![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
昔の算数と、コンピュータに利用されている2進法など最新の算数が、どうちがい、どう発展してきたのかを解説。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
古代のエジプト人がピラミッドを作ったり、洪水の後に土地を測量しなおしたり。遠くにある船までの距離を測ったり、複雑な地形の海岸線を測ったり…よくぞこんな方法を考えて、正確な値をだしたな!と感心した。何度読んでもわからない部分もあったけど、理解できる人にとってはこの本は「実用書」の一種なのでは?と思う。
電車の切符の仕組みや、コンピュータに使われている二進法など、最近の暮らしを支える技術の仕組みも、わかりやすく解説。切符の黒い部分にいろんな情報が入っているなんて、すごいなと単純にびっくりして。大人になって、いい年こいても、知らないことばかり。
算数が弱いので、敢えてシリーズを読破してみようと思い、読み進めてきたが、この本が一番、身近な場面で使われている算数だと実感した。
暮らしの中に便利な技術・知識として算数が生かされているとよくわかるので、大人の人にも役立つのではないかと思う。
こういうことを興味をもって取り組める人があるから、自分たちの生活がどんどん便利になっていくのだと思う。尊いなあ、算数できる人は。できなくて、わからなくても、その素晴らしさがわかったことは、人生を豊かにしてくれた。 (渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )
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