カッコいい赤いミニカー、お気に入りのウサギのぬいぐるみ、サッカーボール・・・。 みんなの大好きなものばかり! 前作では、小さなかわいい動物たちが食べ物の解体作業を 見せてくれた『なにからできているでしょーか?』。 今回はいろいろな物のパーツから組み立て作業を見ていきます。 『なにができるでしょーか?』のタイトル通りこちらもまたユニークな絵本なのです。
ちいさな動物たちが懸命にパーツを並べている様子は 前作同様にとても可愛らしくて思わずクスッと笑ってしまいます。 「なにができるでしょーか?」この問いはページがすすむごとにどんどん難しくなっていきますよ。
このカラフルな木の柱は一体何につかうのかな? この小さな丸いドーナツ型のパーツは?長い細い棒は?
動物たちが遊びながら見せてくれる組み立てマジックに子どもも大人も夢中になっちゃいます。
作者の大森裕子さんがユーモアたっぷりの届けるこのシリーズ! 是非ともシリーズで集めたいですね。 何から何まで完成品に囲まれている毎日だからそれを作っている部品を知るのが面白い。 完成品になるためには、その部品を組み立てる時間や作っている人がいるのだと 感じられることも子ども達にとっては大発見。 好奇心をますます刺激してくれる今回の絵本もおすすめですよ。 小さな動物たちにもご注目!かわいい絵本です。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
好評の前作「なにからできているでしょーか?」の姉妹編登場! ばらばらの部品やパーツをみんなで力を合わせて組み立てると、子どもたちの大好きなものが、つぎつぎと姿をあらわしてきます。
「なにからできているでしょーか?」の次にこれを読んでみましたがこちらもパズルのようで子供と盛り上がりました。意外にもサッカーボールは難しかったようです。たしかに、あんな白と黒の切れ端からボールが出来上がるなんて子供は思ってもみないでしょうね。短いながらも学びがありました。
最後は作ったもの皆総動員で子供も「これはあの時ので〜」とひとつひとつページを戻って楽しんでいました。 (たちばなさん 30代・ママ 女の子5歳)
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