世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

はたらくくるましゅつどうします！（文溪堂）

のりもの好きな子大集合！

てぃんくてぃんく

その他の方・50代・奈良県、女の子22歳

自己紹介: タイムスリップを夢見る　自称永遠の１７歳
絵本も児童文学も、読むのも好きなら書くのも好き。児童書のない生活なんて考えられません。

指導員の傍ら保育園・学童で選書に関わらせてもらったりし、ここんとこ司書をしております。
溢れんばかりの宝島で、お客さんの反応も見ながら、偏向なくなんでも読んでいる気がします。読みすぎて、なかなか絵本ナビに投稿できませんが、良くも悪くも特に印象的だったものは欠かさず投稿したいと心掛けています。
なまらぬる～く見守ってやって下さい。

好きなもの: 竹下文子／鈴木まもる・村山早紀・降矢なな・広野多珂子・甲斐伸枝・今村葦子

「勾玉三部作」　「守り人シリーズ」と文学のファンタジー読みです

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娘は
太宰治・中原中也・芥川龍之介・ダ・ヴィンチ・

「人間失格」「文学少女」「ココロコネクト」など「ダ・ヴィンチコード」を狙い中

（敬称略）

ひとこと: 読み聞かせ大好きの娘も中学生になり、絵本は純粋すぎるなど言って、ラノベや日本文学を読んでいます。
ほぼ３６５日部活のため、朝読の１０分で必死に読破しているようです。

今のとこ、レオナルド・ダ・ヴィンチが大好きで、フリーメーソンなどにハマっちゃっているようです。
太宰治に共感できるようです。中原中也に芥川と、アンダーローストーリーがいいそうです。
……思春期です。
あとはボカロっぽいラノベやアニメっぽいラノベを読んでいます。

母は図書館のなかを乱読中。３行読んだら夢の世界へ行ってしまうことが悩みの種。

てぃんくてぃんくさんの声

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あまがえるりょこうしゃ空の旅　

投稿日：2007/08/12

もりのくうちゅうさんぽ
	作・絵: 松岡たつひで出版社: 福音館書店

詳細に描かれているのにかわいい虫虫ワールド。
あまがえるりょこうしゃ、人間の子供たちの作った紙飛行機に改良を加え、今度は空の旅を提案です。
空の生き物たちの世界を堪能できますよ。

朴の木は知っていましたが、大きな葉っぱばかり気にして花を考えたことがありませんでした。
そんなに強い香りなのでしょうか。虫たちを花のそばに置いてみたくなりました。
虫を始めとする生き物世界にそのまんま入り込めるお話です。虫が好きなお子様なら楽しいでしょうね～。娘も一生懸命見ていましたよ。

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見守ってくれる木　

投稿日：2007/08/12

まいごのどんぐり
	作: 松成真理子出版社: 童心社

どんぐりからではありませんが、かつて見守ってくれる木を持っていた私にはビビーンと響く本でした。
子どもはどんぐりが身近で大好きで、こうして遊んで大きくなりますが、大抵いつかどこかで失ってしまうもの。
子どもの命が続くように、どんぐりも生きて成長して時を刻んでいるのですね。

途中で足音が聞こえないぐらい周りがうるさくなったのに、やっぱり聞こえてしまうシーンはちょっと意味がわからなくて残念でした。

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ほんわかファンタジー　

投稿日：2007/08/12

ネコとクラリネットふき
	作・絵: 岡田淳出版社: クレヨンハウス

児童文学では有名な作家さんですが、絵本も書いておられたのですね。
クラリネットの音でどんどん大きくなっていくネコ。
扉から出られなくなった翌日には家が壊れてしまったので、もう扉から出られないと悩む必要がなくなったくだりでは笑い声があがりました。

飛行船のように飛ぶネコに、娘は釘付け。
ちょっと不思議なほんわかしたファンタジーです。

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男の子はこっちかな　

投稿日：2007/08/12

なつのぼうけんはなはなみんみのなつ
	作: わたりむつこ絵: 本庄ひさ子出版社: リブリオ出版

今回はちょっとした冒険。娘はハラハラしながら読んでいました。
最後はほっ。本当に安心して、春の方がよかったなぁとの感想。
きっと娘には、春の方がまったり読めたのでしょう。母はこっちのが好きかな。

せっかく採って来たお豆だけど、ちゃんとお礼に差しだし、みんなで頂くところが好きです。真にほっとします。

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光源氏のようなオオカミ　

投稿日：2007/08/12

オオカミのごちそう
	作: 木村裕一絵: 田島征三出版社: 偕成社

まさしく偶像崇拝。衝動買いができない私には思いあたる節がいっぱい。たくさん。
最後、涙を流しながらブタを食べる夢を見ているらしいオオカミについ笑いがこぼれます。
まただんだんオオカミは細くブタは大きく描かれているのが、おもしろみを誘います。
なんともいーい感じのオオカミでした。

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毎日学校のプールとゲーム　

投稿日：2007/08/12

まほうの夏
	作: 藤原一枝はたこうしろう絵: はたこうしろう出版社: 岩崎書店

たまらなく身の上と重なる始まり方！
せっかくの夏休みだっていうのに、お父さんもお母さんも仕事。毎日学校のプールとゲームと麦茶、ポテトチップス。ダレダレの小学生兄弟。
イヤッホー！という歓声と共に飛び去る飛行機から一転、田舎の景色が広がります。
体いっぱいで遊ぶ夏。これぞ夏休み。

でも……うちの地域の小学生はどちらかというと、お話のなか真っ黒で走り回っている田舎の子供たちの方だなぁ（笑）
都会から田舎へというストーリー展開に惹きこまれました。
こんな夏をもう一度過ごしたいなぁ。
帰るきっかけもまた、ありがちで納得です。

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親と子の事情　

投稿日：2007/08/05

あったらいいのにな
	作・絵: 古川タク出版社: 文化出版局

子供心をくすぐる「あったらいいもの」。
幼稚園の先生の前まで続くすべり台は、親でも欲しい人がたくさんいることでしょう。
送っていかなくていいし、速そうだし。でもお尻の皮が摩擦で剥けそうか。
全部チョコのお弁当に娘は断然乗り気でしたが、溶けるやん。あ、保冷バッグに入れたら大丈夫かな？
大人ならではの発想も加え、楽しく読みました。

扁桃腺が弱い私。実は同じことばかりなので少ないパターン別に、母の声で怒鳴り声が出る機械とか欲しいですかね。

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土のなかのファンタジー　

投稿日：2007/08/05

くさる
	作・絵: なかのひろたか出版社: 福音館書店

子どもって、下ネタも好きですがハエとかくさるやらカビやらも好きですよねぇ。
スイカにハエ。ゴミがくさい。
娘も惹きこまれました。

内容はいたって真面目な、自然のものは土に還るという循環を描いたもの。
土を掘っていてゴミが出てきたことないやろ？
説明を加えながら、本人も頷きながら読みましたが、理解度は半分くらいかな。恐竜など、いわゆる死体が土になるというのがわからなかったみたい。
ゴミはゴミ屋が持っていくものと思っていた娘に、埋めて自然に還すという内容は良かったな。
これが時には化石と呼ばれるのだと、どうせならそこまで教えたいな。

土に足をつけて生活していない今の世の子に、読んでおきたい一冊かもしれません。

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文章の仕掛けもある絵本　

投稿日：2007/08/05

とうさんまいご
	作: 五味太郎出版社: 偕成社

デパートでお父さんとはぐれた男の子。
子供の視点から父親を捜します。子どもの視点だから低いんですね。一部分だけで。
これが娘の共感を呼び、最後の文章での仕掛けには私が喜びました。
文章の仕掛けは初めてみました。一筋縄じゃいかない作者だなぁ。おもしろーい。

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耳元でのプ～ン　

投稿日：2007/08/05

まよなかのたたかい
	作: ディエリー・デデュー絵: レミ・クールジョン訳: おかべりか出版社: フレーベル館

ベッドのはしにとまっているのを見つけてもそのまんま。あなたはなさけぶかいひと。
ほら、あいつが「ありがとう」だって。
あぁ、そのやさしさが運のつき。
寝られない、真夜中の蚊。耳元でプ～ン。

目の前を飛べばパチンとするかもしれないけど、あくせく叩くことはない蚊。あの時やっておけばと、夜中に後悔し寝不足の朝を迎えることもしばしば。
すっごくわかる、この話。海外のお話とは思えぬ。
夜中の攻防が、スパイ映画のように展開していきます。最後に勝つのはアイツかオレか。
娘も身に覚えがあるらしく、かなりおもしろがって聞いていました。
誰でも経験のあることだけにウケますよ～。

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