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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 私たちの想像力を目覚めさせお子さんと楽しみましょう  投稿日:2012/06/24
はまべには いしが いっぱい
はまべには いしが いっぱい 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
 1961年初版のレオ・レオニさん三作目の作品だそうです。
 浜辺にある石にはたくさんの想像の世界があるんですねぇ〜。

 言葉をやっと発するようになった息子との散歩の途中、道端でかがみこみ小石を拾って、解説をしてくれた息子。
 息子の目には、うさぎさんに見えたりおもちにに見えたりとさまざまでした。
 一緒にしゃがみ小石たちに見入っていると、そう見えてくるから楽しい。
 子どもの遊ぶ想像の世界の奥行きの深さに、ジーンとした記憶が蘇ってきます。

 小石の中に顔があり、数があり文字があるんです。
 中でも、小石をいくつか組み合わせて作られる生き物たちが気に入りました。 
 この作品は、海へ出かける前に大人の方にまず読んでいただきたいと思いました。
 確かにあった私たちの想像力を目覚めさせ、お子さんと浜辺で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 牡丹マジックにかかってしまいました  投稿日:2012/06/24
おうさまのおひっこし
おうさまのおひっこし 作: 牡丹靖佳
出版社: 福音館書店
 ザッと表紙絵を見て、韓国の方の作品かな?と思いました。
 お名前から日本の方と認識。
 日本の男性画家さんだそうです。
  
 恥ずかしがり屋の王様とあわてんぼうのお供6人のお話です。
 王様は困っている人を見ると何かしてあげたくなるのだけれど、照れくさくてお供たちに上手く命令できないんです。
 言葉足らずの王様の命令をいつも勘違いしてしまうお供たち。
 この繰り返しで、お話はとんでもなく大きなスケールへと広がっていきます。
 
 繊細で精緻な筆致と独特の淡いパステルカラーの絵に引き込まれてます。
 そして、お話の筋の中にあるクスリとさせられるユーモアに、あれよあれよという間に読んでしまいました。

 ちいちゃく細かい描写にお子さんたちは目を奪われ、喜ぶと思います。
 大人の方も十分楽しめる作品だと思います。 
 とにかく牡丹マジックにかかってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 当時のお母様への感謝が伝わって来ます  投稿日:2012/06/20
おかあちゃんが つくったる
おかあちゃんが つくったる 作: 長谷川 義史
出版社: 講談社
 書店で表紙絵を見て、『長谷川先生の新刊だ!』と』即気付き、立ち読みしました。
 2見開き目の親子三人の食卓の絵の構図と文で、ハッとしました。
 「てんごくのおとうちゃん」とまったく同じです。
 そうか〜、あの作品と繋がっているんだなって納得。

 おとうちゃんに先立たれ、泣き顔や苦しい胸のうちを一つも顔に出さず、ミシンを踏むおかあちゃんの頼もしさ。
 名前のくだりで、主人公の男の子が長谷川先生ご自身であることも思い出しました。

 おかあちゃんが作ってくれるちょっと変なジーパンやら体操服等に、当惑義気味な義史少年の独白に笑いました。

 しかし、成長した義史先生はこの作品を描きながら、当時のお母様のご苦慮されたであろうご心情へと思いを馳せ、感謝なさっている事が伝わって来ます。

 お子さんたちは笑って読むでであろう“終盤の父親参観日”のおかあちゃんの姿には、書店という事を忘れ、泣かされてしまいました。

 こんな強くて優しいおかあちゃんに少しでも近づきたいなと私も思いました。

 図書館で再会し再び落涙。
 その帰路書店へ寄り購入。
 自宅でゆっくり再々読。
 そして、・・・。
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自信を持っておすすめしたい 石井先生の絵ならではのキャラのピタット感  投稿日:2012/06/20
ぴたっとヤモちゃん
ぴたっとヤモちゃん 作: 石井 聖岳
出版社: 小学館
 今回の主人公ヤモリのヤモちゃん、可愛い〜です。
 くっつくのが大好きで、誰にでもぴたっ。
 この“ぴたっ”の音が耳から離れません。
 とにかく人懐っこくて、相手かまわずくっついちゃうこのキャラは、石井先生の絵ならではのピタット感が出ています。
 終盤このヤモちゃんの無邪気さに皆が魅かれて、“ぴたっ”が繋がっていくところで笑っちゃいました。
 さらに、決して心を許さない様子のカラスくんにまで、ヤモちゃんがくっつけたページで大笑いでした。
 なんか、もう少しヤモちゃんの“ぴたっ”の続きを見てみたいなぁ〜。
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自信を持っておすすめしたい 美しい色彩の情景描写  投稿日:2012/06/20
おおきな木のおはなし
おおきな木のおはなし 作・絵: メアリ・ニューウェル・デパルマ
訳: 風木 一人

出版社: ひさかたチャイルド
 新緑の季節に、“木”をテーマにしたお話会をして来ました。
 また新しい「木の絵本」に出会えました。

 美しい色彩の情景描写とシンプルながら愛らしい表情の生き物たち。
 大きな“木”の生きる姿を四季を巡りながら紹介しつつ、その命も終わりがあることを優しく解り易く伝えてくれます。
 そして、終わった命が次の命を繋いで行ってくれたこともあたたかく表現されています。
 細枝のような字体がまた趣がありました。

 ちいさなおこさんたちもこの作品をとおし、命の再生について感覚的に理解できるのではないでしょうか。

 日本での出版は、本書が初めてということなので次回作も期待しています。
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自信を持っておすすめしたい 祭囃子に合せた愉快な動き  投稿日:2012/06/14
うみのおまつりどどんとせ
うみのおまつりどどんとせ 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 梅雨時のこの季節、いつもさとう先生の作品に元気をいただいています。
 さて今回は、海岸に寝ているおおくじらを起こすため、“おもいっきり やかましい げんき”を持って行くんだそうです。
 この、“おもいっきり やかましい げんき”は、何かしら?とワクワクしながら読みました。
 ばばばあちゃんのことだから、スケールも大きくとっても元気な作戦ばかりなんです。
 ばばばあちゃんたちの祭囃子に、えびにいわしにたこにいかまで愉快な動き。
 さらに、うみの仲間が次々と、・・・。
 さ〜て、問題のおおくじらさんたちが目覚めるかどうかは読んでのお楽しみということで。
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自信を持っておすすめしたい リズミカルな文体と奥行きのある楽しい絵  投稿日:2012/06/11
おすしのせかいりょこう
おすしのせかいりょこう 文: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 金の星社
 お子さんたちは、回転寿司がすきですよねぇ〜。
 未就学児を対象に市民センターで、ボランティアの先輩が読みました。
 表紙絵だけ見たことはありましたが、私も初めて中を読んでもらいました。
 とにかく、リズミカルな文体と奥行きのある楽しい絵が素敵です。
 子どもたちも、興奮気味で前のめりになりながら聞いていました。

 泳げたいやきくん♪じゃありませんけれど、お寿司たちが旅に出ようとするきっかけにクスリとしてしまいます。
 そして、旅した先々の各見開きに、本当にお国柄や独特の空気感がありました。
 一緒にお寿司と旅をしている気分になります。
 私は、エジプトのページで、それぞれのお寿司に可愛い日傘がさしている粋なはからいにやられちゃいました。
 
 お寿司のねたの名前を覚え始めのおこさんたちは、きっと大喜びだと思いますよ。
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自信を持っておすすめしたい ゴブリンのルンペルシュティルツヘンが魅力的  投稿日:2011/12/16
ルンペルシュティルツヘン
ルンペルシュティルツヘン 作: グリム
絵: ポール・ガルドン
訳: 乾 侑美子

出版社: 童話館出版
 ルンペルシュティルツヘ(orヒェ)ン(Rumpelstilzchen)とは、「妖怪がたごと柱さん」といったような意味だそうです。
 Rumpelstilt (Rumpelstilz )と呼ばれるゴブリンの一種は、柱を鳴らしたり板をたたいたりする存在で、家で物音を立てたり家ごと揺らしたりするのだそうです。

 グリムの中で読んだ事のない作品でした。
 とにかく読み始め、欲深い王様・大嘘をつき平気で娘を献上する粉屋と、良い人が出てこない(笑)。
 思わず同情してしまった娘が、小人(ゴブリン)ルンペルシュティルツヘンに助けられ、『良かった良かった〜』と思うのもつかの間、娘もその場しのぎの口約束をしてしまう軽率さ。
 ルンペルシュティルツヘン(ゴブリン)の求めた先の約束も不気味に感じ、何処に焦点を当てたらよいのかちょっと迷いました。

 ま〜、「小人(or悪魔orゴブリン)の名前当て」というところが、お話の中心でしょうねぇ〜。

 賢い娘(ゴブリンのおかげでおきさきになっています)の勝利で終わっています。
 
 中学生の息子が読んで、「ふ〜〜〜ん、ってことは、欲張りだけど王様がいちばん約束を守ったって事。でも、なんか皆好きになれないな〜」って笑っていました。

 私もゴブリンの不思議な力・ちょっと意地悪なところ・そして思わず自分の名前を漏らしちゃうおっちょこちょいなところが、一番魅力的かな〜?
 日本の昔話は、良い人悪い人が解り易くしっかり分け描かれているので、違和感を感じちゃうのかな?

 とにかく、ガルドンの絵がこの摩訶不思議な世界観にピッタリでした。
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自信を持っておすすめしたい 作品堪能の後にお昼寝を・・・  投稿日:2011/12/16
おひるねのいえ
おひるねのいえ 作: オードリー・ウッド
絵: ドン・ウッド
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
 ウッド夫妻の楽しい作品です。
 「おふろじゃおふろじゃ」も楽しい絵本でしたが、こちらも小さいお子さんから眺めても楽しめる作品です。

 扉絵から外は雨です。
 家の中では、みんなが寝ています。
 そう、お昼寝の家です。
 おばあちゃん・ぼうや・いぬ・ねこ・ねずみ、そしてノミ。
 このノミがお話を盛り上げてくれます。
 あ〜、忘れちゃならないのはベッド!

 積み上げ歌のスタイルで、みんながお昼の途中で少しずつ動いて、最後には驚きと笑いが、・・・。

 お昼寝とはいえ爆睡のおばあちゃには、まいりました。
 ページを繰る毎に誰かが移動しているのが楽しい。
 特に、小さいお子さんはノミの追跡に夢中になっちゃうかな?
 ゆっくり作品を堪能し、その後お子さんとお昼寝をしては如何でしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 百戦錬磨の恋の経験でもあるような物知り顔のリスが愉快!  投稿日:2011/12/15
リスとはるの森
リスとはるの森 作・絵: ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳: 松永美穂

出版社: コンセル
 「リスとはじめての雪」がとっても素敵な作品でしたので、春を待てずこちらも借りてきました。

 お話は、白一色だった世界から一変、眠りから目を覚ましたリスは綺麗な色の世界に驚きます。
 そうです。
 春が来たのです。
 ひなたぼっこをして、草の上を転げ回って、おなかいっぱいご飯を食べて、リスもクマも。

 でも、ハリネズミは食べないんです、なにも。
 池に行って出会ったとっても綺麗なあの子のことが、・・・。

 恋なんですねぇ〜(笑)。
 このシャイなハリネズミの恋の成就のために、手伝いをするリス。

 百戦錬磨の恋の経験でもあるような物知り顔のリスが愉快!
 「おんなの子の 心をつかむのは かんたんじゃないぞ、」って言う台詞にプッ。
 「ゆうめいで ゆうかんで いさましくて、めいよと ほまれが あるのがいちばんだ。」っていうところでセルバンテスだ!って大笑い。
 そしたら次ページを開いて爆笑。

 この後の、勇気と誉れの為の危険な戦いの勝利に備え、自分を危険に見せる武装にまたまた大爆笑!
 そして彼らが挑んだ戦いの相手は、・・・。
 ここからもうひと笑いしてください。

 でもでも、その後の彼らの一人相撲のような空回りの結末で、涙が出るほど笑っちゃうと思いますよ。
 あ〜、愉快でした。
 大人の方もお正月休みに如何でしょうか。

 ゼバスティアン・メッシェンモーザーさんの作品、もっと日本で出版されませんかねぇ〜。
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