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けいぼん

ママ・60代・兵庫県、男の子18歳

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けいぼんさんの声

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自信を持っておすすめしたい お好み焼き!  投稿日:2011/02/22
おばさんのごちそう
おばさんのごちそう 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
先日、保育参観がありました。
一通りの日課を終え、時間が余ったので、先生が読んでくださったのが、「おばさんのごちそう」

「小麦粉サラサラ、ミルクを加えて・・・さあ、何ができるかな?」
と、先生。
子供たちが「パ・・・」と言いかけた瞬間、
「お好み焼き!!!」
と、叫んだ子供が1名。
見れば、我が息子。
「お好み焼き!お好み焼きったらお好み焼き!!」
パン、と言いかけていた他のお友達も、つられて
「お好み焼き!」

先生は、困り果てた顔で
「ほんとにそうかなあ・・・?」
と、再考を促しても、
「お好み焼き!!」
と主張し続けるアホ息子。

懲りない息子はその後、その絵本を借りて意気揚々と帰ってきました。
「この本、おもろいねん」

とにかく楽しい本です。
子供の大好きな「魔法」「お料理」「探しっこ」といった要素がふんだんに入っています。

マクラが長い割に、2行レビューですみません。
ちなみに、お好み焼きは登場しません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 頑張っている先生とお母さんへ  投稿日:2011/01/23
おこだでませんように
おこだでませんように 作: くすのき しげのり
絵: 石井 聖岳

出版社: 小学館
この本の感動は、もう多くの方に書き尽くされていますが、
主人公である男の子にも、先生にも、そして
おそらく、たった一人で懸命に二人の子育てをしているお母さんにも
等しく、優しく暖かいまなざしが注がれているところが
何よりも素晴らしいのです。

子育てに正解などありません。
迷ったり、失敗したりしながらも、
いつでも、何度でもやり直すことができるはず。
そう、信じたいと思いました。

「どうしてこの子、おこだでませんように、って書いたんだろう」
と、不思議そうな息子が、
「あ、でも、ここには、おこられませんように、ってちゃんと書いてあるよ」

最後のページ、家で妹と共に、お母さんに抱き締められている男の子のそばには、小さな笹と短冊が3つ。
先生かお母さんに、正しい書き方を教えてもらって、書き直したのでしょうか。
きっと、優しく教えてもらったに違いありません。
その字を見ると、胸がつまる思いでした。

息子は、この本を読んだ後、しばらく考え込んでいましたが、自分でも短冊を書く、と言い出しました。
去年までは「ピアノがほしい」とか「アンパンマンになりたい」だったのですが、今日書いたものを見ると、こう書いてありました。

「まいにち なかないで ようちえんにいけますように」
参考になりました。 30人

自信を持っておすすめしたい 作ってみました!  投稿日:2011/01/23
ばばばあちゃんのおもちつき
ばばばあちゃんのおもちつき 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
おもちつきって腕が痛くなりそうだし、後始末も大変!
と思っていましたが、意外や意外。
とっっても簡単でした!!
ちなみに、うちにはすりこぎが無いので、麺棒で代用しました。

できたてのおもちがまた、ほっぺたが落ちそうになるくらい美味しいのです。
色々入れずに、オーソドックスな「のり醤油もち」と「きなこもち」だけでしたが、
あまりの美味しさに、2合炊いたもち米で作ったおもちを、息子と二人でぺろりと平らげてしまいました。
つくのも楽しく、丸めるのも楽しい。食べると美味しい。
今度は、もっとたくさん作って、本格的なおもちパーティーをひらきたいな。

ばばばあちゃん、ありがとう!!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 切なくなるほどかわいい  投稿日:2011/01/21
どこまでも
どこまでも 作・絵: アンナ・ピンヤタロ
訳: たわらまち

出版社: 主婦の友社
お母さん向けの絵本は数多くありますが、
この絵本は、今の私の気持ちにぴったりです。

息子は、4才。一人っ子です。
もう、可愛くてたまりません。
この、クマのおかあさんのように、いつも手をつないで、
遊んだり、冒険をしたり、旅をしたり・・・。
息子と二人で見る世界は、なんて素晴らしいものかと思います。

でも、いつかは、息子は自分からつないだ手を離して
一人で旅立ってゆくでしょう。
でも、その時もきっと、心の中では
「いつまでも、どこまでも、いっしょよ」
と、つぶやくことができるような、
そんな、幸せな関係でいられたらなあ、と思います。

息子に、うちにそっくりだね、と言うと、
「でも、幼稚園にいる時は、お母さんは一緒じゃないじゃないか」
と、ふくれっ面をしていました。

甘えん坊親子におすすめです。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい せつなくて 胸が痛い  投稿日:2010/10/09
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
可愛らしい、楽しい絵本です。
息子は無邪気に笑って聞いていました。
でも、マンガのようなシンプルな絵からは想像もつかないくらい
深い意味を秘めた物語です。

乱暴に言い切ってしまうと、これは、乳離れできない子供の物語です。
いつまでも、卵の殻に守られていたい。
親の庇護のもとにいたい、という子供の心。
でも、いつかは、自ら殻を破って、外の世界に飛び出してゆかなければなりません。
それは、気がつかないうちに少しずつ、の場合もあれば、
ある日突然、という場合もあるでしょう。

息子は、ひとりっ子です。
もう、可愛らしくてたまりません。
いつまでも世話のやける、赤ちゃんであれば良いのに、とさえ思います。
でも、それでは、一人前にはなりません。
子供が自分で殻を破るのを、しっかり見届けるため、
抱き締めている腕の力を、少しずつゆるめてゆかなければ、
そう、思いました。

それにしても、読み返すたびに、せつなくてたまりません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 生きとし生けるもの  投稿日:2010/08/17
せんねんまんねん
せんねんまんねん 作: まど・みちお
絵: 柚木 沙弥郎

出版社: 理論社
壮大なスケールの世界を描いた絵本です。
人の一生なんて、ちっぽけなものだなあと感じます。
4才の子供には、少し難しいかもしれませんが、
理解するというよりも、何かを感じ取って欲しいと思います。

作者のまど・みちおさんは、1909年生まれ。
画家の柚木紗弥郎さんは、1922年生まれ。
驚くべきことに、この絵本の発行は、2008年です。

子供が成長するにつれ、折に触れて、読み返したくなる本です。
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あまりおすすめしない おとな向きの絵本です  投稿日:2010/07/29
おんぼロボット
おんぼロボット 出版社: 理論社
かわいらしい絵と、ストーリーにひかれて手にしました。
子供と一緒に読み、最後のページに来た時、「えっ?」
一瞬、理解できませんでした。

もう一度、元に戻って読み、納得しました。
子供は理解できないままでした。
でも、私は、子供が理解できないままにしておきたいと思いました。

悲しい、悲しい、怖い結末です。
絵本ナビ最初の感想で、こんな評価をするのは心苦しいのですが、
子供にはあまりおすすめできません。
でも、大人が読むと、深く、考えさせられる絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 一生のともだち  投稿日:2010/02/02
そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!
そのウサギはエミリー・ブラウンのっ! 作: クレシッダ・コーウェル
絵: ニール・レイトン
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
幼い頃から親と離れて眠る欧米の子どもたちにとっては、眠る時も肌身離さず持っているテディベア(ここではウサギのぬいぐるみですが)は、特別な意味を持つものだと聞きました。
エミリー・ブラウンにとってのスタンリーがまさにそうなのでしょうね。

最初読んだ時は、エミリーとスタンリーの冒険の荒唐無稽さが鼻について、あまり好きにはなれませんでした。
でも、もう一度読み返して、別の思いを抱きました。
これは、徹頭徹尾、子どもの視点から描かれた物語なのです。
大好きな一生のともだちと、世界を、宇宙を冒険し、軍隊にも女王陛下にも負けない、勇ましい女の子。
それは、エミリーがこうありたいと想像する世界の女の子なのですね。

洗濯され、詰め物を入れ直され、ほころびを繕われ、きれいになったはずのスタンリーを、エミリーは「まったくみじめなありさま」だと表現します。
あれほどウサギを欲しがった女王陛下も、同じ思いです。
なぜならそれは、もう「わたしだけの」スタンリーではなくなったからです。

ラストのページがとてもすてきです。

息子は「人のもの、とっちゃあ、いけないよねえ」と考えこみ、
「でも、この子(陛下)とこの子(金色のテディベア)が仲良くなってよかった」と、にこにこ。
3歳児なりに理解している様子です。

たくさんのおもちゃを買い与えるよりも、一つのおもちゃを大切にする子どもになってほしい、
そんな、自分にとって唯一無二のおもちゃに出会ってほしい、と願ってやみません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 一目みて、とりこになりました  投稿日:2010/01/29
いやだ あさまで あそぶんだぃ
いやだ あさまで あそぶんだぃ 作・絵: ヘレン・クーパー
訳: ふじた しげる

出版社: アスラン書房
まず、目をひいたのが「いやだあさまであそぶんだぃ」というタイトル。
翻訳絵本は数ありますが、これは、なんと魅力的な訳ではありませんか。
(原題は「眠ろうとしない赤ちゃん」)
夜ふかし大好きな息子は大喜び。
「いやだあさまであそぶんだぃ」と大声で何度も繰り返していました。

そして、自動車に乗って冒険の旅に出かけたぼうやが出会うものたち。
どこまでが夢か現実かわからない、なんともいえず幻想的な世界が広がります。
読みすすむ内に、自分が絵の中に入り込んだような錯覚さえ起こしました。

「とても、とても、つかれているのに、ぼうやが、ねるまでは やすめないひと」
この一言に思わず涙が出ました。
このお母さん、決して美人ではないのですが、まさに、すぐそこにいそうなお母さんなのです。
丸々太ったぼうやを、身体中でしっかり抱き締めるお母さん。
無造作にくくった髪。
ひたいにかかった縮れ毛。
少し眉間に力を入れて閉じられたまぶた。
その一枚の絵に、すっかり心を奪われてしまいました。

手元に置いて、何度も何度も読み返したくなる本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 産みの親より育ての親  投稿日:2010/01/06
ぞうのホートンたまごをかえす
ぞうのホートンたまごをかえす 作・絵: ドクター・スース
訳: 白木 茂

出版社: 偕成社
なまけどりとの約束を守って、卵を代わりにあたためることになった、ぞうのホートン。
風が吹いても、雪が積もっても、仲間に笑われても、命を狙われても、じっと卵をあたため続けます。
「やくそくしたことは、まもらなくちゃ!ぞうって、しょうじきもので とおってるんだからな!」
と、自分に言い聞かせ続けながら。

これこそが、子どもに対する作者のメッセージだと思いますが、母親の立場で言うと、また別の意味でじいんときます。
誕生してからも、何年も保護者の手を借りなくては生きてゆけないのは、人間だけだと聞きました。
辛くても、笑われても、命を狙われても、子どもを抱いて守ってゆかなければならないのです。

なまけどりは、さんざん遊びまわったあげくに、かえる直前の卵が惜しくなって取り返そうとします。
ところが、生まれたひなの姿は・・・・。
見ようによっては、グロテスクな姿です。でも、ホートンは大喜び。今までホートンに辛くあたっていた人間たちも、仲間たちも、心からの拍手を送ります。ホートンは幸せにくらすのです。
この、力技とも言えるハッピーエンド。多くのことを考えさせられました。
どんな子どもも、愛されて生まれてくるべきであること。
生みの親より育ての親。

3才の子どもには、少しお話が長かったようです。
途中で眠ってしまい、翌朝、
「もう少しページの少ない絵本でお願いします」
と、言われてしまいました。
参考になりました。 0人

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