![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
おんぷちゃんが太鼓を持って歩いています。「とんとん とととん とん とん とん」と叩くと、カエルさんがやってきて……「ケロケロ ケッケ ケロ ケロリン」と歌います。続いて、アヒルさんも「ガー ガー ガー」。ワニさんは……?
ワニさんは、どうやらカエルさんやアヒルさんのようにはリズム良く鳴けません。さてどうしよう、と、おんぷちゃんたちとちょっとの間、顔を見合わせます……。このページが、次の場面へのわくわくする気持ちを誘うのですよね。
とよたかずひこさんと言えば「ももんちゃん あそぼう」シリーズ(童心社)が有名ですが、他にも愛されるあかちゃん絵本をたくさん描かれています。
本書は、楽器と動物たちのかけあいがとっても楽しい絵本。みんなの焦った顔、がんばる顔、にっこり顔……。どの子もかわいさ満点! 心地いいリズムに、子どもも、声に出して読む大人も、きっと幸せな気持ちになりますよ。
本作は「おんぷちゃん」シリーズのおひさまぎらぎらお散歩バージョン。前作『おんぷちゃんとねこ』、笛の音とねこさんの息ぴったりの春のお散歩バージョンに続く2作目です。これから秋や冬の散歩が続くのでしょうか。どんな楽器が登場するのか、楽しみですね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
おんぷちゃんが太鼓をたたくと、動物たちが鳴き声でこたえます。みんなで行進していくと、そのさきはゾウさんの背中で……。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
読んであげるというよりも、一緒に声を出したい絵本です。
いろんなリズムが出てきます。
おんぷちゃんのたいこがいろんなリズムをたたくと、それに併せていろんな音や鳴き声が加わります。
声に出して楽しい絵本は、みんなにも声を出してもらいたいと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
|