんぶひっくるめて自分だからもう仕方がないじゃないのということでした。
青年期に読んだらいい絵本だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 窓からと中からじゃ違うのね  投稿日:2010/01/07
まどから おくりもの
まどから おくりもの 作: 五味 太郎
出版社: 偕成社
うちのちびは小さい頃から五味太郎先生のファンでNHKのテレビ絵本とかで五味先生の絵本がでてくると喜んで見ています。今回もクリスマス向きの絵本を探していたら五味先生のがあったので手に入れました。
ヘリコプターで飛んでくるサンタさんって斬新、ちびもこのサンタさんトナカイさんでこないのだねとちょっと不思議そう。そしてそれぞれの家の窓から見えるものをヒントにしてサンタさんはプレゼントをあげるのですが、次のページで意表をつく動物や人間(風船?)があったりでびっくりします。
言葉も少ないのにわかりやすく的確に書かれていて、小さい子供さんでも喜んで読むことができると思います。2〜3歳からなら理解できると思います。
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自信を持っておすすめしたい ツリーのさきっちょが幸せのおすそわけ  投稿日:2009/12/29
おおきいツリー ちいさいツリー
おおきいツリー ちいさいツリー 作・絵: ロバート・バリー
訳: 光吉 夏弥

出版社: 大日本図書
ウィロビーさんのお屋敷にみたこともないような大きなツリーがきました。あららでもさきっちょが天井に届いてしまうのですね。そこでさきっちょをちょん、次から次にツリーのさきっちょは人から動物へ最後はネズミの家族にわたっていくのです。なんだかツリーのさきっちょを渡すことでみんなに幸せを運んでいるようで楽しい絵本です。
姪っ子にも読んであげてねずみさんまで幸せになってよかったねと笑っていました。
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自信を持っておすすめしたい よるくまは子供の不安な心が出したもの  投稿日:2009/12/17
よるくま クリスマスのまえのよる
よるくま クリスマスのまえのよる 作: 酒井 駒子
出版社: 白泉社
酒井先生の「よるくま」のクリスマスヴァージョンだと思いました。「よるくま」では母親に子供が{よるくま}のおかあさんさがしのことを語っているのだけど、本当は母親がどこかにいっちゃった不安な子供の心を{よるくま}に同調させてファンタジー風に料理しているのだと思いました。本当はそんな深読みせずに楽しく読むのが王道なのですけどね。ついつい癖で深読みしてしてしまいます。
さて今回の「よるくま クリスマスのまえのよる」ですが、昼間男の子がおかあさんにこっぴどく怒られたのでしょう。それで悪い子にはさんたさんこないよでもいったのじゃないかな。前回{よるくま}がきて、{よるくま}がおかあさんのもとに帰れたことで安心した子供の心が、今回おかあさんに怒られたことで不安で心の中のよるくまの復活となったのでしょう。よるくまの不安は子供の不安、そして今回もよるくまがおかあさんにあえて、クリスマスの朝目覚めるとプレゼントが置かれているのを見て子供が安心するお話です。
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自信を持っておすすめしたい S45年にできた絵本なのに古さを感じない  投稿日:2009/12/17
子うさぎましろのお話
子うさぎましろのお話 作: 佐々木たづ
絵: 三好碩也

出版社: ポプラ社
大人や子供みんな待ち望んでいるのがクリスマス。そんなクリスマスのちょっと心が痛くなるけど、ちょっとほっとするクリスマスには最適な絵本です。

子うさぎましろは真っ白い子うさぎ、クリスマスの日に最初は白うさぎで二回目はサンタのおじいさんをあざむいて黒いうさぎになってクリスマスのプレゼントをもらいます。こういう子供っていますよね。プレゼントが欲しくて違う格好して2度もらっちゃう子。でも真黒なのでおかあさんにもわからないと思ったり、サンタのおじいさんに悪いことをしたと後悔するのですよね。その後悔が深かった分、許されてもとの白いうさぎになるのですよね。そしてラストの想像するだけで美しいなという情景に流れ込む。。。昭和45年わたしは4歳 こんな昔に作られた絵本なのに古さや時代を感じさせない。よい絵本、絵本ばかりではなくいくら古くなっても時代を超えて読みつがれていく本って良書ですよね。わたしはそんな良書ばかりとめぐりあいたいです。
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なかなかよいと思う みんな風邪ひいてもマドレーヌは元気っ!  投稿日:2009/12/09
マドレーヌのクリスマス
マドレーヌのクリスマス 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
マドレーヌシリーズ面白いです。今回もみんな風邪をひいて(ねずみでさえ風邪をひく!)いるのにマドレーヌだけが元気!! みんなの看病してあげて、頭にははちまき(向こうの国ではどういうのだろう)してハッスルハッスル。そんなときに絨毯売りがきて、ここらあたりから、クリスマスに絨毯売り? どうなるのだろうと興味をそそられます。そして絨毯売りに優しくしてあげて、絨毯売りが魔術師ってクリスマスと関係あるの? それでも面白いのだよね。でもちょっと疑問が、クリスマスの日でも自分の家に帰られない子供たちってどうなの? これからのマドレーヌシリーズでじょじょにわかってくる謎かもしれませんね。
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