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ローラは耳がよく聞こえない。話しかけられても、聞き取れないことがあるから、遊びの仲間にも入れてもらえない。悩んでいたローラは、補聴器をもらって…。耳が聞こえにくい女の子の気持ちを素直に描いた絵本。
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難聴の少女ローラの独白です。
耳がよく聞こえないということがどういうことなのか、
ローラの語るエピソードからよくわかります。
「私のせいじゃない」というセリフが心に響きます。
後半は、補聴器という強い味方が登場します。
補聴器にはこんな使い方もあるのですね。
これも、健常者にはなかなかわかりにくい感覚ですから、
なるほど、の世界です。
「私って、すごいんだよ」というローラの言葉が素敵です。
ローラからのメッセージ、きっと同年代の子どもたちに届くと思います。 (レイラさん 40代・ママ 男の子18歳、男の子16歳)
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