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「あんこや」親子が楽しい☆
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投稿日:2015/07/31 |
江戸時代のおかしや「あんこや」でのお話。
遊んでばかりの息子あまたろうが
ことわざ「たなからぼたもち」を実際に試したいと言い出します。
父親は呆れながらも、何かを思いついて、やってみることに・・・
大好きな澤野さんが絵を担当、
テーマ(楽しく働く心)にも惹かれて、購入しました。大正解☆
澤野さんの味わい深い絵、和のテイストが
この時代の雰囲気と和菓子屋さんにぴったり。
お茶目なあまたろうやネコ、行き交う人々やお客さん、
それに雑貨小物などが遊び心をもって描かれています。
あまたろうの服、カッパもいたり、大福が・・・
(全て書いたら面白さ半減なのでやめておきます)
読み聞かせのコツなど小冊子でついていたり、何度も見返せて発見があり。
この細かさ、親子でハマります☆
商品を買う人、食べる人が表情豊かにたくさん出てきて
そこがとてもいいな〜と思います。
和菓子と食す人の見返しで
物語をサンドイッチしてあるのもいいです☆
あまたろうの継いだ仕事はこんなにも人に喜ばれるんだと、
親子でほのぼの感じます。
「このお菓子、食べたいね」「これは誰かな?」
会話もたくさん広がりました。
「あんこや」が舞台だから実現するオモシロ実験。
昔の設定だけど、そんなお話も、絵もコミカルなので、
子どもにも読みやすく、すごくウケます。
お話を読みだすと「あまたろうは子どもなのに働かなきゃいけないの?」、
ネズミのアシストに「たなからぼたもちだーーー!!」、
6歳の娘もいつになく身を乗り出して聞き入ってくれました。
この、うちのあまたろうさんにも響くものがあったかな。
仕事への漠然とした不安を、期待や楽しみへと、
「あんこや」親子が変えてくれそうです。
思いがけないところで、本をきっかけに娘はことわざに興味を持ちました!
そう、「たなからぼたもち」は、
うちでは文句なしに面白くって、ためになる絵本☆
これからも親子で繰り返し楽しみたいです。
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お友達になろう☆
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投稿日:2015/07/28 |
お友達を作るお話。
娘もシャイで園など後ろでハラハラして見ていた時代が長いです。
声が・・・出ない。
モモンガくんも恥ずかしくて、無理だと思っていたら。
赤い風船が後押ししてくれます。
運命の素敵なプレゼントで、仲よくなれたね。
動物たちの可愛い風景と
嬉しい結末。
モモンガって飛べるんだよね、
颯爽と飛ぶその姿にスカッとしました。
可愛い絵と物語で、親子でにっこりできます☆
「遊ぼう」がなかなか言えない、
きっかけを待つ子どもに一緒に読みたい作品です。
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わかちあえる喜び☆
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投稿日:2015/07/25 |
キツネくんは楽しみにしていた、わくわくやまへの遠足に行けません。
憂鬱な気分のキツネくんのもとに
遠足帰りのみんながやってきてくれて遠足気分を届けてくれるお話。
絵本全体が優しい。
線も色も淡くふんわりしていてあったかい。
目の輝きだけが白い点で灯されていて、
可愛くてやわらかいイラストです。
わくわくやまでみんなが見つけたものは
どれも最後にキツネくんの場所に集結していきます。
差し出される手は、それぞれに違って、
みんなが一人ずつキツネくんを想っていたんだなぁと感じます。
まあ、どうでしょう。
キツネくんのベッドが、まるでわくわくやまのようになりました。
なんと嬉しい光景でしょう。
その純粋な優しさに胸がいっぱいになりました。
「キツネくん、遠足に行ったみたいだね!」
遠足が好きな娘も嬉しそうでした。
「遠足」って子どものころは聞くだけでウキウキ、楽しい言葉。
行けないなんて、壮絶に悲しいことでした。
大人になった今でもそんな思いは新鮮に思い出せますから、
行けないキツネくんの悲しさに誰もが寄り添えます。
だからこそみんなの心遣い、格別に嬉しい。
優しさで胸がいっぱいになる、とっても素敵な絵本です☆
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みずやりが輝かせる心☆
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投稿日:2015/07/24 |
みずやり当番を忘れてきたなつみちゃん。
家に帰っておじいちゃんとのやりとりで
やっぱり学校へ当番をしに行くという優しいお話です。
おじいちゃんの声掛けがステキですね。
大らかなタッチのイラストが人物、そして野菜たちも生き生きと見せてくれます。
みずをかけての野菜たちの姿に、
やっぱり来て良かったー!!という喜びがはじけます。
見ていて親子で嬉しくなりました☆
みずやりを思い出した時のいいようのない不安な気持ち、
何らかの当てはまる思い出が自分にもある気がします。
どうしよう、どうしよう・・・。
心は行ったり来たり、子どもには大きい決断です。
それを受け止めてくれ、
そして付き合ってくれるおじいちゃんの存在は大きいですね。
おじいちゃんとなつみちゃん、そして輝く夏野菜たちに
元気をたくさんもらう絵本です。
そして、みずやり当番ちゃんとやって良かった、
そんな清々しい場面を見て、
娘にもきっと「やり切る心」、強く残ったと思います。
優しい絵で大切なことを教えてくれる、素敵な絵本ですね。
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伝われ、この想い
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投稿日:2015/07/23 |
当世落語「風」絵本、大島妙子さんによる作品になりますが、
実際に落語でもありそうなお話です。
噺家さんになったつもりで、感情豊かに読んで楽しめる絵本です。
死んだ子どもの手首だけが戻ってくるという不思議なストーリー。
夫婦の会話だけで進む場面も多く、
かなり興奮や恐怖するところもあって、
読むのに、ついつい声を変えてみたり、手を動かしたり、工夫してしまいます。
ちなみにあの世は会話の中にしか出てこないのです。
腕の、いえ声の見せどころですね。
会話の長さや断末魔のような声など、読むのに難しいところはありますが、
読む進めるほどにその感情が自分にうつりこんで、世界に入り込めます。
悲しさ嬉しさの上がり下がりがたくさん、
読み切れば、青空の下の晴れやかな終わりが待っていて、
マラソンを走り切ったような爽快さです。
私は本当は怖い話が総じて苦手で、
手首だけとか地獄が出てくる、このお話は気味が悪い部類なんです。
でも不思議とあたたかい気持ちに。
ニコニコと松吉とともに仕事に行くテの助を見て、
うんうん!良かったな〜としみじみ思いました。
子どもは時折ゲラゲラと笑っていましたが、
最後に感想を聞いたら
へんてこりんなお話だねー、だって!
頑張って読んだのに、それだけ!?でしたが、
「孝行」の意味も知らない子、仕方ないか。
死んでもなお、それぞれがお互いを想いつづけたから
起こった20年目の奇跡。
大島さんの伸びやかな絵に心ほぐされながら、
テの助たちのような強い絆を持つ家族に
自分たち親子もなれたらなと思いました。
子どもにもいつかこの家族の想い、伝わる日が来るでしょうか。
読み手と聞き手、親子ともに精進が必要なようですね。
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探偵ぶりをみたかった・・・
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投稿日:2015/07/23 |
ペンギンたんけんたいが面白かったので
探偵ものが好きな私がつぎにチョイスした本。
うーん、なんとも消化不良な・・・
残されたものが青空を見ながら思いを改めるという最後で、
探偵ぶりはよくわからないまま。
鮮やかな何らかの解決も付けてほしかったな。
登場人物が少なく、文字も絵も大き目なので
読み始めのお子さんにおすすめのシリーズだと思います。
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くらのすけに勇気をもらう
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投稿日:2015/07/23 |
落語はドラマがきっかけで少し興味をもったのですが
なかなか日常で触れる機会がなく・・・。
こうして絵本化されたおかげで
新作落語を手軽に親子で堪能できます。
珍しく、そして楽しい体験ですね。
寄席からお題を集めて作ったという、柳家喬太郎さんの落語は
出てくるものといいい、そのストーリーといい、ちょっと変わっています。
みかんの皮やくらげ、水たまり、幼稚園バスなんかのユニークなアイテムが
大島さんの絵となることに相性がよくて、とても魅力的な絵本となっています。
繰り返しに強い落語とあって、その言葉やお話の面白さはバッチリ。
大島さんの描く、くらげと海の柔らかい絵も味わいがあり、癒されます。
はぐれた子くらげ、くらのすけのお話ですが、
なんと水たまりに落ちてきたみかんの皮をおっかさんだと勘違い。
いやー、それは無理があるでしょ〜と言うところですが、
寂しくなくて良かったなあ、という安堵のほうに気持ちがいくのは
同じ親目線だからでしょうか。
まぁ、この設定でもなんとかアリかと緩やかな気持ちで見ていたら、
なんと、おっかさんを守るためにチカラを出すくらのすけ。
滑稽なようで、意外な場面で成長し、
息子として頑張っている姿に心をつかまれます。
子どもの心の成長って、体の成長と違って見えにくく、
感じることができた際は本当に嬉しいものです。
おっかさんは誇りに感じたでしょうね。
現代の子どもへのルール・見守りは昔に比べて過剰になりました、
子どもの本当のチカラ、自立の心を、それらが阻止することもあるでしょう。
くらのすけと優しく広がる海をみて、私も背中を押される気がします。
わが子もフワフワと自由に飛び立たせる、
そんな風景を重ねてみてしまう絵本です。
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シールがたくさんです☆
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投稿日:2015/07/21 |
上の子のために探していた新刊が出ていました。
下のわんぱくぶっくだと対象年齢から外れてしまうので。
こちらをやっと買えました。
(書店のほうがこちらより販売がかなり早いですね?)
シールがたくさんついたおあそびワークブック。
サンリオ好きやキャラ好きには楽しめると思います☆
ふろくのマルチケースは作成必要の紙です。
ふろくの時計シートは分刻みでよさそうでしたが、
針を作成中に破いて・・・残念でした。
少し難しいページもありますが、
ほとんど初見でさっさとやってしまっていたようです。
サンリオ総選挙などみても、最近サンリオきてるなぁと思うので
しばらく買い続けることになるかな?
ちなみに娘の今一番はぐでたまだそうで、
母はよくわかりません・・・。
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ガーリーで夢いっぱい☆
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投稿日:2015/07/14 |
女の子がまだ眠くない時間を夢みながら
色んなものをベッドの上で演じるおはなし。
可愛いですね。
うとうと少ししかけたら、
電気を消しに来てくれて、ゆっくり休むという終わりも優しいです。
きっといい夢みれます。
女の子に読むと喜びそうなハッピーな絵本です。
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子どもの気持ち
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投稿日:2015/07/14 |
とても評判がいい本だったので
子どもの気持ちを知りたくて親の私が読んでみました。
大きいけどまだまだ不安でいっぱいの1年生の男の子、
小さいけど威勢のいい2年生の女の子。
二人の成長を追っています。
子どもの不安な気持ちや自立までの変化がよく描かれていて
とても心に響きました。
自分も小さい頃、精一杯見栄をはったり、不安を抱えていたことを
少し思い出し、懐かしくも思いました。
子どもの思いを感じ、
親が読んでもとてもいい本だと思いました。
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