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小さなおじいさんとおばあさんは、家探しの旅に出ます。果物をくり抜いて家を作りますが、そのたびに災難が降りかかります。果たして、ふたりが安心できる住まいは見つかるのでしょうか? 甘いジャムが毎日食べられるいちごの家や、たくさんの部屋と階段があるすいかの家。朝日と夕日が楽しめる、眺めの良いりんごの家など、子どもたちがわくわくするような素敵な果物の家が、次々に登場。小さな世界にイメージ膨らむ物語です。

おじいさんとおばあさんが住んでいた「くるみの実の家」がある日壊れてしまいました。そこで、二人は新しい家を探しに行くのですが、最後に「一番良い家」を見つけるまでの二人の温かなやりとりが、大人としては胸にほっこりとしました。また、結末もとても素敵でした。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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