箱のなかにはいっているのは?!
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こちらで紹介している本は、何十年もの間読み継がれ、長く子ども達に支持されてきたお話です。大人の方にとっては思わず「懐かしい」とつぶやいてしまう本もあるのでは?読み物の世界に入り始めた低学年の子ども達に、ぜひ出会ってほしい名作の数々を紹介します。絵本と同じように読み物も読んで聞かせてあげることをおすすめします。
「ぐりとぐら」の人気コンビ作者による幼年童話の傑作です。みんなに身近な保育園を舞台にしながらも、いつのまにか不思議な世界と行き来していて物語にすっかり引き込まれてしまいます。絵は白黒、おはなしはちょっと長めですが、大人が読んであげればすっかり夢中になります。面白ければ自然と本の世界に入り込めると立証してくれます
絵本と言っても、幼年童話と言っても関係ない位人気があって定番のお話です。がまくんとかえるくん。仲良しのふたりのちょっとユーモラス、そしてお互いを思いやった故のやりとりのお話が5つ。じんわりくる短めなお話と、表情が面白い雰囲気のある絵。絵本と童話の間にはぴったりの形なのかもしれませんね。。
「がまくんとかえるくん」シリーズ
昔、青い目の元気なこねこがいました。あるとき、こねこはねずみのくにをみつけにでかけました。こねこは行く先々で困難にあいますが、飄々と先に進んでいきます。「おもしろいことをしてみよう。なんにもなくても、げんきでいなくちゃいけないもの」ポジティブで前向きなこねこのお話。時代を超えて愛される名作です。
本の中で初めてちょっと長い冒険に出かけるならこれ!幼年童話と言っても本当によく出来ているファンタジー。絵もとっても素敵。長年小さな子達から小学生まで夢中になってしまうのもうなずけます。少しづつ大事に読んであげてくださいね。地図を見たり、お話を振り返ってみたり。はまったら続編へ!
「エルマーのぼうけん」シリーズ全3冊
とてつもなく声が大きい子ねずみ、それが「やかましやのヤカちゃん」。おかあさんねずみが話すことにも、1回1回とっても大きな声で答える繰り返しはとっても愉快。でもやっぱり声が大きいために、お家の持ち主であるドドさん夫婦に存在がばれてしまって…。「やかましやのヤカちゃん」が「番ねずみのヤカちゃん」になるまでの楽しいお話。ぜひ声に出して読んであげることをおすすめします。
とてもなぞなぞのすきな女の子が、なぞなぞの相手を探しに森へ出かけていきました。そこで出会ったのは、オオカミ!オオカミは、うまそうな女の子だと舌なめずり。しかし途端に女の子になぞなぞを出されます。解けないオオカミは大弱り。なぞなぞがたくさん出てくる楽しいお話です。
ロッタちゃんはおてんばで気の強い女の子。ある日、大事なバムセをいじめられた夢を見て、となりの家の物置きへ引っ越すことにしました。物置きにはかわいい家具や、きれいなままごと道具があって、お人形までいて大満足。でも夜になったら、だんだん悲しくなってきて…。
体は大きいけれど弱虫の1年生のまさや。学校へもひとりで行くことができません。でも、体は小さいのにしっかり者でけんかにも強い2年生のあきよを見て、次第に変わっていきます。登場人物の子どもたちがもつ悩みが身近に感じられ、またそれぞれの良さが丁寧に描かれることで、読む子どもたちを励ましてくれるお話です。
きつねの子が、ある日、きいろいばけつを見つけました。きつねの子はうれしくて、一緒にまるきばしの上をあるいたり、横でうたたねをしたり、ばけつとすっかり仲良しに。きつねの子はばけつが自分のものになればいいなあと願うのですが…。
「きつねの子」シリーズ全5冊
王さまのお城で王子さまが生まれました。王さまはお城に国中の人を呼んでお祝いをするといいます。ごちそうはたまごやき。たくさんたまごやきを作るために、王さまはゾウのたまごを持ってこいと言いますが…。「ぞうのたまごのたまごやき」、「しゃぼんだまのくびかざり」、「ウソとホントの宝石ばこ」の3話収録。
「寺村輝夫・ぼくは王さまの本」シリーズ全11冊
人気作家寺村輝夫さんの軽妙な語り口でつづられる、彦一「とんち話」。お話は「とのさまのぎょうれつ」「しっぽのつり」「たぬきのしかえし」「てんぐのかくれみの」「かくしたおかね」などの11編収録。
「寺村輝夫のとんち話・むかし話」シリーズ
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作シリーズ第1作。
「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズ
北のはての国に住むカム。かあさんのために、どんな病気でもなおすというイノチノクサを探しに火の山へ旅立ちます。火の山のオニ、大おとこガムリィとたおさないと、イノチノクサはとれません。カムが大かつやくする物語です。
ひとりぼっちの小ぎつね、ごんは、ある日、兵十がつかまえたうなぎを、いたずら心から取ってしまいました。ことを知ります。けれどもそのうなぎが、兵十が病気のおかあさんのためにとったものだと後から知ったごんは、罪のつぐないをするのですが。有名な新美南吉の『ごんぎつね』を易しく読める絵どうわで。
「1年生からよめる日本の名作絵どうわ」シリーズ
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