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
ナマコはほとんど動かない。強くつつけば硬くなり、ゴシゴシこすると溶けちゃって、2つに切れば2匹になる。敵におそわれたら、腸を吐き出し、体はからっぽ。これは一体、どういうこと!? 聞けば聞くほどビックリだらけの、奇想天外なナマコの生きざま。じつは、そのうらには奥深〜い秘密があったのです。人間やほかの動物たちとはまるでちがうナマコという生きものの生態を、徹底的に掘り下げます。知らなくても困らないけど、知っているとおもしろい、ナマコのなぞ。目からウロコが落ちる充実の内容で、今日からあなたもナマコの虜になっちゃうかも!? ナマコ研究40年、大ベストセラー『ゾウの時間 ネズミの時間』の著者が贈る科学絵本。「ヘンなものや気味が悪いものは、研究すべきなんです。あたらしいことがどんどん見つかってくる」という珠玉のメッセージとともに、著者みずから作詞作曲した「ナマコ天国」「超人!? ナ・マーコ」の歌の楽譜つき。

『ドンのくち』や『ほなまた』など、こしだミカさんの大胆で味のある個性的なイラストが好きなので、こちらも読みたいと思いました。
こちらは知っているようで知らない不思議な生き物「ナマコ」の生態を紹介した絵本。
作者さんのナマコ愛を大いに感じる作品です。巻末にはなんと、ナマコの歌の楽譜まであります。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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