新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

JOY

ママ・30代・兵庫県、女8歳 女6歳 男3歳

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JOYさんの声

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自信を持っておすすめしたい 盛り上がります!  投稿日:2010/10/03
どこどこ?セブン(7) いろんなくに
どこどこ?セブン(7) いろんなくに 著: 藤本 真
出版社: 自由国民社
 娘の7歳のお誕生日に頂いた本です!

 それぞれのページで7つの間違い探しをする、という写真絵本です。
題材は、ミニチュアの町の風景だったり、物語の一場面だったり…。使われている雑貨や人形も、とってもかわいいもので、女の子は大好きだと思います。

 初めは子どもだけで頑張っていましたが、7つめまで探すのは思ったより難しい…!しまいには大人まで参戦し、みんなで頭を寄せて盛り上がりました。

 でも、まだどうしても解けないページもあり…。子どもたちは時おり出してきてはチャレンジしています。
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自信を持っておすすめしたい 予想以上の反応!  投稿日:2010/10/03
算数の呪い
算数の呪い 作: ジョン・シェスカ
絵: レイン・スミス
訳: 青山 南

出版社: 小峰書店
 算数のフィボナッチ先生が「たいていのことは、算数の問題として考えられますよ」と言ったせいで、生活のあらゆるものが算数の問題に見えてしまう、という呪いがかかってしまいます。

 分数あり、解の公式あり、数式あり…。かと思えば、冗談まじりの問題もあって、緩急がとても心地よく面白いです。娘たちにとって難しいところはスキップして、わかるところだけ読もうかな、としたのですが、「飛ばさず読んで〜〜!!」とせがまれ、読み終わったあとも、ふと、また自分で本を出してきて、問題に挑んでいましたよ。

 そういえば、国語はもちろんのこと、理科や社会は、絵本の題材に関連することが多いですが、算数を話題にした本ってなかなかないですものね。予想以上の反応で驚きました!
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自信を持っておすすめしたい かわいい!  投稿日:2010/10/01
みみちゃんとヤギのビケット
みみちゃんとヤギのビケット 作・絵: フランソワーズ
訳: ないとうりえこ

出版社: 徳間書店
 挿絵には、色々なトーンのピンク色が、多く使われているように思います。独特の温かみのある色彩を見ているだけで、優しい気持ちになれます。挿絵はとてもわかりやすく、小さい子どもにも十分楽しめます。

 3歳だった娘の一番のお気に入りは、ビケットが夜汽車の旅をするシーン。「むねが わくわくするような」旅を想像して、「夜に旅行に行ってみたいな。」なんて言っていました。

 ビケットがみみちゃんの家にもらわれていった後も、とても大事にされ、かわいがられている場面も、とても安心するようで、お気に入りでした。飼っているヤギの小屋に遊びに行って、一日中そこで遊ぶなんて、子どもにとっては本当に憧れることなのでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 昔話は昔話らしい本で。  投稿日:2010/10/01
かさじぞう
かさじぞう 再話: せた ていじ
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
 そろそろ日本の古典にも触れさせたいな、と、娘が4歳の頃に買いました。日本の昔話は、心情が複雑で小さい子どもには結構わかりにくいものが多い、と言われていましたが、その中でも「かさじぞう」は、まだわかりやすい方だと聞きました。

 挿絵も、今までの絵本にはない渋いタッチ。語り口調も、方言が混じっていて、「子どもがわかるかな〜?」という気持ちもあったのですが、要所要所わからないなりに、昔話の世界に浸っていましたよ。このぐらいの年齢だったのが逆に抵抗なく受け入れられたのかもしれません。

 「清貧」という言葉をいつか知ったとき、このお話を思い出してくれたらいいな、と思います。
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なかなかよいと思う 奇想天外なストーリー。  投稿日:2010/10/01
おはぎちゃん
おはぎちゃん 作: やぎ たみこ
出版社: 偕成社
 「おかゆさん」「おいなりさん」など、なぜか呼び捨てにしづらい食べ物が幾つかあります。「おはぎちゃん」もそんな感覚で、敬意を払われて誰かの口に入る、という話だろうか…。読んでみると全然違いました!

 まず、表紙の「ダンゴムシをわし掴みにするおはぎちゃん」の絵に度肝を抜かれます。裏表紙には、見事なネーミングの庭の生き物たち。さらに開いてみると、秋の縁側でおはぎを食べるおじいさんと、おばあさん。「あぁ、この人たちのお話なんだ…。」さらに進むと、それも違いました!

 本当のお話は、おじいさんのお皿から一つ庭に転げていったおはぎが、庭の生き物に「育てられる」という話。とても斬新な発想です。床の下に住んでいるぼた餅の家族が出てくるシーン、とってもいい人たちなんですけど、ちょっとゾクッとするような感触があります。「わたしたちがそだてた、じまんのきのこ」と振る舞ってくれるなんて!この可笑しさは、昔の家の床下のドキドキ感を知っている大人だけが味わえるのかもしれませんが。

 最後のページで性懲りもなく、今度は三色だんごを庭に落としてしまっているおじいさんも笑いを誘います。
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なかなかよいと思う シンプルでわかりやすいメッセージ。  投稿日:2010/10/01
まっくろネリノ
まっくろネリノ 作: ヘルガ・ガルラー
訳: 矢川 澄子

出版社: 偕成社
 学校の読み聞かせでも選ばれているようですが、娘が自分でも選んで図書館で借りてきました。色彩が美しく、シンプルな挿絵なので、すっと引き込まれたようです。

 きれいな色の兄さんたちには「まっくろだから」と遊んでもらえないネリノ。でも、ネリノは真っ黒であることを悩みながらも、とっても健気に、毎日を生きています。

 ある日、「あんまりきれいなんで」捕まえられちゃった兄さんたちを助けるため、真っ黒であることを生かして、ネリノが活躍します。

 どんな個性も素晴らしいんだよ、ということがストレートに子どもに伝わったような気がします。

 大人の目線で深読みすると、ネリノがそんなかわいそうな目にあっていることにまるで気づいていないかのようにも見える両親、助けられたお兄さんたちが、ネリノに「いままでごめんね。」とか言ってあげるシーンがあればいいのに…。と、少し気になるところもあるのですが。
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自信を持っておすすめしたい 音読の方が絶対おもしろい!  投稿日:2010/10/01
ぶたぶたくんのおかいもの
ぶたぶたくんのおかいもの 作・絵: 土方 久功
出版社: 福音館書店
 おかあさんにおつかいを頼まれたぶたぶたくんが、途中でばったり会ったお友達と合流しながら、おつかいを無事、成し遂げる、という話なのですが…。

 初めのページで「きみたち、」と読んだところで、なんかおもしろい話が始まる予感!と、息子がケラケラケラ…。と、笑う準備ができたところで、おつかいのときに口ずさむ軽い歌のテンポもおもしろく、早口おねえさんとゆっくりおばあさんの口調も、オーバーに読んでやるととってもうけました!そしてなんと言っても、このシュールな絵が強烈に印象に残ります(特に、パン屋のおじさん、八百屋のおねえさん…。モアイ像のような人面パンも不思議です。)息子も、ページを開けるなり「なんか、この人、変!!(ゲラゲラゲラ)」とかなり気に入っていました。

 読めるようになってから自分で黙々と読むより、声に出してよんであげた方が断然面白いと思います。子どもにはたっぷり、絵の魅力(魔力?)を味わって欲しいです。
参考になりました。 3人

なかなかよいと思う あるかもしれない!  投稿日:2010/10/01
とぶ
とぶ 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 福音館書店
 昔、私が幼稚園で読んでもらい、すごくドキドキした記憶があります。

 題名の通り、シンプルに「とぶ」ことだけが描かれています。いつも生活している家の周りを、空の上から観察してみると、ちがった景色に見えるから不思議です。

 大空を飛んで、知らない土地を探検するのではなく、普段の生活に少しだけ加わった冒険だからこそ、「あるかもしれない!」と思わせてくれるのかもしれません。
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なかなかよいと思う 自由な発想!  投稿日:2010/10/01
どろにんげん
どろにんげん 作・絵: 長 新太
出版社: 福音館書店
 泥の中から「にゅーっ」とでてきたどろにんげんと、海から出てきたたこ。掘り出したおいもを引っ張り合いしていたかと思えば、突然それをやめて、二人協力して火山に運び、焼き芋を作ります。

 4歳の息子には、「火山」がわかりにくかったようですが、「あついけどときどきおいもをまわし」ながら焼き芋を焼く様子を面白がっていました。

 こんなスケールで大胆に焼いたおいも、きっと美味しいだろうな。

 なぜ、たこなんだろう…??そんな不思議さも吹っ飛ばしてしまう独特の世界です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 親友っていいな。  投稿日:2010/09/27
ふたりは きょうも
ふたりは きょうも 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
 仲良しの「がまくん」と「かえるくん」の短編が5つ、収められています。

 温かみのある挿絵も大好きなのですが、二人のせりふのひとつひとつに、お互いを思う愛情がたくさん詰まっていて、素敵です。

 ふたりは、時に機嫌を損ねたり、意見が食い違ったりして、すれ違うことがありますが、いつも、「どうして相手はこう感じたのかな?」という視点で、お互いの考えを理解しようとします。相手が弱っているとき、余裕のないとき、決まってもう片方が、歩み寄って手を差し伸べるようなシーンがあります。とても思いやりにあふれていて、子どもたちにもこんな友達関係を築いて欲しい、と思わせてくれます。私自身も、家族に対して、友人に対してこうありたいな、と反省しながら…。

 「がまくん」と「かえるくん」は、どちらかが一方的に依存する関係ではなく、どちらもが、頼るときもあれば頼られるときもあり…。とても健全な関係です。これからたくさんの人間関係に悩みながら成長していくであろう子どもたちに、大きくなってもぜひ何度も読んで欲しいと思います。
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