
ある日、男が目覚めると頭がなくなっていた!! 奇想天外なストーリーとあっとおどろく結末。 マックロスキーの描く挿絵の美しさにも注目です。
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久々に家族そろって☆五つ。
目が覚めたら頭がなかったという飛びぬけた始まり。
自分の顔を探しに行くために、カボチャやらニンジンやらを仮の顔に仕立てると、「頭がきれる」とか「頭をいためる」とか気になることを村人に言われてしまう。
気がついたらビショップのマジックにかかってしまいます。
話がだんだん変わっていくのに、流れに飲み込まれています。
お祭りで出会った少年とともに、最後は男の顔の謎解きのような展開。
この男の顔っていったいどんな顔だったんだろう?
話のオチですべてが解るのですが、これから読む人のためにこの部分は省略。
ついていけた息子と、マジックにかかってしまった奥さんと、二人が話に集中してくれて、自分もかなり満足。
マックロスキーの絵が冴えわたっています。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)
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