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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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環菜

ママ・40代・宮崎県、男の子18歳 男の子16歳

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自己紹介
2人の息子の子育てに奮闘中です。
ひとこと
読み聞かせは、第1子がお腹にいるときから始め、それ以降は生活の一部になりました。
息子たちが2歳になるまでは、月誕生日に1冊ずつ絵本を買ったりもしていました。今は息子たち自身が、図書館で借りてきた絵本の中で気に入ったものを「これ面白い!これ買って〜!」と言ってくれるので、親子で厳選しながら購入する絵本を決めています。
絵本の好みはついつい偏りがちですが、できるだけ幅広く、いろんな絵本を読もうと心がけています(^−^)

環菜さんの声

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なかなかよいと思う 幻想的な空想の世界  投稿日:2013/04/22
どうぶつえんにいったらね…
どうぶつえんにいったらね… 作: 溝渕優
出版社: 講談社
なんといっても迫力ある動物の絵!見入ってしまいます。

動物大好きな姉妹が、動物園でスケッチをしていると…どんどん空想の世界へ展開していきます。ゾウの背中でサバンナをゆきます。きりん、カバ、猿、ダチョウ、いろんな動物とふれあいます。動物好きな子供にはまさに夢の世界!
美しい風景の中に描かれる動物と姉妹の姿が幻想的で、時を忘れてしまいそうになります。
息子たちの反応は意外に薄かったのですが(あまり動物に興味がないからかな…)私個人的には好きだなぁと思えました。
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自信を持っておすすめしたい 読み応え十分!  投稿日:2013/04/18
長ぐつをはいたねこ
長ぐつをはいたねこ 作・絵: ハンス・フィッシャー
訳: 矢川 澄子

出版社: 福音館書店
長ぐつをはいたねこ…有名なお話ですよね。だけど私はなぜか今まで読んだことがありませんでした。満を持して!初めてこの有名なお話に触れてみました。
絵本によって差があるのかもしれないけど、この絵本は読み応えがあります〜!長いけど、リズムもよくて、読みやすい。読み聞かせでも朗読でもピッタリです。
もちろんストーリーも面白いです。ベストセラーなのがうなずけます。受け継げた遺産が猫だけだった粉屋の三男坊。でもその猫が、とんでもない利口者だったのです。猫のおかげで、三男坊がどんどん成功に近づいていくあいだ、すごくドキドキワクワクします。
絵は…鉛筆画のように見えるけど版画なのかな?華美じゃないのに惹かれます。

読んだことない人は少ないのかもしれないけど…まだ読んだことない人はぜひ読んでください。損はないですよ。
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なかなかよいと思う 1回目は盛り上がったけど…  投稿日:2013/04/18
ひみつのたからさがし
ひみつのたからさがし 作: よこみち けいこ
出版社: ポプラ社
なおきとひろきの兄弟が、おじいちゃんの家で見つけたのは「たからのちず」!その地図が示す場所は近所の公園。さっそく探しに出かけました。
でもなかなか見つからない宝物…。そんなとき地図の裏に『暗号』があるのに気づいたのです。

息子たちに「あんごうってなに?」って聞かれて…正直、説明に困りました(苦笑)
だけど暗号自体はちょっと説明すれば子供でもすぐに理解できたようで、息子たちも「わかった!」と嬉しそうでした。
子供はこういうの、好きですもんね。

そして見つけた宝物とは…お楽しみにしておきますね^^

だけど…1回見つけてしまうと次は興味が薄れてしまったようで、2度目は読もうとしません…。息子たちの「お気に入り」にはならなかったようです。
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自信を持っておすすめしたい 胸に響く  投稿日:2013/04/18
おにいちゃんが いるからね
おにいちゃんが いるからね 作: ウルフ・ニルソン
絵: エヴァ・エリクソン
訳: ひしき あきらこ

出版社: 徳間書店
兄弟を持つ母としては、このタイトルを見ると、手に取らずにはいられませんでした。
お話のテーマは兄弟愛というよりは兄性です。

保育園で時計を作ったお兄ちゃん。パパがお迎えに来る「大好きな3時」を作ったら、3時だと勘違いしてしまったところから始まります。
3時のはずなのにお迎えがこないので一人で帰ってみた。だけどパパもママもいないし、家も開かない。傍から見ていると「なんて可愛い勘違い」で済むけど、こんな状況に陥った幼い少年の心は不安でいっぱいのはず。
そんな少年は不安の中で、弟の存在を思い出しました。それと同時に、弟を「残された同志」と位置づけたのでしょうね。

少年はまだまだ小さな弟を守ろうと決意します。そして家を建てること、弟に何か食べさせること、将来パパとママの話をすること、一生懸命考えます。

その姿が力強いとともに、すごく痛々しくて、母親としてはウルウルきてしまいます。

ラストで“ママはなきそうなかおになった”という一文がありますが、そこにすごく納得できました。私も同じ状況だったら、愛しさが溢れて涙が出ちゃいそうだから。
息子たちは年が近いので、こんなふうにお兄ちゃんだけが一生懸命ということにはならないだろうけど、それでもやっぱり息子たちと重なって、すごく胸にしみる絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい ピクニックの途中で雨が…  投稿日:2013/04/05
ティモシーとサラのピクニック
ティモシーとサラのピクニック 作・絵: 芭蕉みどり
出版社: ポプラ社
うちは男児ですが、この可愛らしい〜ティモシーとサラの絵本は大好きでよく読んでいます。

楽しみにしていたピクニック。お父さんが作ってくれたお弁当、お母さんが用意してくれたおやつ、自分たちで決めた持ち物。ティモシーとサラのワクワクが伝わってきます。

けれどピクニックの最中、素敵な場所にシートを敷いて、今からお弁当というときに雨が…。あまやどりをしましたがなかなか止まず、結局走って帰ってきました。

それからのお母さんは「イベントモード」から、完全に「おうちモード」に。小言がちょっと多くなってしまいましたね。いつものお母さんらしくないなぁと感じながら読んでいましたが、雨に降られてバタバタと帰ってきたら、母親って誰でもこうなっちゃいますよね。

ピクニックが諦めきれないティモシーとサラと、それに気づいたお母さんの、心あたたまるラストが幸せな気分にさせてくれます。
それはそれは賑やかで楽しそうで、その場面を読んでいると息子たちもケラケラ笑います。
雨でも、家でも、家族がそろっていることが一番幸せだなと気づかせてくれる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 4歳の息子が涙  投稿日:2013/04/01
そっといちどだけ
そっといちどだけ 作: なりゆき わかこ
絵: いりやま さとし

出版社: ポプラ社
盲導犬ステラ。
目が不自由なあかねさんとの出会いから、いっしょに生活をした日々、そして年老いて引退(別れ)のときまでのお話です。
犬の話は子供たちとよくしますし、盲導犬の存在も知っている子供たちなので、真剣に耳を傾けてくれました。
盲導犬という大きなテーマの中で、盲導犬の仕事はパートナーを守ること、守ることができなくなったときは引退のときなのだという細かい部分まで教えてくれる絵本です。

読み終わると、4歳の下の息子は、涙を浮かべて抱きついてきました。「なんかこのお話悲しい〜」だそうです。うちにも犬がいるので、愛犬との別れを想像してしまったのかな?優しい心を持ってくれているなぁ、と親ばかながらに、その姿に感激しました。
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自信を持っておすすめしたい 4歳くらいにピッタリかな  投稿日:2013/03/27
1+1=2 たんじょうびに ともだち なんびき くるかな?
1+1=2 たんじょうびに ともだち なんびき くるかな? 作・絵: リュボスラウ・パリョ
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: 小学館
おさるのゴーゴーの誕生日。おうちにはまだゴーゴーひとりだけ。だから「1」。
そこへとらくんがやってきた。「1+1=2」。
次に来たのはカンガルーの親子。「2+2=4」。
誰かがやってきたり、誰かを呼びに行ったり…単調な足し算だけじゃなくて、引き算もうまく交わっているのが楽しいです。
6歳の息子にはちょっと簡単すぎたようですが、4歳の息子にはちょうどいいレベルだったかな。幼児が楽しく数に親しむことができると思います。
絵もとっても綺麗だし、まだ計算ができないお子さんでも、お話としても十分楽しめますよ。
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ふつうだと思う 結果オーライ?  投稿日:2013/03/27
ぞうの しょうぼうし1 エルフは ぞうの しょうぼうし
ぞうの しょうぼうし1 エルフは ぞうの しょうぼうし 作・絵: ハルメン・ファン・ストラーテン
訳: 野坂 悦子

出版社: らんか社
エルフは消防士です。だけどびっくりするくらいドン臭い。
火事の警報がなっているのに、まだ眠っていたり、ヘルメットが見つからなかったり、トイレに入っていたり、毎回毎回出動に間に合わないエルフ。
そんなエルフはついにクビになってしまうのですが…消防士が全員出動しているあいだ、消防署が火事に!そんなときに活躍したのが、エルフでした。
そんなきっかけで、お留守番消防士としての仕事をまかせられることになったエルフですが…個人的には「いいのか?」と思ってしまいます。
もちろん適材適所、自分にあった仕事を見つけるのは大事なことですが、エルフの場合は向いていないとかいう理由ではなく、ただの自覚不足。(寝坊とかトイレって…そうでしょう?)それでたまたま消防署に残っていて、火事を消せたからといって、褒め称えるのはどうかなーと。日本人だから甘いと感じちゃうんでしょうかね…。ただ、子供たちには仕事をする姿勢が「これでいい」とは思わないでほしいなって思います。
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自信を持っておすすめしたい 展開が面白い!  投稿日:2013/03/27
わらって わにさん
わらって わにさん 作: 水野翠
出版社: 福音館書店
「わらってわにさん」がテーマだけど、そんなに単純なお話じゃありませんでした!これは面白い。

仲良しの動物の仲間たち。わにさんが泣いている現場を目撃したにわとりは、わにを慰めようと歌を考えます。その様子を見たりすは、花束を作ることに。
「わにさんを慰めよう」の気持ちはみんなに伝わっていって、総出で慰めに行きました。
だけど…あれれ?わにさん泣いていたんじゃないのね。ある意味”がっかり”しちゃった皆は帰ることにしたのですが…。
ここから先は読んでからのお楽しみ。愛嬌のあるわにさんがカワイイです。

そして何気に…わに、にわとり、りす、すかんく、くま、まんとひひ。仲間はしりとりになってる!珍しい組み合わせの動物たちだなぁと思ったらそんな仕掛けが隠されてました。

一筋縄ではいかないストーリー、展開が楽しいですよ。5〜6歳にオススメ。
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なかなかよいと思う 訳がちょっと残念かな〜  投稿日:2013/03/27
うみべのハリー
うみべのハリー 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
有名などろんこハリーの2作目・・・かな?古い絵本ですが、現代っ子でも十分楽しめます。
今度泥じゃなくて海藻をかぶっちゃったハリー。自分で自分の姿は見えないものね。おかまないなしの行動が、犬らしくて相変わらずの愛嬌です。

こちらのレビューを拝見すると、訳に関しては色々な意見があるようですね。
確かに…ホットドック屋の「いらはい!」は無理があるような気がします。訳者の方も悩まれたんでしょうが…もう少し分かりやすくなっていたらいいのになと思います。というのも、子供が『読む』練習をするときは、さすがに引っかかってしまうと思うので…。その点だけちょっと残念でしたね。
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