![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
○あらすじ 『ぼく』は『おばあちゃん』がだいすき。いつでも、えがおでみんなをむかえてくれる。かなしいときも、そこにおばあちゃんのとなりにいると、なんだかなみだがかわくんだ。おばあちゃんって、いるだけでいいなあ。そんな、おばあちゃんがびょうきになった。おばあちゃん、いかないで。ぼくは、こころからいのったんだけど・・・。
○編集部より 『ボーイフレンドは104さい』(岩崎書店)『さきちゃんとおばあちゃん』(ポプラ社)などで知られる、松田素子が描く、心に響くお話です。 そこにいてくれるだけで、きもちがあたたかくなる人。 ただ生きていることが、なによりもありがたいと思える人。 そんな『おばあちゃん』を通して、命のつながりの大切さを伝えます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
おばあちゃんは、いつも家にいて、みんなを迎えてくれる。
ただ、そこにいるだけで、僕の気持ちをなごませてくれる存在。
読みすすめていくうちに、息子と2人で、うちのおばあちゃんと同じじゃん、と。
編み物してるのも、テレビ見ながらうたた寝するのも、お母さんに怒られておばあちゃんのところにすがりついていく息子の姿も...
けして声を荒げることなく、いつも穏やかな存在。
でも、我が家のおばあちゃんと、すごく共通点が多いだけに、最後に、おばあちゃんがなくなってしまうという結末は、ちょっと読んでいてもつらいものがありました。
6歳の息子、おばあちゃん大好きの息子は、口をあんぐりでした。
まだ、死ぬとか、いなくなるということがよくわからない年齢。
すごく心に響く本でした。
でも、ずっとずっとおばあちゃんは家にいると当たり前のように思っている息子には、不安をあおるようなところがあり、もうこの本は、当分開かないと思います。 (たかくんママさん 30代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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