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![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
レモンちゃんは、レモンのおんなの子。 おいしい森に、お友だちを探しにきました。
「なかまにいーれーて!」
仲良く遊んでいるフルーツたちに声をかけるレモンちゃん。 ところが、どうしたことでしょう。 フルーツたちには「甘くないからなかまじゃない」と追いはらわれ、野菜たちからは「ごはんのおかずで見たことがない」と仲間はずれ。
「おまえはきっと、あれだ! はじっこにいる"薬味"だよ! やくみはやくみのところへ行きな!」
そうして森をさまようレモンちゃんの前に現れた"薬味"たちですが…… ええー!? サングラスに荒い口調で、なんだかとっても悪そうな雰囲気!? そのころ、おいしい森に忍び寄る、あやしい影がみっつ……
このときのレモンちゃんたちは、平和なおいしい森があんな危機におちいるだなんて、夢にも思っていなかったのです——
イチゴやパプリカの花が咲き、キウイのちょうちょが飛び回る、とってもかわいい「おいしい森」が舞台。 表紙にはかわいらしいレモンの女の子、裏表紙にはフルーツたちが仲良くなわとびをする光景。
メルヘンかわいいほのぼの絵本? いえいえ一味ちがう作品です! 意外な展開がもたらすものは—— お腹を抱えて大笑い? それとも手に汗握る応援? 多くを語れないのがもどかしい作品ですが、大丈夫、最後まで「かわいい」のはまちがいありません!
レモンちゃんは友だちをつくれるか? 森の薬味たちがもつ秘密とは? かわいくってかっこいいニューヒロイン、レモンちゃんの大活躍!
(堀井拓馬 小説家)
![レモンちゃん](/images/4569787126_20171114115550_op1.jpg)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
レモンちゃんは、レモンの女の子。いっしょに遊ぶお友達をさがしに、おいしいもりを歩きます。
りんごちゃん、ももちゃん、バナナくんがなわとびで遊んでいます。「なかまにいーれーて!」レモンちゃんがいうと、すっぱい果物は仲間じゃないと断られてしまいます。野菜のところへ行くようにいわれたレモンちゃんは、なすちゃん、きゅうりくんたちがボール遊びをしているところへいってみます。「なかまにいーれーて!」レモンちゃんがいうと、ご飯のおかずでみたことがないからとまた断られてしまいます。野菜たちに、薬味のところへ行くようにいわれたレモンちゃんは、わさびあにき、しょうがにいさん、とうがらしやろうと出会い……。
すっぱいからと甘い果物たちから仲間はずれにされてしまうレモンちゃんですが、思わぬパワーと魅力を発揮して大活躍! 人はそれぞれ違うもの。お互いを受け入れ、その個性を育むことの大切さが伝わる絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
初めて絵本を開いた瞬間、5歳の娘は「かわい〜!」と一言。
とにかくレモンちゃんをはじめ出てくる子達がみんな個性的で可愛いです。
そして途中で薬味兄さんたちが出てきたところで親子で大笑い。
最後はほっこり心があたたかくなりました。
年中さんの娘は保育園でお友達に「仲間に入れて」と声を掛けても入れてもらえなかったりちょうどそんな悩みが出てきたところだったので、レモンちゃんの気持ちがよくわかるようでした。
「仲間はずれされたら悲しいね」「意地悪してしまったけどごめんねって言って仲直りできたね」と楽しく絵本を読みながらお友達との関わり合いを考えることができました。
私が読んであげた後、自分でも絵本をじっくり眺めて「ママ〜!ちょうちょさんがキウイだよ」「このお花もフルーツ?」など色々と発見をして教えてくれます。読むたびに新たな発見があって楽しいです。
私は妖怪がやられた時の一言がツボでした。
可愛いだけじゃなくて男の子の喜びそうなヒーローも出てくるので、保育園に持って行って読み聞かせしてもらおうかなと思っています。 (シャロウリバーさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子11歳、女の子5歳)
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