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ある冬の昼下がり、やせっぽちのぱらぺこオオカミが、ブタの町に迷い込んでしまいます。おいしそうなにおいに誘われてやってきたのはバレエ劇場。看板には「白ブタのみずうみ」の大きな文字。オオカミはさっそく劇場に入り込み、おいしそうなブタたちを食べてやろうとしますが……。
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ブタを食べたいオオカミがいつの間にかバレエの世界に引き込まれ、本能にくすぐられながらも舞台鑑賞を楽しむ姿がユーモラスです。中表紙に描かれたオオカミはバレエ関連の専門書を開き、部屋にはバレエの絵が飾られていることから、もともとバレエ好きのオオカミだったのですね。食べたい、でもバレエもおもしろい……と静かに葛藤を繰り返しながらしながら迎える結末は、演劇好きなセンダック&マーシャル・コンビならではの演出です。訳者の丁寧な解説による本作誕生の背景を知れば、興味も倍増のゆかいな作品です。 ――(ブラウンあすか)
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おもしろい物語+すばらしい絵 絵本界の巨匠センダックが、天国の親友マーシャル(絵本作家)とコラボレーション!
ある日、ブタの町へ迷い込んだはらぺこオオカミ。ブタを食べようと意気込んで、目の前にあった劇場に入ったものの、思いがけず、バレエのとりこになってしまい…? 「国際アンデルセン賞」他、数々の賞に輝く絵本作家センダックが天国の親友マーシャルに捧げた傑作、待望の初邦訳!

このお話の主人公は、ぶたを食べようと思ってぶたがやっているバレエを見に行きバレエにはまったオオカミでした。うちの子はオオカミがバレエに飛び入り参加して踊ったりしていたのが面白いって言っていました。なかなかぶたを食べないで、ぶたのやっていることにはまるという展開が無いのでとっても面白かったです。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
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