新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
ロンと海からきた漁師

ロンと海からきた漁師

  • 絵本
作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦
出版社: 徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥2,200

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

絵本ナビ在庫 残り2

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2015年06月30日
ISBN: 9784198639679

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
B4判40ページ

みどころ

高いビルがならぶ海辺の町のはずれに、そまつな小屋でひとりで暮らす少年がいました。
名前は、ロン。ロンは海で魚をとって暮らしていました。
蓄えの魚が底をつきかけ、どうしても魚が必要だったロンは、死んだ父の教えをやぶって嵐の海に舟をだします。
大波にのまれそうになりながら、ロンが必死でつり上げた「大物」、それは――ガイコツだったのです。

逃げるロンが、おそろしさのあまり気を失うと、ガイコツはそっとロンを小屋へ運びます。
やがて目をさましたロンは、震えるガイコツに自分の布団をかけ、火を焚き、ありったけの食料を差し出しました。
ロンのぶんの魚を食べ尽くし、最後のスープまで飲み干したガイコツの手は、いつしか人間の手に変わり……?

中国生まれのチェン・ジャンホンは、『ウェン王子とトラ』『この世でいちばんすばらしい馬』など感動的な絵本作品を世に送り出している作者。
水墨画の手法で描くダイナミックな絵がフランスなどでも高く評価されている注目の作家です。
ジャンホンの描く “目の表情”はすばらしく、ロンのおそろしさに見開かれた目や、わずかな食料を差し出すときのまなざしの緊張感には、思わず息をのむほどです。
ガイコツが立ち上がり動く迫力はすごいのですが、読み聞かせでは意外にも子どもたちはこわがらず、ただじっと見入っていました。
ガイコツの姿にはこわさと同時にあわれさがあり、子どもたちは自分をロンに重ねあわせて読んでいたようです。

孤独なロンとガイコツが互いを受け入れる場面は心に迫ります。
百聞は一見に如かず。ぜひ一度ご覧になっていただきたい絵本です。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

ひとり、魚をとってくらす少年ロンは、どうしても今日の獲物が必要だったので、死んだお父さんの言いつけをやぶり、嵐の海に舟を出しました。すぐに、つり糸がぐいぐい引っぱられますが、大きなうずに飲み込まれそうになった直後、ロンがつり上げたのは、ガイコツでした。家にまでついてきたガイコツが、食べ物をほしがるので、ありったけの食料をやると…? 父をなくした少年と、息子をなくした漁師の出会いを描く、ドイツ児童図書賞作家の大型絵本。

ベストレビュー

ガイコツの迫力

今までのチェン・ジャンホンの絵本からすると、現代的なお話ですが、迫力は全く変わりません。
海から現れたガイコツの存在感と迫力は満点。
それに子どもを失った父親のガイコツだとわかって、少年の境遇と重なり合って悲哀も加わりました。
ガイコツが人間の姿に変わるところについては、映画シーンのようで圧倒されてしまいました。
二人はこのまま幸せに暮らしていくのでしょうね。
(ヒラP21さん 60代・パパ )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ




【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

ロンと海からきた漁師

みんなの声(7人)

絵本の評価(4.75

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット