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あくたれラルフのクリスマス

あくたれラルフのクリスマス

  • 絵本
作: ジャック・ガントス
絵: ニコール・ルーベル
訳: こみや ゆう
出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2013年11月
ISBN: 9784569783567

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
A4判変型上製

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みどころ

あくたれねこのラルフは、セイラのねこです。
ラルフはいつも、いたずらばかり。
編んでいる毛糸をひっぱったり、ピアノでクリスマスの曲をひいているのに邪魔をしたり。
「ラルフ、ときどきあなたをかわいいとおもえなくなるわ」と、セイラに言われますが、ラルフは「あっかんべー」をしてへっちゃらです。
ある朝おきると、パーシーという名前のかわいいねこをセイラがだっこしていました。
「なかよくしてね」と言われますが、ラルフは気に入りません。
さあ、ラルフのパーシーへのいたずらがはじまります……!?

パーシーがずっと家にいるのだと思い、セイラをとられたと思うラルフ。
さんざんセイラを困らせたあげく、
「セイラはぼくより、こいつのほうがすきなんだ……」としょんぼりしてしまいます。
あくたれだって、やきもちを焼くんですね。
せっかくクリスマスを迎えるというのに、ラルフが見つけたプレゼントはパーシーへのものばかり。
ラルフのクリスマスプレゼントはどうなるのでしょう?

作者のジャック・ガントスは、子どもたちに、いたずらっ子で、感性ゆたかで、いつもいきいきとしていて欲しいと願い、あくたれラルフのお話を作ったそうです。
石井桃子さんが訳した『あくたれラルフ』につづき、『あくたれラルフのたんじょうび』『あくたれラルフのクリスマス』『あくたれラルフのハロウィン』と小宮由さんによってシリーズが次々訳されています。

とにかく、毎回笑顔になれるラストシーンはみどころの一つ。
中でもこの『あくたれラルフのクリスマス』はめずらしくラルフの甘えぶりがかわいいラストです。
それぞれの作品にファンがいるのも、ラルフのめちゃくちゃないたずらや表情ゆたかな絵が、子どもたちに愛されている証拠ですね。

元気いっぱいの子どもたちと一緒に笑いながら読みたい絵本です。
クリスマスはやっぱり大好きな人と過ごさなくちゃね!

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

あくたれねこのラルフは、クリスマスもいたずらばかり。セイラが編んでいる毛糸を引っ張ったり、ピアノの上を踏み歩いたり……。とうとうセイラに叱られたラルフは、あっかんべーをして、自分の部屋に行ってしまいました。

次の日、ラルフが目を覚ますと、セイラがパーシーというかわいいねこを抱いていました。セイラからパーシーと仲良くするように言われたラルフですが、おもちゃの汽車のレールにパーシーをしばりつけたり、靴下をはさみでちょんぎったり、いじわるばかり……。

そして、クリスマスイブの夜、セイラが、ラルフとパーシーにお話を読んでくれることになりました。ラルフは、いつも通り、セイラのひざの上にすわろうとしますが……。

本作では、ラルフの嫉妬心も重なり、さらに“あくたれ”ぶりを発揮しています。それでも、セイラはラルフを温かく見守り、優しく包み込みます。ユーモラスなお話の中に、深い愛情がたっぷり感じられる絵本。

ベストレビュー

息子、娘ともにラルフに感情移入した一冊

絵本ナビさんでこの絵本を知り、
面白そう!と思って図書館で予約!
昨日やっと、4歳の娘と読みました。

あくたれラルフって、名前からするとイヤナヤツなのかなと思っていたけど、
読んでみると全然そうでもない。
確かに嫌な事はいっぱいしちゃうんだけど、
それにも一つ一つ理由があって、
そのなんとも説明のつかない心の動きが、
とってもよく描かれています。

いつの間にか9歳長男も寄って来て、一緒に最後まで読みました。

誰しも経験したことがあるこの気持ち。
長男は、妹が生まれた後に、
娘の方は、先日遠方から引っ越してきた従弟に、
似たような感情を抱いていたに違いなく、
二人ともラルフにとても感情移入していたようでした。
母としてもなんだんかとってもジーンとしちゃった一冊。

そしてこの絵本、どうやらシリーズもののようで、
あと2冊も是非、長男、長女と一緒に読みたいと思います。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子4歳)

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