これは笑えます! 「いちにちおもちゃになっちゃおう」とは主人公の男の子の言葉。 まずは試しにクレヨンになってみる。クレヨンになってみるってどういう事でしょう。 想像してみてください、絵を描く時のクレヨンの仕事と言えば・・・(!!) 想像以上の光景が繰り広げられ、そして大笑い。そりゃ大変な事です。 けん玉になってみると?カスタネットになってみると? もう次から次へとたたみかけられ、笑い苦しんでいるうちに子ども達も理屈でなく感覚で理解してしまうでしょう。 「おもちゃって結構大変なんだねえ。大切にしなきゃね。」と。 これだけ笑わせられた後にこんなしみじみとした感想が漏れてくるこの絵本。 気になってしまった方は是非開いてみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おもちゃって、たのしそうだな。よし、いちにちおもちゃになってみよう。
いちにちくれよん。紙にこすりつけられて、いたたたた〜。
いちにちコマ。ぐるぐる目がまわってきもちわるい。
いちにちぬりえ。ぐちゃぐちゃにぬられて、変な顔。
いちにちつみき。ぐぎぎぎぎ〜 上のつみきが重たいよ〜。
けんだま、ピーヒャラぶえ、カスタネットに鉄道模型……。ほかにも、いろんなおもちゃになってみた。だけど、おもちゃって思っていたより、たいへんなんだな〜。
楽しい擬音に、ユーモア満点のイラスト、親子で読んで思わず笑える、愉快な絵本。
おもちゃを大事に扱わないお子様、おもちゃをお片づけしないお子様に、おすすめの一冊!
ぎゃははは!面白〜い☆
ふと「おもちゃになってみたいな」と
考える発想も新鮮だったし、
実際におもちゃになっちゃって、
しかも、ナルホドそうなるな〜☆
って、納得の大爆笑☆
大抵のおもちゃは、痛くて辛くて大変だって
ことも分かったし。(笑・腹痛い・・・)
この本を読んだら、おもちゃへの感謝の気持ちが
芽生えてくるかも?!
娘も、自ら手に「これ、読んで〜」と持ってくるほどの
気に入りようでした。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子4歳)
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