『いただきバス』『いもほりバス』『たなばたバス』につづく4作目。 可愛いバスくんとねずみたちが活躍する人気シリーズ。 藤本ともひこさん流の、ゆかいな言葉遊びがたっぷり入ったシリーズに、節分のお話が登場です。
きょうは節分。バス停に大きなマスクをしたバスくんがぽつんと待っています。 ねずみのみんながのこのこやってきて 「あれ? マスクなんかしてどうしたの?」と聞きます。 バスくんは「なにをのんきにしてるんでございバスか。 かいじゅうおにが まちのみんなを おににしてるんでございバスよ!」 えっ、どういうこと? 一体何が起きているの?
バスくんに乗りこんだねずみたちが、町で見たのは……。 「かいじゅうおに」がごほごほごー!と咳をしまくる姿。 咳をあびたみんなにツノが生えて、次々おにに変わる姿でした。 たいへん! 町のみんなを助けなくちゃ。 バスくんとねずみたちの、おに退治がはじまります!
いつもびろーんとのびたりジャンプしたり破天荒なバスくん、今回もやってくれます。 びっくりの豆まきで、おにを撃退、かぜも撃退! 豆があたってかいじゅうおにが崩れていく絵は迫力満点ですよ。
さあ、ごほごほごほー!と咳が聞こえてきたら「おには そとー! ふくは うちー!」 元気いっぱい豆をまいて、かぜも撃退しちゃいましょうね。 最後はおいしそうな恵方巻きも登場。 楽しい節分の1冊にどうぞ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
『いただきバス』『いもほりバス』『たなばたバス』に続く、バスシリーズ4作目です。今日は節分。ところが、町ではカゼオニが大暴れしています。バスとねずみくんたちは、カゼオニをやっつけるため、豆を持って町に向かいます。 毎回、行事に合わせて、お話を作ってくださる藤本ともひこ先生。今までにない楽しい節分の絵本を作りたいと三年以上かけてできあがりました。かいじゅうオニが出てきたり、バスからたくさんの手がのびたり、子どもたちが楽しめる要素が満載。その上で、節分行事もわかるないようになっています。皆さんも豆まきで悪い鬼をやっつけてくださいね!
いただきバスシリーズは、最初から
なんだか駄洒落でおもしろいと思っていて、
どんどん季節にあわせた続編が出てくれるので
楽しみにしているシリーズですが
今度は節分!
いいですねえ。いつも食べ物が出てくるのですが
今回は恵方巻き!
しかもでっかい!
風邪をひいたねずみがカゼオニになっちゃって
そのこたちが固まって怪獣になっちゃうんですが
これが結構気持ち悪い…。
スイミーっぽい感じで。それより細かいので
結構怖いです…。でも、子供たちには大うけ!
この季節、風邪とかインフルはすごく恐れているので
(そういう風潮ですよね、今)なんか、明るくやっつけよう!っていう
ノリもいいですね。 (はっしゅぱぴーさん 40代・ママ )
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