著者・かこさとしが「今だからこそ読んでほしい」と話す、むかしばなしシリーズ。<かこさとし むかしばなしの本> 全5巻が復刊決定!
2014年、88歳の今も次々と新作を発表しているかこさとし先生。いつも子どもの心に寄り添っている先生の作品は、親子代々にわたり長く愛されています。
この<かこさとし むかしばなしの本>シリーズは、面白いむかしばなしの中に、“いわれのない不当な苦しさを強いられ、辛さの底に落とされたとき、どうすれば良いか、どう考え行動しなければならないか”を私たちに問いかける問題作です。
第1巻目は『かっぱとてんぐとかみなりどん』。山に住みつく悪い「かっぱとてんぐとかみなりどん」3人組に苦しめられている山の住人たち。ある日、一人の木こりが、息子のとうへいを「食べさせろ」と無理難題を言われて悲嘆にくれてしまいます。ところが、その一人息子。持ち前の機転をきかせ、悪い3人組をやっつける作戦をたてます。さて、その作戦はうまくいくのでしょうか? とうへいの運命やいかに!?
子ども社会も、生きにくくなっている今だからこそ、ぜひ、親子で読んで欲しいシリーズです。このシリーズを読んで「負けない心」を育んでください!
どれも表紙の登場キャラクターは実在しないものですが、ストーリーはどのように展開していくのか、読む前からワクワクしてしまいます。
すみやきのとうべえが、唄をうたいながら、息子の不甲斐なさを語る節、歌舞伎に似たふんいきもあります。するとまずはかっぱが出てきて・・・。悪の3組を倒す痛快話です。 (dic33700さん 40代・ママ 男の子5歳、男の子3歳)
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