
きつねの子は、一歩一歩つりばしをわたっていきました。むこうがわにすむきつねの女の子にあえるでしょうか?

仲良しのキツネとクマとウサギの子達が、山奥のつりばしを舞台に展開する小さくて、でも、大きな冒険物語です。
小さなこどもたちが必ず感じる、あこがれ、ときめき、ためらい、そして 勇気、それが丁寧に表現されています。
「つりばしゆらゆら」のつづきのお話なので、先にそちらから読むのがいいと思います。つちだよしはるさんの絵もかわいいです。どこかほっとさせてくれる絵なんです。このお話で幼稚園の学芸会をしました。何回も何回も読んだ物語です。 (ななみやさん 20代・ママ 女の子2歳)
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