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「のせのせ せーの!」でページをめくったら……あら不思議。思いもよらない姿に大変身。
私の長い髪にちょうちょがのって、素敵な髪かざりに。白い鳥には赤い実のなった大きな木がのって。カニの上にはソフトクリームが、ビーチボールには牛の模様が。さらにさらに規模が大きくなって……!?
海の近くの丘の上に建つ家を中心に、心が浮き立つような美しい風景を舞台にして、なんだかおかしな出来事が次々に起こっていくこの絵本。めくって、のせて、変身して。驚いて、発見して、考えて。最後はいったいどうなってしまったの? そこから先は、読んでいる人が考えてくださいね。
斉藤倫さんうきまるさんによる歌うような楽しい言葉に、くのまりさんによる静かだけれど想像力が刺激されるワクワクする絵。子どもたちにはもちろん、大人もコレクションしたくなるような1冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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唱えてめくると、あら不思議!白い鳥がいます。そのとなりのページには、赤い実がたわわになった、大きな木。「のせのせせーの!」とページをめくると…すてきな羽になりました!真っ白なワンピースがかわいい花柄になったり、ビーチボールが牛の模様になったり…となりのページにあるものが、つぎつぎと絵にのっかっていきます。めくって、のせて、見つけて、楽しい、新感覚の絵本!
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最初は何が起きたのかわからないほどに、とまどってしまったのですが、筋のないストーリー性を感じる、感覚的な世界に気づかされて、繰り返し最初から眺めて楽しみました。
ページをめくると、次々に隣のページの絵を取りこんで、絵もイメージも膨らんでいきます。
どこまで膨らんでっくのかと思ったら、最後は読者に任されて夢の中に入っていきました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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