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「なんだか つくえ せまい きがする」
うんうん、机の上には物がぎっしり。確かにこれは狭いみたい。 お父さんもこう言っています。
「きがするんじゃ ない せまいのだ」
すると、お父さんが広い机をつくってくれた! なんだか、すごい広い、気がする。 ちょっと広すぎ…?
あまりにも広いから、誰かがやってきて、机の上で遊びはじめる。 こんな広いところで遊ばない手はないと、どんどん人がやってきて、遊びはじめる。 どんどん、どんどん。 あっちも、こっちも。 なにしろ広いからね。でも…このままいくと…!?
結局この机は広すぎたの?せますぎたの? 広すぎるって、どういうこと? せますぎるって…? わかんなくなってきた頃、結局出てきた結論はこれ。 「つくえはつくえ」 確かにそう。
…え、どういうことかって? それは読んで考えてみてくださいね。 色んな事を考えるのが楽しくなってくるのが、五味太郎作品なのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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「なんだか つくえ せまい きがする」 「ひろい つくえを つくって やろう!」 お父さんが作ってくれたつくえは、とても広い気がするつくえでした。たしかに広い。ちょっと広すぎ……?? なにしろ広いから、なにをしてもだいじょうぶ! でもそのうち……
こんなやばいつくえ、はじめて見たかも! お父さんと子どものかけあいも楽しい絵本。

五味太郎さんの作品ということで、読みたいとおもました。
「つくえがせまいきがする」と感じた男の子。「きがするんじゃない。せまいのだ」と、お父さんが広い机を作ってくれることに。
つくえだけでなく、どんどんと夢と楽しさが広がるお話。想像力というものは、どこまでも広がることができるんだなぁと読みながら実感して、感動してしまいました。
短くてセンスあるセリフも、とても素敵です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子13歳)
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