新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

TOP500

めむたん

ママ・40代・岡山県、男の子22歳

  • Line
自己紹介
初めまして。
人気絵本作家を目指して、創作活動をしています。
このサイトでは、いろんな絵本を読むことで、たくさんの勉強をさせてもらっています。
よろしくお願いいたします。

好きなもの
絵本、お絵かき、お話を創ること、短歌、家族とのおしゃべり、お昼寝
ひとこと
アメーバのサイトで、平日はほぼ毎日ブログを更新しています。
タイトルは、「めむたんは人気絵本作家になるの」です。
内容は、お話や絵、短歌、それから日常の記録です。
良かったら、訪問してみてください。

めむたんさんの声

1274件中 951 〜 960件目最初のページ 前の10件 94 95 96 97 98 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 思いやりの数だけ膨らんで  投稿日:2021/01/13
トムがてぶくろおとしたら
トムがてぶくろおとしたら 文: ジム・エイルズワース
絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本 友美子

出版社: 犀の工房
昔あるところに、遊ぶのが大好きな男の子、トムがいました。
ある冬の日、トムは、おばあちゃんが編んでくれた毛糸の帽子とマフラー、それから手袋を着けて遊びに行きました。
すると、手袋を片方なくしてしまいました。
おばあちゃんは、言います。
「大丈夫。明日探しに行こうね。今日はもう、寒い寒い」

でもその時、手袋は……。

寒い冬の日に落ちている手袋を見つけたら、その中に入って温まりたくなるのは自然なことでしょう。
ただ。
それが。
一匹で、そして小さい動物だったらいいのだけれど……。

トムの手袋の中に入りたい動物が、次々と現れます。
すでに入っている動物たちは断るのだけれど、相手が寒そうだから、結局入れてあげてしまうのです。
だから手袋は、思いやりの数だけ膨らんで膨らんで……、いっぱいになっても膨らんで……。

最後はとんでもない結果になりましたが、それぞれが誰のことも責めず、そして機嫌が良いのが素敵です。

人生にはトラブルが付き物だけど、でもだからといって幸せは簡単にはなくならないんだ、ということを教えてもらっているようです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 心優しい物語  投稿日:2021/01/12
サルくんとバナナのゆうえんち
サルくんとバナナのゆうえんち 作: 谷口 智則
出版社: 文溪堂
主人公のサルくんは、いつもひとりぼっち。
毎日散歩に出かけてバナナを食べるけれど、ひとりぼっちだから楽しくありませんでした。

そんなある日、バナナの皮に滑って、穴の中に落ちてしまいました。
すると、モグラが出てきて言ったのです。
「バナナバイクで たのしいところに つれていってあげるよ。 でも のるには きみのもっている バナナが 1ぽん ひつようだ」

バナナを渡して行った先には「バナナのゆうえんち」があって、どのアトラクションでもバナナを1本渡さないと乗れませんでした。
そうして色々なアトラクションで遊びながら、サルくんは、あることに気付きました。

それは、ウサギさんが常に一人でいるということでした。



いつもひとりぼっちのサルくんは、他の人のひとりぼっちに敏感だったのでしょう。
だからウサギさんの寂しさが自分のことのように感じられて、何とかしてあげたいと思ったのかもしれません。

おかげさまで二人は困難を乗り越えて、友だちになります。

バナナから始まってバナナで終わる、心優しい物語。

寂しい気持ちを抱えている全ての人に、読んでもらいたい1冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 毎日楽しそう  投稿日:2021/01/12
ニットさん
ニットさん 作: たむら しげる
出版社: イースト・プレス
主人公のニットさんは、毛糸の編み物が得意です。
シャカシャカシャカと、なんでも編みます。
今編んでいるのは、毛糸の椅子です。

さあ完成!

出来上がった椅子に座っていると、のどが渇いてきました。

だから今度は、テーブルとティーポットとカップ、それに花瓶とお花も編みました。

また完成!

出来上がった物でお茶を飲んでいると、寒くなってきました。
なので、次に家を編みました。

シャカシャカシャカ。
シャカシャカシャカ。

ニットさんは、望む通りの色々なものを毛糸で作り上げていきます。
出来上がったものが気に入らなかったら、それをほどいて作り直すだけ。

シャカシャカシャカ。
シャカシャカシャカ。

編み上げたお気に入りの物に囲まれて、ニットさんは毎日楽しそうです。



この絵本は、欲しい物はなんでも毛糸で作り上げてしまう、とても幸せな人の物語です。
小さなお子さんも大人の方も、お話の展開にびっくりしつつも楽しく読めそうな、素敵な絵本だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい とても明るい家族の物語  投稿日:2021/01/09
おやこペンギンジェイとドゥのゆきあそび
おやこペンギンジェイとドゥのゆきあそび 作: 片平 直樹
絵: 高畠 純

出版社: ひさかたチャイルド
ある朝早く。
お父さんペンギンのジェイは、子どものドゥの部屋に来て叫びました。
「すごいことに なってるぞ!」

雪がたくさん積もっていたからです。

朝ごはんのあと、ジェイは嫌がるドゥを外に連れだして、雪だるまを作りました。
そしてお昼ご飯のあと、今度はかまくらを作ろうとしたのですが、雪が足りません。
だから家の周りから雪を持ってこようとしました。
そうしたら近所の人に、雪かきを頼まれました。
雪はどんどん集まって、とんでもなく大きな雪山ができました。


お父さんペンギンジェイのパワーに、目を見張ります。
だから、最初は嫌がっていたドゥも惹きこまれて、雪だるまや雪かきを熱心にするようになったのかもしれません。

とても明るい家族の物語です。
文章が多めなので、小学校高学年のお子さんにも合うのではないかと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 自分だけではない  投稿日:2021/01/09
わたしドーナツこ
わたしドーナツこ 作・絵: 井上 コトリ
出版社: ひさかたチャイルド
「どうなつこ」という名前の女の子がいます。
「ドー・ドーナツ」というドーナツ屋さんの一人娘だから、「どうなつこ」なのです。
なつこは自分の名前が嫌いで、明日から始まる学校に行きたくないと思っています。
なぜなら、名前を理由にからかわれる、と心配しているからです。
だから思ったのです。
「がっこうに いくくらいなら、 ほんものの ドーナツに なって たべられてしまったほうが、 ましよ……」
すると、どうでしょう!
朝になったら、自分の体がドーナツになっていました!


なつこは、心配した通りに学校でからかわれました。
でも、他の子もからかわれていたのです。
その子の名前は、「あんどうなつ」。
パン屋さんの娘です。

人は、自分だけがいじめられていると思いがちです。
でも同じようにいじめられている子は、他にもいたりするのです。

この絵本は、このことをそれとなく教えてくれているようです。
そしてそんなときどうすればいいのかも、最後のページで教えてくれている気がします。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う いたずらっこだけど  投稿日:2021/01/08
いたずらっこのきたかぜさん
いたずらっこのきたかぜさん 作: 山脇 恭
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
北風さんが公園に飛んでくると、みんなは素敵な帽子をかぶっていました。
うらやましい北風さん。
いたずらをしたくなって、みんなの帽子を飛ばしてしまいました。
ある帽子は、鳥の頭に。
ある帽子は、木の上に。
ある帽子は、飛行機に。

楽しい気持ちで公園に帰ってみると、帽子を飛ばされたみんながふるえています。
いたずらっこだけどいじわるじゃない北風さん。
慌ててみんなに返しました。
でも、あんまり慌てていたものだから……。

テンポの良い明るい絵本です。
小さいお子さんも少し年上のお子さんも、楽しく読めると思います。
参考になりました。 0人

あまりおすすめしない 清潔が一番  投稿日:2021/01/08
はなくそ
はなくそ 作: アラン・メッツ
訳: ふしみ みさを

出版社: ロクリン社
主人公のジュールは、どちらかというと不潔なブタの男の子です。
だから一緒に学校に行くジュリーは、ジュールのことが嫌でたまりませんでした。

そんなある日、二人はいじわるオオカミにつかまってしまいました。
いじわるオオカミは、子どもたちをさらって食べてしまうオオカミです。

オオカミからジュリーを守りたいジュールは、オオカミに言いました。
「この こは ぼくみたいな くさい ちびブタより、 ぜったい おいしいはずです。 おたのしみは あとに とっておいたほうが いいですよ」
オオカミは納得して、ジュールの方を先に食べようとしました。
そのオオカミに、ジュールはあることをしました。


ジュールはとても不潔ですが、心は素直で優しい子です。
だからオオカミへの反撃も、優しいやり方で行います。
でも……。
そのやり方はやっぱり不潔なので、あんまりして欲しくないような気がします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 愛されているクークー  投稿日:2021/01/05
クークーグーグー
クークーグーグー 作: たなかしん
出版社: あかね書房
いつも寝てばかりのクークーという犬がいました。
クークーは、とっても眠たがり屋さんで、お手伝いをしていてもうとうとうとうと、勉強していてもうとうとうとうと、ご飯を食べてもうとうとうとうと、遊びに行ってもうとうとうとうと。

起きていると、楽しいことがいっぱいあるのに……。

そんなある日、遊び場からの帰り道に、クークーは木に激しくぶつかりました。
あまりの痛さに、すっかり目が覚めました。
そして、何をしても眠れなくなってしまいました。

大変だ!!



この絵本では、ほとんどのページにパパやママが登場します。
そして彼らは、いつもクークーを見ています。

彼らは、クークーのことが好きで好きでたまらないのです。
大切な我が子だと思っているのです。

眠ってばかりでも起きてばかりでもどんな状態でも、たっぷりの愛情を注がれているクークーは、幸せな子どもです。

全ての年代の方にお勧めです。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 優しいキップコップ  投稿日:2021/01/05
ゆきのなかのキップコップ
ゆきのなかのキップコップ 作・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
主人公のキップコップは、とちの木の実です。
たくさんの雪が積もったある日、キップコップが探検に出かけてみると、木の上に3羽、そこから少し離れたところの雪の上に1羽、凍えているシジュウカラを見つけました。
キップコップは雪の上にいたシジュウカラを家に連れて帰り、水とヒマワリの種をあげました。
すると、シジュウカラが言うのです。
「わたしのともだちに、たべさせてあげてください」
キップコップは、3羽のシジュウカラのところに向かいました。


キップコップは、シジュウカラたちのために色々なことをします。
大変なこともあったけれど、キップコップはいつも笑顔です。
その優しさ明るさに、心が癒されます。

文章が多めの絵本です。
小学生のお子さんに合うのではないかと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 最後まで読んでしまう  投稿日:2021/01/04
また ぶたのたね
また ぶたのたね 作: 佐々木 マキ
出版社: 絵本館
走るのがぶたよりも遅いから、ぶたを一度も食べたことがないおおかみがいました。
そのおおかみは、どんなに頑張って走っても追いつけないので、ぶたたちからバカにされています。
おおかみは、くやしくてたまりません。

そんなおおかみが、ある日、きつね博士から「ぶたのたね」をもらいました。
家の植木鉢で育ててみると、種はぐんぐん成長して、芽が出てぶたの実ができました。
その大きさは、最初はどんぐりくらい、次の朝にはいちごくらい、その次の朝にはレモンぐらいの大きさになりました。
おおかみは、ぶたの実をみんなもぎとって、フライにして食べることにしました。
ぶたたちは、すやすやと眠っています。
でも、
ドンドンドン。
誰かが戸を叩く音に、目を覚ましてしまいました。


主人公のおおかみが、なんとも哀れでかわいそうです。
素朴でやさしい性格なのに、走るのがとんでもなく遅いためにバカにされてしまって。
次から次から色々なことが起こるおもしろい絵本だから、途中で読むのを止めることはありません。
それとは別に、おおかみの幸せを見つけたくて、ページをめくり続けてしまいます。

色々な理由で最後まで目が離せない、とても気になる絵本です。
参考になりました。 0人

1274件中 951 〜 960件目最初のページ 前の10件 94 95 96 97 98 ... 次の10件 最後のページ

2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット