「どうくつぶろ」から、「釜ぶろ」、「秀吉のおふろ」、「湯屋」、「銭湯」まで、 私達の生活に欠かせない『おふろ』の歴史を描いた絵本です。美しい古典やまと絵とわかりやすい説明で、 見れば見るほどおもしろいおふろが満載!奈良時代から、現代まで、時代に合わせて様々な姿を見せてくれるおふろから、 その時代を生きる人々の生活も感じられる1冊です。
この本を刊行するきっかけは、去年、著者の菊地ひと美さんから頂いた「絵本を出したいんです」という 一本のお電話でした。菊地さんは、日本画家兼江戸風俗研究家として、すでに何冊も大人向きの著書を 出されているのですが、(講談社からも、『江戸おしゃれ図絵 衣裳と結髪の三百年』という本が出ています) 全て文章がメインのもので、絵がメインのものはありませんでした。日本画家として、絵がメインの本を出したい、 ということで、お電話くださり、たまたま私が電話をとり、お会いすることに。打ち合わせには、歴史好きの (N)部長も同席し、菊地さんからご提案いただいたアイデアの一つである「おふろの歴史」がおもしろい! ということになり、あれよあれよという間に刊行することになったのです。しかし、新入社員の私と、 絵本は初めての菊地さんで作る類書のない絵本。構成はどうすればよいか、文章をどうすればわかりやすくできるかなど、 苦労しながらも、打ち合わせに打ち合わせを重ね、ようやく大人も子どもも楽しめる「おもしろくてためになる」 絵本が出来上がりました。総合学習や、自由研究にもオススメの一冊です。ぜひご覧ください!(担当編集者より)
もともと、外国人の夫&5歳の息子に、
ニッポンの誇るお風呂文化のレキシを
見せてやろう!と上から目線で図書館から借りてきましたが、
私のほうが、
「エー!」って感じでした。
むかーしはお湯ではなく蒸気のお風呂だったこと、
銭湯でも男女混浴だったこと(でも全裸ではない)等、
知らないことがたくさん!
5歳の息子は、「平安時代」とか「鎌倉時代」とかは
???なので、
今から何百年くらいまえだよ。と説明。
主に絵を見て理解していた感じ。
私は五右衛門風呂に入ったことがあるので、
「これはママ入ったことあるよ!」なーんて、
ちゃかり自慢もできて、
私が一人満足した一冊でした。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子1歳)
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