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クリスマス人形のねがい

クリスマス人形のねがい

  • 絵本
作: ルーマー・ゴッデン
絵: バーバラ・クーニー
訳: 掛川 恭子
出版社: 岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!

税込価格: ¥2,200

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作品情報

発行日: 2001年11月12日
ISBN: 9784001108576

出版社のおすすめ年齢:中学年〜

おはなし

クリスマスイブの朝、ブロッサムさんのおもちゃの店では、大勢のおもちゃたちが「今日こそ誰かに買ってもらわなくちゃ」とささやきあっています。きのう箱から出してもらったばかりのクリスマス人形、ホリーもその一人でした。
 一方、孤児院で暮らす女の子アイビーはクリスマス休暇中の引き取り手が見つからず、「幼子の家」という別の施設に送られることになっていました。サンドイッチ、りんご、切符、2シリングのお金と施設の住所の書かれた紙切れを持ち、アイビーは汽車に乗り込みます。ところがアイビーは住所の紙切れをひきちぎり、「あたし、おばあちゃんのとこへ行くんだもん」と、身寄りのない自分を否定するかのようにつぶやいて、偶然見かけたアップルトンという町で汽車を降りてしまいます。
 その夜、アイビーはアップルトンの町の市場で生まれて初めてクリスマスの賑わいを体験します。ブロッサムさんのおもちゃの店は、この町の一角にありました……。

みどころ

これは、お人形と小さな女の子の願い事のお話です。主人公である孤児アイビー、クリスマス人形ホリーを中心に、おもちゃの店で働く少年ピーター、子供のいないジョーンズ夫妻、またおもちゃのふくろうアブラカダブラなど、登場人物のキャラクター描写とストーリー展開が巧みに紡がれたクリスマスの名作となっています。初版は1958年。2つあるいは3つの場面が同時進行し、運命の出会いに至るまでの過程が豊かな情景と共に語られるストーリー展開は見事の一言につきます。アイビーとホリーの出会い方にも心温まる素敵な仕掛けがあり、後半は小説を読み進めるかのような楽しみが味わえます。作中最後に「もし、こうならなかったら……」という仮定文がいくつか並びますが、運命とはこういうものかと不思議な気持ちに駆られることでしょう。どんな苦境にぶつかっても涙しないアイビーの強さにも胸が打たれます。
 作者は『人形の家』や映画化された『黒水仙』などに代表される英国人作家ルーマー・ゴッデン。イラストは米国を代表する挿絵画家バーバラ・クーニーが担当しました。原書タイトル『The Story of Holly and Ivy』は、よく知られた賛美歌『The Holly and the Ivy』からとられています。
 「心から強く願えば奇跡は起こる、求めれば願いは通じる」――。訳者があとがきで記すように、この願いがクリスマスの意味を交えて温かく描かれた本作品は、今後も末長く読み継がれていくことでしょう。
――(ブラウンあすか)

出版社からの紹介

クリスマスが近づき,施設の子どもたちはそれぞれに休暇を過ごす家へ.帰る家のない女の子アイビーと,女の子に買ってもらえるのを待ちこがれている人形ホリーのねがいごとがかなう,クリスマスの奇跡の物語.

ベストレビュー

願いをかなえる力

クリスマスイブの朝、おもちゃ屋のショーウィンドウに
並べられたホリー。
クリスマスカラーの衣装を身につけ、子どものもとへ
行けるのをじっと願うホリー。

その願いを意地の悪い言葉で、遠ざけるおもちゃの
ふくろう。
おもちゃたちは、それぞれにクリスマスに子どもたちを
もらえるか!どうかを深刻に話し合うのです。

赤のドレスに、緑のペチコートのホリーが愛らしい。
絵本を開くと、見返しは赤。
美しい絵本です。
字数は多いのですが、苦にならず読み進むことができます。
こどもさんが一人で読む場合は、中学年以上でしょうか。
やや長めの文章ですので、、
次女は、この本を小さなアイビーになぞらえて
読んだようです。

そして、身寄りの無いアイビーという六歳の少女が
出てきます。
この子はクリスマスをひとりぼっちで過ごすため、
幼子の家に向かうのです。
たった一人で、、

クリスマスの祝いで賑わう町並み。
そして、アイビーが一人パン焼きがまのそばで、
眠る描写。

ホリーは、
わたしのクリスマスの女の子が会いに来てほしいと
願いを続けるのです。
イブの夜、真夜中に教会の鐘の音を聞きながら。

ここにもう一方、こどものいないジョーンズ夫妻が
出てきます。
ジョーンズさんの奥さんは、美しいホリーを見かけ
こども時代を思い出します。
そして、もみの木を買い求め、赤いキャンドルに
火を灯すのです。
そして、、ちいさくつぶやくのです。
「どこかで、、ちいさな女の子がみつからないかしら、、」

ちいさな人形のねがい、、
それは叶うのかもしれない。

作家、挿絵画家、、どちらも亡くなっているのですが、
この本のちいさなねがいは、永遠に受け継がれていく
ことでしょう。
クリスマスの祈りが聞こえてくるような、、
あたたかい絵本でした。

(撫子さん 40代・ママ 女の子18歳、女の子12歳)

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