![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
ハロウィーンの夜。仮装パーティーに行く途中で、ジャックは見たのです。月の前を横切る影、ほうきに乗った二人の魔女の姿を! いつもなら勇気が出ないけれど、今日はハロウィーンです。おばけの仮装をしているし、ちょっとくらい怖くたって、へっちゃら、へっちゃら。 ジャックが魔女たちを追って暗い森の中へ入っていくと、森の空き地で何やらパーティーの準備をしている様子。 集まってきたのは、「こおに」に、「ひとくいおに」、そして、たくさんの魔女たち。 なんと、ごちそうは、コウモリのシチュー?!
暗い暗い夜の森、月の光と、森に飾られたカボチャのランタンが、闇を彩ります。 こっそり眺めていたジャックですが、ひとくいおにに見つかってしまって・・・。 ジャックは、無事に帰れるのでしょうか?
ちょっと怖いけれど美しく幻想的に描かれたハロウィーンの夜。 クラシカルな雰囲気もハロウィーンムードたっぷりです。 こんな怖いパーティーに出くわしたら、あなたは逃げたい?それとも混ざって楽しみたい? ワクワク、ぞくぞくする一夜の冒険を描いた、アメリカの古典名作絵本。 新訳で待望の復刊です。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ハロウィーンの夜、ジャックは、仮装パーティーへ向かっていました。すると、夜空をふたりの魔女が飛んでいくのを見つけました。魔女を追いかけて、森のなかへ入っていくと、そこにはたくさんの小鬼や人食い鬼、魔女たちが集まってパーティーの準備をしているではありませんか! こっそりのぞいていたジャックですが、そのうち見つかってしまって…? ハロウィーンのゾクゾクする楽しさがいっぱいにつまった絵本です!
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
『THE HALLOWEEN PARTY』が原題。
表紙の魔女の絵が印象的なので、この意訳に納得です。
ハロウィーンの夜、仮装パーティーに行く途中、
ジャックが出会った不思議な世界のおはなしです。
ジャック自身、お化けの格好をしていますが、
彼が目撃したのは、本物の?魔女、子鬼、人食い鬼。
こうもりシチューだの、おどろおどろしいですが、
かくれんぼをする子鬼たちがほほえましいです。
もちろん、見つかって、食べられそうになったり、スリリング。
出まかせの呪文が本物になるなんて、ハロウィンだからでしょうか。
子鬼のお母さんや魔女たちは、意外に親切ですね。
10分強のやや長いお話なので、じっくり聞けるお子さんに。
(レイラさん 50代・ママ )
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