![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
夕暮れ時、空にひらひらと飛ぶちいさな生き物。すばやく上へ下へ、くるりと向きをかえ、一瞬で川の水に口をつけて飲んでいる。
それは空を飛ぶ唯一の哺乳類、こうもり。人の親指くらいの大きさで、体重はとっても軽い。手の指の間の皮ふの膜がつばさとなって、蚊や蛾などの小さな虫を食べる。そして、実はわたしたちの生活のすぐそばで暮らしている。
知っているようで、あまり知らないこうもりの生態。小さな体であちらこちらに動き回り、超音波で虫の位置を知り、仲間と身体をよせあって眠り、よくおしゃべりもする。アヤ井アキコさんの描くコウモリは、なんだかイメージしていたこうもりの姿よりもずっと身近でかわいらしい。けれど、その能力はやっぱり不思議で特別。
雨の日はどうしているのかな、冬眠はするのかな、子育ての方法は? その魅力にひき込まれながら、こうもりについてどんどん詳しくなっていくこの絵本。気がつけば、すっかりこうもりのことが好きになっているのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
空を飛ぶ唯一の哺乳類、こうもり。 わたしたちの生活のすぐそばで、たくさんのこうもりたちが暮らしていることを知っていますか? 夕暮れどき、空を見上げれば、そこにも、あそこにも。この本では、都会にすむこうもり、アブラコウモリの生態を紹介します。
えさをとったり、おしゃべりしたりするのに使う超音波、長い冬を乗り越えるための知恵、トーパーなど、こうもりたちの暮らしにはふしぎがたくさんあります。
こうもりって、かわいい。知れば知るほど好きになる、こうもりたちの魅力を愛情たっぷりに描いた絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
こうもりってなんだか嫌がられる存在ですね
夕方に飛んでる尾を見かけます 顔すれすれまでくることもあります
コウモリ鼓ことをこんなに丁寧に詳しく教えてくれた
アヤ井アキコさん 福井大さん ありがとうございます
虫を探して食べている様子 超音波を出していること
私たち人間には聞こえないのです(残念! どんな会話しているか知りたいね)
こおもりの ねぐら・・・ 昼ねむり 夜に活動する夜行性です
そして寒い冬は冬眠しているんですね
こうもりさんも 一狩りと生きているのがこの絵本でよくわかりました
大きさは親指ほど 羽を広げると手のひらほど 重さは1円玉10個ほど
なんだか この絵本読むとこうもりのことがいとおしく思えました! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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