![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
あ、危ない! 鉄棒から落ちて頭をゴツン、痛そうです。
痛い時にはじめて自分の体を感じる時ってありますよね。 「ぼく」も同じ。 病院で見せてもらった自分の頭の骨の写真にびっくり。 「うわっ、がいこつ!」 そう、「ぼく」の頭の骨っていうのはガイコツだったのです。
そこから「ぼく」の骨への興味は広がります。 頭の骨が大事な脳を守ってくれたんだ、とか。 胸も心臓も肺も、大事な器官を守っているのは骨なんだ、とか。 ふにゃふにゃにならないで立っていられるのも、からだを動かせるのも骨があるおかげなんだ、とか。 「ふーん。骨ってえらいんだね。」 不思議なこともいっぱいあります。 どうして色んな運動ができるのか、どうして骨は折れてもまた元通りにくっつくのか…。 気がついてみると、身の回りにもたくさん骨があるようです。
骨ってすごい、ガイコツってかっこいい、骨の形って面白い! 読者も一緒にぐいぐいと巻き込んでいってくれるのは、スズキコージさんの陽気でカラフルな絵の世界。骨というモチーフで、こんな魅力的な世界を作り出してしまうなんて…さすがなのです。表紙の絵の迫力といったら!!
からだの不思議や面白さに触れて、自分のからだへの関心や驚きをひきだしてくれる「すごいぞ!ぼくらのからだ」シリーズ。「おなか」「手」に続いての第3弾は「骨」。合わせてお楽しみください。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
てつぼうから落っこちてあたまをゴツン。 病院で調べてもらったら、ぼくのあたまはガイコツだった! 立ったり座ったり、からだを動かせるのも、“ほね”があるおかげ。 身近なたとえとカラフルで陽気なイラストから、 さまざまなはたらきをするほねについて、愉快に学べる一冊。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
スズキさんの絵は、シュールな感じがおもしろいなと思います。
科学絵本もシュールで楽しく、そしてとてもわかりやすいです。
いきなりガイコツを見るとびっくりしますが、この絵本で見ると興味がわいてきます。
小さなこどもから大人まで、ワクワクしながら勉強できていいなと思いました。
スズキさんの科学絵本、これからも楽しみに注目していきたいです。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子12歳)
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