![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
過去何度か出版されている定番のお話です。日本でも、サル山ではボスザルがいて他のサルたちを引っ張って行動することが知られています。ここに出てくるサル王も何百匹も引き連れていたそうです。では、インドのサルはどんなサルだったのでしょうか。「ハヌマンラングール」というオナガザルの仲間が、神の使いということで手厚く保護されているそうです。また「アカゲザル」というニホンザルに似たサルもいるそうです。私は「ハヌマンラグール」ではないかと思っています。このサル王が自分の命を顧みず、窮地に陥った仲間を救おうとした話です。自分を犠牲にしても仲間を救おうとするサル王のリーダーシップを通して、いのちの尊さ・しゃかいの組織を統率する難しさを説いています。子どもたちに勇敢なサル王の姿を感じさせ、生きていくことのたいせつさを伝えていただきたいと思います。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
小学校中学年から高学年の子どもたちに紹介しました。
インドの説話集をもとに作られたおはなしです。
人間のおうさまとサルのおうさまの姿を通して、
子どもたちは
リーダーとボスの違いを感じ取ることができたのではないでしょうか。
さるのおうさまは、人間のおうさまに
リーダーとしてあるべき姿を伝えています。
なかまを まもるのが おうである わたしの つとめです。
あなたも おうさまなら みんなの しあわせを ねがってください
とくに、高学年の子どもたちには、
信頼されるリーダーとして
これから学校でみんなのために活躍してほしいと思います。 (ゆきぽんずさん 40代・ママ 女の子11歳、男の子7歳)
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