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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
列車の進行の背景に、それぞれの人の生活の様子が描かれています。町を横断して走り続ける列車は、時間の象徴でもあり、人々は同じ時間を共有して生きています。現実の世界では一人一人の生活すべてをそれぞれが知ることができないように、この絵本でも描かれている人がどんな人で何をしようとしているのかは何も語られていません。列車という時間軸を中心に、人々の暮らしが交差している様子を、自由に想像して楽しむ絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
かがくのとも絵本。
一見普通の電車絵本なのですが、暮らしの息遣いがメイン。
文章は少なく抑え、絵で読ませます。
乗客、鉄道関係者、そこここの人々の暮らしが活写されています。
さらには、町中、住宅地、田んぼや畑、川、森など、
風景もバラエティ豊か。
実は描かれた人々の行動が数ページつながっているのも愉快です。
サブストーリー、いくつ見つけられるでしょうか。
(レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子0歳)
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