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静まりかえった深い森の中で展開するハリネズミ一家の物語。詩人マルシャークが子どものために心をこめて作った詩に、レーベデフが味わい深い絵をつけた、ロシアの代表的絵本。
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「ちいさなこえでよむおはなし」とあるので、声をひそめて読みたくなるお話です。
モノトーンの優しい淡い絵がクラシカルな感じでマッチしています。
しずかなといいながら、その展開は決して静かな場面ではないところもありますがはりねずみのひっそりとした静かな生活がこのまま守られていけばいいのにという思いがしました。
日本では1963年の出版。現在の展開の早いお話や色遣いのきれいな絵本とは趣を異にしますが、絵本の中に流れる静かな時間が古典の持つ魅力だなあと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子11歳)
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