ある日、巣から落っこちたことりちゃんを見つけた「ぼく」。 「ぼく」はことりちゃんをそっと抱き上げ、体を洗ってあげたり、ミルクを飲ませたりと親身になって世話をします。 家につれて帰り、寝る前には本を読んであげ、元気になるとさえずり方を教えました。 そして、鳥たちのところへ飛び方を教えてもらいに行き、とうとうことりちゃんは自由に大空を飛べるようになって…。 子どもにも大人にも読んでほしい温かな世界 小さい者への限りない愛情を描いた、フランスの人気作家アンド レ・ダーハンの作品を、 芥川賞受賞作家の辻仁成が珠玉の言葉で綴った絵本。
とても不思議な絵本でした。
タイトルから、ことりを育ててとべるようにする・・・というのは想像がつくのですが、そもそも主人公はなぜ空がとべるのか?とかそういう説明は一切ありません。
私としてはことりがとべるようになるよりも、主人公がとべることのほうが驚きでした。
最後も育てたことりを見送るのかと思いきや、一緒にとんでっちゃうなんて・・・最後まで???な感じの絵本でした。 (ミキサー車さん 40代・ママ 男の子3歳)
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